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あの人はどうだろう?

相手が言い切るまで言葉をかぶせずに会話をしよう。と心掛けているんですけど意識していてもなかなか難しいものです。

そしてほとんどの人が話をかぶせて答えを言ったり返事をしているなあとも思いました。

自分が気を付けていることは周りがどうしているかも気になるものです。

僕は「正直な言葉を話しているか」をとても意識します。

それは歌詞を書くという活動の影響もありますが、もともと僕が嫌われたくなくて嘘をついてしまうタイプの人間で、本当のことを隠すたびに後悔するからです。

たとえば初めての美容院に行った時の会話はだいたいこうです。

「何かされてるんですか〜?」

「あ、音楽やってます」

「え、すごーい!ギターとかですか?」

「シンガーソングライターやってます」

「ええ、すごーい!」

そしてこの後に続くのは「僕も学生の頃バンドやってたんですよ」か「ギター弾けるとかすごいですねー!」の2択なんです。

ああ、これは別に興味ないけど合わそうとしてくれてるんだなあと居心地が悪くなってしまいます。

シンガーソングライターってどういうものなんですか?どういう歌歌ってるんですか?美容師はこういうところが難しいんですけど音楽はどういうところが難しいですか?

みたいに「あなたが聞きたいこと」を聞いてほしいなって思うのです。音楽に興味が少なかったら「普段音楽聴かないんですけど、なんで音楽が好きになったんですか?」とかでいいんです。

気を悪くさせないように合わせようとしてくれてるんでしょうけど、そういう時「この部分思ってないこと言ってるのかなあと感じました」って言いそうになるのをグッと堪えています。

やっぱりフィルター越しではまた会いたいと思えないけど、関係性が出来上がってない状態で突っ込みすぎるのも自分勝手です。

相手のタイプやバランスを気にしつつ、いけそうだったり、この人はめんどくさいと思われても今本音を聞きたいと思った人には思い切っていっちゃうこともあります。

朝ゴミを出したついでに公園でひなたぼっこをしながら、バリケードだらけのあの人の本音をいつか聞けたらいいなあと考えを巡らせていました。

無理やりこじ開けるのではなくて、自分からドアを開けてもらえるようなコミュニケーションを目指していきたいです。

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