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【2日目】京都、桜との出会いを求める2泊3日

旅行の日程はこちら。
1日目
哲学の道 (→ 三十三間堂 → 夜の伏見稲荷神社)

2日目
★仁和寺 → (北野天満宮) → ☆妙心寺退蔵院 → ★東寺夜間拝観

3日目
★醍醐寺 → 二条城

()の所は桜は意識せずに行ってきた所です!
★は早朝・夜間特別拝観の事前予約をして行ってきた所です!

※早朝拝観・夜間拝観とは※
JR東海ツアーズ、スマートEXから事前予約をすることで行ける、春の特別拝観です!
一般公開前の時間帯や人が少ない時間から敷地に入ることができました。
2023年春の申し込みHPを以下にリンク貼ります。



今回は2日目編なので、2日目のことについてまとめます~。

1.仁和寺と桜

早朝拝観の事前予約に申し込んで、朝8時くらいから仁和寺へ!
仁和寺の拝観も、人が少ない時間にすることができました!
そして、仁和寺にある「御室桜」も人が少ないうちにゆっくりと眺めることができました!

一般公開が始まる9時ころからは結構参拝客が来ていました。
なので、仁和寺も桜もゆっくり観光したいという方は、上記の早朝拝観のことも来年のご参考に!


仁和寺


御室桜

さて、こちらの御室桜、私は行くまでそのような桜があると存じ上げなかったのですが、すごい迫力でした!!

まず、木自体の背が高くなく、目の前に満開の桜が迫ってくる感じでした!
御室桜は少し満開になるのが遅めということで、私が行った4月3日はちょうど良いタイミングだったのではないでしょうか。

そして、御室桜は花びらを一重、二重、半二重と花弁の付け方が色々あるとネットの記事を見ました!
確かに、一つの花に花びらが重なっていないやつから重なっているやつもあって、いろんな花を探すのも楽しかったです。

ご朱印

どちらも仁和寺にて

仁和寺では切り絵ご朱印帳もいただけるみたいです!


2.北野天満宮

北野天満宮は梅の時期に行くとい良いんですよね…!
梅だと2~3月ですかねぇ。
京都はどの季節に行っても楽しめるんですね…。すごい。

北野天満宮は、私初めて行きました!
仁和寺からバスで15分くらいで行けました。

まずはこちらの花手水!
アップの写真は手水の桶の1/4くらいの部分なんです…!
すごく華やかな手水でした…お見事です…!

参道も広いし
門からの拝殿も見ごたえあるし
非常に豪華だなと感じる神社でした!


ご朱印


あわ餅

あわ餅屋さんが近くにあるということで、
次に向かうは妙心寺の退蔵院だったのですがちょっと休憩がてらお茶を。
「あわ」のイメージって味もなく、ちょっともそもそしそうというイメージだったのですが、このお餅、柔らかくももちもちでおいしい!


ずっとこの北野天満宮のお膝元でお店を営んでらっしゃると、店内に書いてありました。

また、このお餅たちはお店の入り口のすぐで店員の皆様が手で丸めてらっしゃって、そういう様子も見られるので、おいしいしエンターテインメントだしで初めて見る光景に驚きでした!


3.妙心寺退蔵院と桜

さて、妙心寺退蔵院は上の行程表では☆を付けていたのですが、
こちらは昼食と退蔵院の拝観兼が付くプランを、JR東海ツアーズから申し込みました!!

なので、早朝や夜間の時間外拝観とはちょっと違う、でもおなじくJR東海ツアーズから申し込みをしたので☆としました~

まずは、妙心寺の会館「花ごころ」にて昼食をいただきました!
おいしかったです~。
おつくりから天ぷらから、後は湯豆腐!
北野天満宮から歩いて妙心寺まで来たので、あわ餅をいただいた後とはいえ、ちょっと疲れもあり、おなかもすいており…という感じでした。


これに加えてご飯、茶碗蒸し、お味噌汁、デザートも付いてました!


