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たまには本屋に行った方がいいと思った話

最近はAmazonやら楽天やら、ネット通販が発達したこともあって、いくら読書好きと言えどわざわざ本屋を訪れる機会も減ってしまった方も多いのではないかと思います。

かくいう私もその一人でして、本はAmazonや楽天で探していました。探し方としては、売上ランキングを見たり、そのとき興味のあることのキーワード(例えば「美術」とか「歴史」とか)で検索して、それで出てきた本から選んで買う、という感じです。

もちろん、そうやって買った本に不満があるとかそういうわけではありません。

問題は、「自分の興味のある本」しか見つけられないことです。

いいことなんじゃないかと思われるかもしれませんが、このやり方では「自分の意識してなかった本」が見つからない、ということです。世界というのは自分が思っているより広いもので、今まで意識してこなかったり、知ってさえいなかった世界もあるわけです。そして素晴らしいことに、どんな世界であっても本はあるわけです。

この間、たまたま訪れた本屋で二冊、本を買ってきました。

一冊目、『万国お菓子物語』。
二冊目、『エビはすごい カニもすごい』。

私は今までお菓子をむしゃむしゃ食べてきましたが、それがもともとどんなものだったかなて考えたこともありませんでした。
カニはともかく、エビは今までたくさん食べてきましたが、「なんか海とか川にいる虫みたいなの」程度の認識でした。

ちなみに、ブルボン朝の歴史みたいな本も面白そうだったのですが、お財布と相談して今回は見送りました。

つまり、今まで一切興味を持っていなかったものに興味を惹かれる瞬間が、本屋にはたくさん転がっているわけです。興味の対象は多い方が人生を楽しむ機会も増すと思います。

皆さんもぜひ、本屋に立ち寄ってみてください。きっと今まで知らなかった世界がそこにあると思います。

もちろん図書館もいいですよね。どっちでもいいです。

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