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語彙力について考えてみた

日課のVoicy『荒木博行のbook cafe』

荒木マスターが語る話を聴きながら、
自身の語彙力のなさを痛感する。

昨日8月16日の放送では『言葉のメンテナンス』
について語られていた。

『言葉のメンテナンス』

はじめて聴く表現であった。

◼️語彙力を増やす方法


以前の放送で、どうやって語彙力を増やすのか?
荒木マスターの意見が語られていた記憶がある。

私の記憶が確かならば、文章を読み、
面白いと感じた表現をストックしたり、
実際に使ってみる、その繰り返しが、
語彙力を向上させる
といった内容だったと思う。

今でこそ『本の要約サイトflier』で要約を読み、
気になった本を購入し読んでみる、という読書習慣が
ついたものの、圧倒的に読書量が少ない私。

しかも購入した書籍を全て読んでいるわけでもなく、
積読が増えていく日々。地道に読んでいきたいが、
語彙力向上の道のりを、歩み始めたばかり
といったところであろうか。


◼️なぜ語彙力を向上させたいのか


noteを書いたり、Twitterで呟く中で、
自身の文章を振り返ると、同じ表現に終始している
と気付かされる場面がある。

特にTwitterでは顕著だ。

noteと異なり、見返さずにツイートしてしまうし、
何より後から編集できないからだと思う。

私のツイートによく使われる言葉として、
『色々と考えさせられる』もしくは
『色々と気付かされる』がある。

確かにインプットの際には考えさせられたり、
気付かされたりする場面が多いのだが、
あまりに芸がないなぁと実感するのだ。

そんな時は語彙力を向上させたいと切望するものの
ズボラでポンコツな私は、また同じことを繰り返す。

努力が足りないのだ。


◼️憧れや羨望


日々VoicyやPodcastで情報をインプットする中で、
パーソナリティの方々に憧れを抱く自分に気がつく。

それは、先程も語ったように、
自身の語彙力のなさを痛感したり、
あるいは、自身の考察の稚拙さに辟易としたり、
そんな中で、自身にないものを持つパーソナリティに
『憧れ』や『羨望』を抱くからなのだろう。

あんな風になりたい。

そう思う背景には、私自身が目立ちたがりだったり、
自己承認欲求が高いからなんだろうと自己分析する。

自己分析する中で、そんな自分を浅ましく思うことも
多々あるが、自分自身で自己を認めていくしかない、
そう切り替えていく毎日である。


◼️サピア=ウォーフ仮説


『憧れ』や『羨望』以外にも、語彙力を向上させたい
と思うキッカケとなったのが、以前flierにも登場した
ドミニク・チェン著『未来をつくる言葉―
わかりあえなさをつなぐために―』である。

その中に出てくるのが、昨日の放送中にも出てきた
『サピア=ウォーフ仮説』である。

まだ読み進めている途中の『未来をつくる言葉』から
その仮説の定義について引用したいと思う。

「この言語観は、 20世紀の前半に活動した言語学者のサピアとその学生であるウォーフによって継承された。彼らは、ネイティブ・アメリカンの言語研究を行いながら、「特定の言語グループに属する人間にはその言語に固有の現実世界が立ち上がる」という仮説を打ち立てた。この仮説は多くの科学者に影響を与えたが、それはフンボルトが主張した差別主義的な文脈ではなく、むしろあらゆる文化を相対的に捉える視点を育んだ。「サピア゠ウォーフ仮説」として知られるこの言語的相対論は、常に論争の対象となってきた。」

—『未来をつくる言葉―わかりあえなさをつなぐために―』ドミニク・チェン著
https://a.co/hkkX57p


簡単に言ってしまえば、
言葉によって見える世界が異なるといった考え方だ。

この仮説に沿って考えると、
語彙力に乏しい人と語彙力に富む人を比べると、
両者は見えている世界が異なることになる。

見えている世界が異なれば、それは思考や考察にも
影響があるのではないだろうか。

語彙を増やし、もっと考察できるようになりたい、
そんなことを思って今日も過ごしていきたい。


こんなポンコツな私ですが、もしよろしければサポートいただけると至極感激でございます😊 今後、さまざまなコンテンツを発信していきたいと思っておりますので、何卒よろしくお願いいたします🥺