宇宙ゴリラ

独身フリーター子供部屋おじさん。無敵の人に極めて近い何か。

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    初心者DTMer である私“宇宙ゴリラ”がYoutubeにある How to 動画を参考に曲を作ったり、音作りの勉強をします。主な制作ジャンルはEDMです。

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青空文庫を300冊以上読んだゴリラのおススメ作品16選。

年末に青空文庫のおススメ作品を呟いたんですけど、想像していたよりも多くの方に反応を頂くことができました。見て下さった方、本当にありがとうございます。100以上もRTされるなんて言うのは初めての経験で、本当に驚かされました。こうなってくると、Twitterだけでなくnoteにも投稿したい!と思い記事を書きました。 紹介する内容はTwitterと同じですけども、すぐに読めるように青空文庫のリンクを貼っていますので、ガンガン試し読みしてみて下さい。では、さっそく紹介していきたいと

    • 人間の正体は何か?100年前に記されたSFのような結論とは。

      背景(イントロ)人間の正体(本質)について記された本書は発刊当時、匿名で発表された。 匿名の作者の正体は「マーク・トウェイン」 「トム・ソーヤーの冒険」などで知られた著名な小説家である。 なぜ彼ほどの著名人が名前を伏せてこの本を書いたのか? それはこの本の内容があまりにセンセーショナルであったから。 アメリカ文学の巨匠すら、その影響を称えたマークトウェインが匿名で発表するほどの主張とは何なのか? 「人間とは何か」の主題この本の主題は「人間とは機械である」という主張である

      • 現代人にこそ刺さる哲学書。「人生の短さについて」の感想。

        ◆ 基本情報・作品名  人生の短さについて 他2編 ・作者   セネカ/中澤務(翻訳) ・出版   古典新訳文庫 ・出版年  2017年3月9日 ・ジャンル 哲学 ※ 表題の「心の安定について」以外に「母ヘルウィアへのなぐさめ」「心の安定について」の2編が収録されている。」 ◆ 内容 人生は浪費すれば短いが、過ごし方しだいで長くなると説く表題作。逆境にある息子の不運を嘆き悲しむ母親を、みずからなぐさめ励ます「母ヘルウィアへのなぐさめ」。仕事や友人、財産とのつき合い方をアドヴ

        • 感想|ラブセメタリー/木原音瀬

          ◆ 基本情報・作品名  ラブセメタリー ・作者   木原音瀬 ・出版   集英社 ・出版年  2020年7月17日 ・ジャンル 小説  ◆ あらすじ「……僕は大人の女性を愛せません。僕の好きな人は、大人でも女性でもないんです」甥に対する密かな欲望を抱え、妄想に囚われ苦しむ百貨店のエリート外商・久瀬圭祐。欲望がいつか暴走するのではと恐怖し、治療を求めて精神科クリニックを訪れるのだが――。小学校教師の森下伸春は遠い昔、幼い少女に繰り返し恋をした。そんな自分の嗜好を知りつつも、あ

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          感想|噓つきみーくんと壊れたまーちゃん/入間人間

          ◆ 基本情報・作品名  噓つきみーくんと壊れたまーちゃん ・作者   入間人間 ・出版   角川・電撃文庫 ・出版年  2007年6月10日 ・ジャンル ライトノベル ・備考   このライトノベルがすごい! 2010年 7位 ◆ あらすじ 御園マユ。僕のクラスメイトで、聡明で、とても美人さんで、すごく大切なひと。彼女は今、僕の隣にちょこんと座り、無邪気に笑っている。リビングで、マユと一緒に見ているテレビでは、平穏な我が街で起こった誘拐事件の概要が流れていた。誘拐は、ある意味

          感想|噓つきみーくんと壊れたまーちゃん/入間人間

          感想|青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない/鴨志田一

          ◆ 基本情報・作品名  青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない ・作者   鴨志田一 ・出版   電撃文庫 ・出版年  2014年4月24日 ・ジャンル ライトノベル ・備考   テレビ・映画アニメ化 ◆ あらすじ ――ねえ、キスしよっか。そう言って僕をからかってきた彼女は、しばらくして僕の前から消えてしまった。 図書館にバニーガールは棲息していない。その常識を覆し、梓川咲太は野生のバニーガールに出会った。しかも彼女はただのバニーではない。咲太の高校の上級生にして、活動

          感想|青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない/鴨志田一

          感想|螺旋じかけの海/永田礼路

          ◆ 基本情報・作品名  螺旋じかけの海【新装版】 ・作者   永田礼路 ・出版年  2019年12月 ・ジャンル SF漫画 ※ 2015年10月に講談社から出版後、契約解除。のちに作者が再編集を行い、電子書籍として配信される。 ◆ あらすじ「ヒトの線引きからあぶれた生き物を好きにしていいのなら、私も私を好きに扱っていいだろう――?」 遺伝子操作が産業として発達し、人間であることの線引きを自由に操作することすら可能となった世界。水没した街の残骸で暮らす人々の中には、人間以外の

