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#14 自分完結型から他人頼れる型へ


「あ、だいじょうぶです!あとは自分の仕事だけですから」

仕事の中で、よく言ってしまっていたこと

今までは自分のことだから、自分を犠牲にすることが美徳かなとも思っていたし、人に仕事を任すのは荷が重い(新人や、若手ならなおさらだと思う)

しかし、自分の仕事をこなしていくにつれ、仕事ができるスピードがぐんぐん上がってくる。そうすると、また新しい仕事が増え、いつの間にかに処理することが出来ない仕事が山積みになる

その結果に生まれてくるが、惰性で処理する仕事と、山積みの仕事の中に埋もれてしまう自分

果たしてそれは、仕事を受注したクライアント(僕にとっては患者さん)にとって意義のある仕事だったのだろうか。いや違うものであっただろう

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去年の7月〜12月の時期、自分で発信することを控えていた時期がある

職場では、2年目看護師として、先輩からの指導の目が離れ自分の判断で業務をこなす事が増えたり、新人のフォローをしながらベテランとの共生を図りながら自分なりに病棟内を駆け回った。さらに、自分の今後の働き方や学生の頃から実現したかった事を形にしていきたいと考えていた時期である

冒頭の文章で察した人もいるかと思うが、あれもこれも欲張った結果、僕はキャパオーバーからの思考と行動がショートしてしまった。笑

それも「自分のことだから、自分でなんとかしないといけない」「他人にふれるものなら、満足のいくものにならなくては」など、自分の頭の中だけでぐるぐると考え続け、いつのまにか考えることが足枷になり前に進もうとすることに抵抗感が出ていた

更に、発信することも辞めてしまった。弊害として、他者との距離感が遠くなり孤立度が加速してしまうこともあった

その時期は、何を考えても、どこに行こうとも、「自分で決めなくてはいけない」などと考える事が多く、元々 優柔不断かつ、何をしてても楽しく生きられる僕にとっては、暗いトンネルの中にいる気分であった

実のところ、ネットで、「うつ病のチェックシート」を引っ張りだしても、チェック欄には該当しないし、会う人に対しては空元気で割り切っていた。態度には見せなかったけど、だいぶすり減っていた。休日はほとんど寝て過ごしていたし感情は平坦化していた

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どうやって暗闇を抜ける事ができたのか

それは、発信することを再開することであった

些細なことでいいし、マス(大衆)には響かなくてもいい、無視されても誰かに届けばいいという気持ちで再開した発信は、周りの反応がちらほら出ていく中で少しずつ自分の自信に蓄積された

特に、自分の好きな人たちからは「お前がいれば、よくわからないけど安心できる。ありのままが素敵」と言われたことをきっかけに、最近では自分でも回復してきたなと自覚している

自分一人で悩んでいても、最適解は他にあるのだとも知った今、僕はなるべく他人に頼ることが増えた

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幸運な事に僕らはSNSを駆使して発信することで、世界中のだれかが反応してくれる可能性がある。

SNS上や世界には、自分より優れている人が半端なくいる。革新的なアイディアや文明に衝撃を与える事が出来る成果なんて、奇跡に近い。だからこそ「世界を変えてやろう」なんて思っている人になろうと思う人はきっと多くない

世界は変わらないけど、発信することで誰かの光になることもある 

この文章があの頃の僕と同じように、日々に埋もれているような人のもとへ届けばいい

そう思う今日この頃でした

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今日使わせていただいた写真
@平野太一
https://note.mu/yriica

写真は素敵だし、noteの内容もすごく勉強になるので勝手にrecommendです!!


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