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【note】金融教育〜クレジットカード番号のひみつ

 クレジットカードには14~16桁の番号が書いてあります。この番号はカードの種類や持ち主を識別するためのものですが、皆さんはこの番号の法則やそれぞれの桁の意味について知っていましたか?

 この記事では、クレジットカード番号の法則や意味を分かりやすく説明します。

クレジットカード番号の法則

 クレジットカード番号は、先頭から6桁と7桁目以降に分けられます。先頭から6桁はカードの発行会社や国際ブランドを表します。7桁目以降はカードの持ち主を表します。最後の1桁は番号の入力ミスをチェックするためのものです。

先頭から6桁の意味

 先頭から6桁は「銀行識別番号」または「発行者識別番号」と呼ばれます。この番号でどの会社からどんなカードが発行されたかが分かります。
 例えば、楽天カードはVisaブランドで「4297 69」、三井住友カードはMastercardブランドで「4980 03」などとなります。
 この番号はインターネットショッピングなどでカード番号を入力するときに、選択するブランドと合っているか確認されます。
 また、先頭の1桁目は「主要産業識別子」と呼ばれており、カード発行会社の業種を表していて、例えば、「3」は旅行や娯楽、銀行や金融関連、「4」や「5」は銀行や金融関連、「6」は運送や石油関連などとなります。

7桁目以降の意味

 7桁目以降は「口座番号」と呼ばれます。この番号はカードの持ち主を識別するためのもので、ほかの人と同じ番号になることはありません。この番号は金融機関の口座番号とは違って、カードの種類やグレードによって変わることがあり、例えば、一般カードとゴールドカードでは、7桁目以降の番号が異なることが多いです。

最後の1桁の意味

 最後の1桁は「チェックデジット」と呼ばれます。この数字はカード番号が正しいかどうかを確かめるためのもので、特殊な計算方法で決められます。カード番号が読み取られたときに、チェックデジットに合致しているかどうか確認され、これによって、カード番号の入力ミスや悪用を防ぐことができるのです。

クレジットカード番号の管理

 クレジットカード番号はカードの種類や持ち主を識別する大切な数字です。この番号が他人に知られたり、悪用されたりすると、大変なことになります。だから、クレジットカード番号は自分だけが知っているように管理する必要があるので、クレジットカード番号の管理には以下のことに注意しましょう。

  • カードをなくさないようにする

  • カードの券面や裏面を写真に撮ったり、SNSに投稿したりしない

  • カード番号やセキュリティコードをメモしたり、教えたりしない

  • インターネットショッピングなどでカード番号を入力するときは、安全なサイトかどうか確認する

  • カードの有効期限が切れたら、切り刻んで捨てる


 この記事では、クレジットカード番号の仕組みや意味を分かりやすく説明しました。
 カード番号はカードの種類や持ち主を識別するためのもので、それぞれの桁に法則があります。

意味を知ると、より物事への理解が深まります。クレジットカード番号のひみつを知って、金融への興味を育てましょう!

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