          感想|螺旋じかけの海/永田礼路

          感想|猫を抱いて象と泳ぐ/小川洋子

          ◆ 基本情報・作品名 猫を抱いて象と泳ぐ ・作者  小川洋子 ・発行元 文藝春秋 ・出版年  2009年1月12日 ・ジャンル 小説 ・備考   2010年本屋大賞5位  ◆ あらすじ「大きくなること、それは悲劇である」──この警句を胸に11歳の身体のまま成長を止めた少年は、からくり人形を操りチェスを指す。その名もリトル・アリョーヒン。盤面の海に無限の可能性を見出す彼は、自分の姿を見せずに指す独自のスタイルから、いつしか“盤下の詩人”と呼ばれ奇跡のように美しい棋譜を生み出

          感想|猫を抱いて象と泳ぐ/小川洋子

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          Lofi HipHop作ったよ。

          Laugh Monkey | Lofi Hip Hop / Chill Beats 作業のお供になれば嬉しいです。

          Lofi HipHop作ったよ。

          再生

          インターネットは現代の箱男 ~安部公房「箱男」を読んで~

          安部公房の「砂の女」に続いて「箱男」を読んだ。 読んだ印象としては、 ・難解 ・物語に没入させることを拒否した作り ・筋が無いようである小説 といった感じ。 自分が読んだ作品の中で近い位置に感じるのは芥川龍之介の「歯車」。 あらすじや登場人物について書こうとも思ったが、話が入り組んでおり上手く書ける気がしなかったので断念。代わりに箱男とネットの共通点について思ったことを書いていく。 ※以下にネタバレあり ◇ 箱男とネットの共通点 作中で複数の「箱男」が登場する。箱男

          インターネットは現代の箱男 ~安部公房「箱男」を読んで~

          初心者におススメ! 文豪作品10選

          こんにちは。どうも、宇宙ゴリラです。 最近、Twitter にて 「文豪の作品読んでみたいな~」 「文豪の作品って何から読めばいいんだろう?」 みたいな呟きをチラホラ見かけました。 確かに、文豪の作品ってとっつきづらいよな…ということで、本記事では僕の独断と偏見で読みやすい文豪の作品をまとめてみました。 ※あくまで独断と偏見なので、玄人の方は優しい目で見て下さい。 ◇そもそも文豪の定義とは?作品を紹介する前に、文豪ってなんぞやという話。調べてみると文豪の明確な定義は

          初心者におススメ! 文豪作品10選

          サウナーの聖地「神戸サウナ」が最高だった件。

          サウナーの聖地「神戸サウナ」 TVや書籍で紹介されることも多く、日本一のサウナに挙げる人も少なくない。そんな「神戸サウナ」に、地元民の癖に行ったことのない男が一人…。 というわけで、今回は「神戸サウナ」に行ってきた感想を書いていく。 ① 神戸サウナの基本情報 ⇧写真は公式サイトから引用 ■ 住所 神戸市中央区下山手通2丁目2-10 ■ 最寄り駅 JR・阪神・阪急・地下鉄の三宮駅から徒歩5分圏内 地下鉄の西出口が一番近い。 ■ 料金 ・サウナ&スパ 利用料 (最大8

          サウナーの聖地「神戸サウナ」が最高だった件。

          ショートショート |「ゲームの住人」

          もし、この世界がゲームだったらどうする。 この世界がゲームだったらね。この世界がゲームって知ってるのは自分だけって設定でいいの? そうだな。知ってるのは自分だけって設定にしよう。 事実を知ってるのが自分だけなら、私はどうもしないかな。今まで通りの日常を送るよ。 意外と冷めてるのな。みんなに教えたりしないのか。 だって、証明できないことを主張しても誰も信じてくれないでしょ?それとも、私はこの世界がゲームだって証明できる証拠を持ってたりするの? いや、そんなものは持っ

          ショートショート |「ゲームの住人」

          ショートショート |「僕は目をそらす」

          みんな、心のどこかでおかしいと思っている。 でも、誰もそれを口には出さない。 なぜかって? 自分がおかしいと思われたくないからさ。 だから、みんな目をそらし続ける。 目をそらすことが正しいことだと信じて。 だけど、たまに目をそらすなよって言ってくる奴がいる。 すると、みんな怒るんだ。 お前は間違っているって。 心の中ではそいつが正しいって分かっているくせに。 怒られ続けたそいつは、やがて疲弊して音を上げるだろう。 そして、怒っていた人達は言う。 ほら俺たちの言ったとおり

          ショートショート |「僕は目をそらす」

          リドルストーリーって良いな…と米澤穂信さんの「ボトルネック」を読んで思った。

          僕は最近まで、リドルストーリーがあまり好きではなかった。 理由は単純に、結末が明確ではない物語が気持ち悪いから。 でも、最近「ボトルネック」という小説を読んで、考えが少し変わった。 結末を明確にしないことで、表現できるものがあるのかもしれないと。 ボトルネックは米澤穂信さんによる、パラレルワールドを主題とした青春SFミステリ小説である。 「ボトルネック」の簡単なあらすじ 自分の住む環境とは似て非なるパラレルワールドに迷い込んでしまった少年。彼は、パラレルワールドと

          リドルストーリーって良いな…と米澤穂信さんの「ボトルネック」を読んで思った。

          【イラスト】太宰治を分かりやすく紹介!

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