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正直の罪と嘘の罪

みなさんどうやって折り合いをつけて生きてるんですか?

分からなすぎて立ち止まってうずくまって泣いている。

昨日一日、素直に生きてみた。
自分に嘘をつくのをやめてみた。
そうしたら、周囲にそれはもうとても心配されてしまった。
どうしたの元気ないけど、大丈夫?って。
その言葉が呪いのように重くて
やっぱり笑顔の仮面をかぶってないとだめなのかなって思ってしまった。
私は無理してないとだめなのかなあ。
正直でいるって罪なのかしら。

今まで嘘をつくことが普通の人生だった。
嘘をついて自分を騙し騙ししながらなんとか耐え忍んで生きてきた。
気を抜くと仮面が剥がれてしまいそうだから、
つるぎを持ちよろいを着て、ハリネズミになって生きてきた。
でももう誰も傷つけたくないし自分も傷つきたくないと思ったら
自分を覆っていたトゲが萎えてしまうのがわかった。
嘘には嘘で罪がある。

進むことも戻ることもできずにただひとり舞台に立っているだけなのだから

うつをはじめて発症した時とも
入院したときとも
大事な人を失った時とも違う苦しさ。

彼岸に引き寄せられてしまいそうで怖い。
川の水は冷たくて気持ちがいいだろうか。

……いけないいけない。
この気持ちは作品に昇華させて、私は生き延びなきゃ。

じわじわと足元にひんやりとした感覚が迫ってくる。

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