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無条件で愛されるのが怖い

無条件で愛されることを拒んでいる自分がいる。


例えば誕生日やバレンタイン、クリスマス。そういった「プレゼント」が組み込まれているイベントが苦手です。受け取ってしまうと「返さなければいけない」という強迫観念が生まれてしまって苦しくなってしまう。


ご飯を奢ってもらうときも「いつか返さないと」。
ライブハウスの方や知り合いにイベントに誘ってもらう時にも
呼んでもらったからにはたくさん人を呼ばないと。
そんなプレッシャーで断ってしまったりします。
受け取ってくれることが嬉しいと思ってくれていたとしても
「返したい」じゃなくて「返さないと」と思ってしまうのです。


僕のことを好きだと言ってくれる人がいます。とても嬉しい。
だけどその分だけ自分が自分に条件を課してしまうのです。

歌を歌ったり、人を集めたり、自分の存在+付加価値があってやっと誰かと一緒にいることを許してあげられる。だから付加価値がなくなってしまうとすごく不安になってしまうんです。人に愛されたいのに愛されるほど怖くなる。


そんな生き方はしんどいし、逆に人の気持ちを踏みにじることがあるって頭ではわかっているんですけど、やっぱりどうしても自分が自分を許してあげられない。


どうしてこんなことを考えてしまうんだろうか。
理由はわからない。


1つ言えるのは今のままではしんどいってこと。
僕が僕に別に何も持ってなくてもいいんだよって言ってあげられるようになりたい。そうじゃないと僕も誰かにそれを言えないから。


「やらなきゃ」はダメだ。いままでも散々やってきたけど向いてない。
僕には思い切り逃げるのが向いてる。
しんどいことから全力で逃げるんだ。逆方向に攻めになるぐらい。


僕らは無条件で愛されていいんだよな。



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