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オタワにあるカナダ国立美術館で先住民族の映画作家による映画を観て非常に感銘を受けた帰り、酒を買うためにカナダ人の友達と車でオタワを巡っていた。カナダで酒を買うのは簡単ではないようだった。 ホームレスが多いあるエリアを通っていたとき、男性が車の前に立ちはだかった。サングラスをかけていたが、先住民族の男性だったと思う。彼はしばらく無言で車の前にいて、前に進みたかったら俺を避けて行けとジェスチャーをした。そして、その通りに友達は車を動かした。友達(フランス系白人)は、こんな体験は
コロナパンデミックが始まるまで住んでいたブライトンではカフェが多く、そのカフェ文化を自分も楽しんでいた。 日本に帰ってきて同じような感触のカフェを探したが、どうもしっくりこない。東京でもエスプレッソベースのカフェはたくさん現れたが、その違いを言語化できずにいた。 そんな中でも数少ない寛げるカフェ(オーナーはカフェではないと主張している)のオーナーとカフェ論を交わしていたら、オーナーが「自分は余白を大事にしている」と話してくれ、自分がカフェに何を求めていたか、またなぜその店が好
ヒーローの哲学の最終話です。 ヒーローは犠牲をしなければいけないものなのか。アヴェンジャーズ Endgameのアイアンマンのパターン、「ジョジョの奇妙の冒険 第5部」ジョルノの言葉等を通して考察します。
今回は、イメージが重なっているヒーローとリーダーを分けて考えてみました。 もう一回、「マッドメン」に言及します。
今回は、憧れ(人への、生き方への)がいいのかを考えてみました。 坂本龍一の追悼でもあります。
スピーチも行動として、そして状況を動かしていくようなヒロイックな行為として捉えられるかもしれません。
今回は、前進と撤退について。 ヒーローが行うとされている前進は、兵士の道徳とも重なっているのかも。 撤退のできるヒーローもいます。
ヒーローを遠い存在としてしまうと、日常生活の「英雄的」行為の可能性に気付かなくなるかも。。という話をしました。とりあえずは、「勇気」の話から。
文学研究者のサイードの議論を通じて、文化的な系譜に連なることについて考えてみました。 それも、一種のルーツではないか。
移民がどこで埋葬されたいと思うか。。。が気になり、修士論文として書いたことがあります。そのときにインタビューした中国人の女性から、新たな視点をもらえました。 R.I.P. MFDOOM
ワシントンのホステルで会った母娘から、聞いたルーツにまつわる話。 R.I.P. Gift of Gab
RootsからRoutesへの捉え方のシフトを、自分のアメリカ体験をベースに語ります。そして、高橋幸宏さんの追悼。 江藤淳とは大分違った内容になっていますよ。 「世界史の解体」 https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784753102044
Roots(起源)とRoutes(軌跡、道のり)を重ねて、自分のルーツを考え直してみること。 日本に生まれた自分とアメリカに生まれた妹の(ルーツ)の違いとは? そして、hiphopアーティストのPeople Under the Stairsの追悼。
私の昔からの友人JとNというイギリス人男性(白人)が住んでいるフラットに引っ越した。 ある晩、Nはキッチンで料理している自分を発見し、話しかけてきた。初めてのまともな会話である。Nは哲学を読むのが好きなようで、二人で「哲学をする」とはどういうことか?等と議論して盛り上がった。 ひとしきり会話した後、Nはかなり酔っ払ったようだったので、自分は部屋に戻った。Nも自分の部屋に帰って寝た様子だった。ところが10分くらい経ってから、ノックの音がする。開けてみると、腕と胸が血だらけで