そして、いただいた後は退蔵院へ。
退蔵院の桜もめちゃすごかったです!
大きな桜の木と、その下にある陰・陽の庭という枯山水のような区画が目の前に来る庭園はとても見ごたえがありました!


この桜は枝垂桜ですかね?
木も大きいし、枝もすごいし、その枝がより広がるように支柱が組み立てられていました!

そして、この庭園の中でお抹茶をいただくこともできたのでいただいてきました!
このお抹茶のお茶請けとしていただけるのが「これなんぞ?」というこちらの庭園オリジナルのお菓子!


これがね、もうこの旅の中で私と一緒に行った友だちとで最高に盛り上がった場面でした!

こちらのお菓子の中にはドライフルールが入っており、またそれも季節によってフルーツが変わるそうです。
そのフルーツが何であるのか、ということ問うてくる禅問答の要素も取り入れているのだとか。

「禅問答」とは?
禅の代表的な修行法の一つで、修行者が疑問を問い、師家がこれに答えるもの。また、わかったようなわからないようなやりとりや、かみあわない問答などにたとえていう。

https://kotobank.jp/word/%E7%A6%85%E5%95%8F%E7%AD%94-551385

ということから、私たちは「禅問答的に考えるならどうこたえられるか?」を考えてみました。

『碧巌録』五十三則にある野鴨の話を私たちは見ました。

小川隆先生の現代語訳を参照しましょう。
春秋社の『禅思想講義』から引用します、
「馬祖と百丈が歩いていたとき、カモの飛んでゆくのが目に入った。
馬祖、「何だ?」
百丈、「カモです」
「どこへ行った」
「飛んで行ってしまいました」
すると、馬祖は百丈の鼻をひねりあげた。
ーイタタタタ!
百丈は思わず、悲鳴をあげる。
そこで馬祖は、ひとこと、
「飛んで行ってなどおらんじゃないか」」
という以上なのです。

https://www.engakuji.or.jp/blog/33070/

これの解釈としては
「なんだ」と問いただされているのは鴨のことではなく、
その鴨を見る弟子、その人のことを問うていたということ?だそうです。
(あってるのか間違っているのか、はたまた正解はないのかちょっとよくわからない感じですみません…)

では
「このお菓子はなんぞ?」と問われているこちらの回答としては何になるのかを考えてみました。

「おいしかったです」
「味覚を冒険する時間」
「初めての体験」

と言った所だろうか、と友人と話になりました笑

店員さんより「考えてみた後、フルーツの中身を知りたかったら声かけてください」とのこと。
みなさまも妙心寺退蔵院に行かれることがあれば、ぜひいただいてみてください!
ちなみに私たちも最後、ちゃんとドライフルールの正解をお聞きしました。

さてさて、そういえばこちらのお菓子のモチーフがなぜナマズなのか、ということですが、妙心寺には国宝に指定されている瓢鮎図(ひょうねんず)という「ただでさえ捕まえにくいナマズをひょうたんで捕まえようとする」絵が描かれており、それをどうやって解決するかということを数名の人がその絵に描いているという絵があるそうです。

ご朱印

4.東寺と夜桜

さて、夕方になり、今度は当時の夜桜ライトアップに先行入場の申し込みをしていましたので、夜はそちらに行ってきました!

まずは、通常の時間(18時)の様子の写真を!


こちらの写真たち、加工も一切していないのにこんなに加工されたような写真になりましたw



さて、夜桜のライトアップにはたくさんの人が見に来ておりましたが、先行入場の時間はそんなこともありませんでした!
また、先行入場の時間から国宝の仏様たちも拝観できたので、それもテンションあがりました!

こちら先行入場した時の写真です!
17時から入ることができたので、1時間前からの入場が可能でした!


夜はさすがに結構冷えました…!
昼間はロンTだけでも大丈夫でしたが、それだけで夜の拝観をすると結構寒い印象です。
なので、出かけたまま夜も行く場合は羽織れるものも一緒に持っていくことをお勧めしまs。

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