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飽きたのではなく挫折し続けていた

飽きたのではなく挫折し続けていたんだという話。

僕は「これをやりたい」「あれがおもしろそう」という思いつきやアイデアが原動力になっているのだけど何をやってもすぐに飽きて違うものに目移りしてしまう。

ああ、また続かなかったなあと自分のことが嫌になったりすることもあった。

最近また頑張ろうとしていたことにモヤモヤが生まれてきて、身が入らない時間が続いていた。たぶん前の僕なら全部投げ出してまた新しいことを探しに行ったんだろう。

全てを放り出してチャレンジできると言う点では強みなのだろうけど、せっかくの剣を自分に向けているみたいに使い方を間違えていたみたいだ。

捨ててきたことで成功した人たちを見ると胸がぎゅっとなるのは、本当はやめたくなかった気持ちがあって、捨てきれていないからかもしれない。


ドラクエではできる限りレベルを上げて、その場で買える最強の武器と防具をそろえて楽勝でクリアしていくのが好きだ。

道に迷ったら自分でたどり着くのではなく攻略サイトを見てさっとダンジョンを抜ける方が楽しい。場合によっては裏技も平気で使ってしまう。カジノでズルしてメタルキングの剣も簡単に手に入れた。最高である。

でも最初から攻略を見てやるのではなくて、基本は自分の力でやって面倒臭いところで助け舟をもらうのが心地いい。

つまりこの足で歩きつつ目標に対してスムーズに進み、達成していくことが楽しい。レベルが上がった後のことや、上がる瞬間は嬉しいけどレベル上げ自体はものすごく苦痛なのだ。

だからゲームでもダンジョンで迷ったり敵が強すぎるといつの間にかやめてしまう。ファイナルファンタジー4.5.6.7.8はすべてラストダンジョンまで行ってエンディングを見ずにやめている。

集中→(散漫→中断)→挫折 という段階があるらしく( )の中までは飽きだという。今考えるとしっかり「挫折」までいっていた。

僕が好きなのは「思いつき」とそれが「達成」されることで、途中の障害物や回り道に楽しみを見出せずにいたみたいだ。それが超えられない時間が続くと面白くなくなって、自信がなくなってやめてしまう。ずっとその繰り返しだったらしい。


やよい軒ではからあげ定食ばっかり頼むし、マンガだって止まらずに読み続けられる。音楽も引っかからずにやれていることは今でも続いている。物事に対しては飽き性ではないのかもしれない。

ただプロセスに関してものすごく飽き性で、そこから挫折までがジェットコースターのようにあっという間だとだとするなら方法は3つ。

①障害物を誰かに取り除いてもらう
②余裕で超えられるスキルを身につける
③プロセスも細かく分けて小さな達成にしていく。

そして①②は1つにできることもわかった。頼って助けてもらう時に学ばせてもらえばいいのだ。

そう考えた時に、障害物にやられてるくせに人にも頼れないなんて最悪の組み合わせじゃないかと衝撃を受けた。そりゃ多くのことを乗り越えてこれなかったはずだと。

運良く成功したことは本当に運良く周りの人が助けてくれていたんだなあ。


正直今日はそういうことを見つめ直しただけで、やらなきゃいけないことに手をつけられなかった。中断に差し掛かっている。

だけどそんな自分を嫌いにならないことこそが今の僕の生き方であり、伝えていきたいこと。挫折について向き合って、解決法を見出しただけでもよくやったよ、がんばったよと褒めてやろうと思う。

そして明日こそはリベンジする。

プレッシャーを残してもいいパフォーマンスは出てこない。

僕自身の「好き」や「嫌じゃない」を最大限に引き出すやり方でがんばっていこうと思う。

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自分のこと、わからないことばかりだからもっと知っていきたい。

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後藤大
シンガーソングライター/作曲家/文章書き
自分をみとめてあげられる瞬間が好き。
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