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本を読んでは独り言note

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日々読書をする中で頭の中に浮かんだあれこれや、記憶に留めておきたいあれこれを、独り言のように書き記していきたいと思います。
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記事一覧

『世界は贈与でできている』を読んでは独り言・其の二

薬局の現場で薬剤師が患者さんに 渡しているものは薬なのだろうか もちろん薬は渡している …

絵本『フィンドゥスが小さかったころ』を読んでは独り言

先日 ある患者さんから相談を受けた その詳細は省くが 簡単に言うと 心療内科の先生が 話を…

『スマートな悪』を読んでは独り言・其の二

かかりつけ薬局 という言葉を ご存知だろうか あるいは かかりつけ薬剤師 という言葉でもい…

絵本『気のいいバルテクとアヒルのはなし』を読んでは独り言

日頃薬局の現場で 患者さんの様子を見ていると まるでその方の心の声が 聞こえたかのような 不…

『世界への信頼と希望、そして愛』を読んでは独り言・其の十四

二十代後半で 釜石にやってきた そこから かれこれ十四年ほど 釜石で暮らす中で あれやこれや…

絵本『おうしのアダムがおこりだすと』を読んでは独り言

「わたしがブッとばしてやる!」 何やら物騒な言葉だが もうすぐ6歳になる娘が よく言う言葉…

『世界は贈与でできている』を読んでは独り言

先日友人との会話の中で 『世界は贈与でできている』 という本が話題となった その友人が 現在読んでいる本とのことである それを聴き 私は本棚を探した 本書が発行された2020年に 購入し一度読み終えているからだ 久しぶりに再読してみよう そんな衝動に駆られた しかし 本棚を見ても どこにもない 本棚といっても 本を積んでいたり 本の奥に本があったり 狭いスペースを 最大限に利用しようと 本を置いているだけなのだが それが逆に 本を探しにくくさせている そ

絵本『ツバメのたび』を読んでは独り言

チュビチュビチュビ〜 燕の鳴く声が聞こえる 空を見上げると 燕が追いかけっこをしている …

『目の前の神様』を読んでは独り言・其の四

薬剤師として 学ぶ機会には事欠かない 所属する学会の研修会や 書籍などたくさんある しかし…

絵本『木を植えた男』を読んでは独り言

環境について考える 環境と言っても 地球環境ではなく 生活環境のことだ 日頃 薬局で働く中…

『手の倫理』を読んでは独り言・其の五

私は服薬指導という言葉に 何とも言い難い違和感を覚えている と言いつつも 日頃薬局で働くし…

絵本『ゆりかごになりたい、とヤナギは言った』を読んでは独り言

まだ幼き頃 将来は何になりたいか? というお決まりの言葉に 胸をときめかせながら あれやこ…

『絶滅できない動物たち』を読んでは独り言

医療とは何だろうか 以前のnote記事にも書いた気もするが 過去の駄文を読み返すこともなく も…

絵本『かあさんはどこ?』を読んでは独り言

「図書館に行くけど一緒に行かない?」 「いい、いかない」 もうすぐ6歳になる娘は最近 図書館についてきてくれなくなった 娘なりに 今この瞬間に やりたいことがあるのだろう 中断するのが嫌なのだと思う 図書館に限らず 食事やお風呂や歯磨きや睡眠など ありとあらゆる場面で 中断しない感じだからだ 娘の気持ちを尊重してあげたい そう思うと同時に それでいいのかという疑問も浮かぶ 日々葛藤している 子供の自由を尊重したいが 妻や私も家族の一員であり 家族の自由も尊重し