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芝山町で千葉県全市町村踏破・前編<日本全市町村踏破(制覇)>

8月27日。千葉県最後の未踏市町村・芝山町を踏破するべく、京成線で成田に向かった。成田空港行の特急を京成成田で降りて、列車を乗り換える。

列車は成田空港の地下へ潜り、そして再び地上へ……!

程なくして、終点、芝山千代田駅へ到着。これでついに、千葉県全市町村踏破達成!!

ホームからは、成田空港の滑走路や飛行機が見え、周辺も空港関連施設が並ぶ。そこに単線高架のローカルな駅。不思議な光景だ。実際、京成成田で乗り換えた列車の通って来た路線も、京成電鉄の管轄は成田空港地下東成田駅までで、そこから芝山千代田までの区間は、芝山鉄道の管轄である。

駅を降りると、やたらとはにわにちなんだものが目に付く。前回の投稿に書いた通り、芝山町は古墳やはにわで名を馳せる町なのだ。

その中心となる、芝山はにわ博物館へは、駅前から出ているバスに乗って行ける。本数は少ないが、時刻は確認済みだ。程なくしてバスはやって来るはず。

駅舎を眺めたり、絶え間なく離着陸したりする飛行機を眺めたり……そんなことをしているうちに、バスが来るはず……だが、なかなか来ない。

バス故に、多少は遅れて来ることもあるだろう。しかし十分経ってもやって来ないので、改めて時刻表をよく見てみると、「日曜日・年末年始は運休となります」の文字。

!!!!!
何と、日曜は運行しないのか!ぬかったわ!!首都圏郊外のお出掛けだと思って、舐めておった!!!
はにわ博物館までは十キロはあるので、流石に歩く訳にも行かない。かといってタクシーでは相当な金もかかるだろうし、第一タクシーなどいない。

ここは伝家の宝刀・カーシェアリングしかあるまい。タイムズカープラスは、六時間までなら走行距離による従量課金もされないのでお得だ。こんな時こそカーシェアの出番である(一週間前にも載ったのだが)。

京成成田駅周辺にタイムズカープラスのステーションがある事は分かっている。芝山鉄道に乗り込んで、スマホで予約。

今回は「京成成田駅東口ステーション」を利用。何だかタイムズの記事広告みたいになって来たが、別に金を貰っている訳ではない(笑)
ステーションはスーパーヤオコーの近く。成田と言っているが、住所は冨里市だ。

成田空港から、芝山町を縦貫して九十九里浜へと至る、芝山町のメインストリートには、「芝山はにわ道」という愛称がある。はにわ道の傍らには、所々、こうしたはにわの複製が並んでいる。

はにわ道沿いに、道の駅風和里しばやまがある。

飛行機とはにわが合体したゆるきゃらの像があったり、

店内に飛行機の模型があったりする。

実際、この道の駅にいると、頻繁に成田からの離発着機を眺められる。マニアには垂涎の的か?(筆者は特別航空機マニアという訳ではないので、「ツボ」かどうかはよく分からない。

しかし、店内にある飛行機の模型が、ノースウエスト航空の機体なのは、芝山上空を頻繁に飛ぶのが同社の機体だからだろう。安易にJALやANAにしないところにこだわりが感じられる。

道の駅にはレストランはなく、フードコートと売店があるだけだが、非常に賑わっている。とりあえず地元産品を色々と買ってみた。

はにわ道からは、謎の高層タワーも見えた。最初は成田空港関連施設かとも思ったが、流石に距離が離れすぎている。

実はこれ、日本オーチスという、エレベーターメーカーの施設らしい。このタワーの中で製品テストを行っているという訳か。

芝山町の記事は長くなりそうなので、前後編に分けようと思う。後編はいよいよはにわ博物館へ。

サポート頂けると、全市町村踏破の旅行資金になります!また、旅先のどこかの神社で、サポート頂いた方に幸多からんことをお祈り致します!