実家のお庭には、ブラックベリーが生えています。
ブラックベリーはとんでもなく丈夫な植物。

たいして手入れしなくても、勝手に伸びて、
勝手にいっぱい実をつけてくれます。

でも、そのまま放っておくと、
枝があっちこっちに伸びてしまうので、
今日は、その枝切りに奮闘していました。

お庭仕事は向いていないと思いつつ、
ブラックベリーを美味しく食べたいという
食い意地だけで、なんとか頑張りました。

枝切りだけでもヘトヘトだったけど、もうひと踏ん張りして、同じく伸び放題になっていたオレガノと、ラベンダーたちもカット。

チョキチョキ、チョキチョキ。

無駄な枝や、葉っぱを切り落としていると、
傷んだ髪の毛をカットしている
美容師さんみたいだなと思いました。

昔の私は、植物を「切ること」って、
なんだか可哀想なことをして、申し訳ない。
そんな気持ちになることがありました。

でも、傷んだところ、余分なところを
そのままにしておくと、
病気にかかりやすくなったり、
最悪は枯れてしまうこともあります。

だから、「切ること」って、
可哀想なことでもなんでもなくて、
むしろ、そうしてあげた方が、
植物たちのためになるし、
彼ら？彼女ら？も、きっと喜んでくれるはず。

カットしたオレガノとラベンダーは、
キレイに束ねて、スワッグに。

かなり適当に作ったけれど、
窓越しに吊るしてみたら、
なかなかイイ感じに仕上がりました。

仕事を終えた後の一杯は、
キンキンに冷えたビール…じゃなくて、
今日も、アイスハーブティー。

初収穫のブラックベリーを添えて、
贅沢な気分になれました。