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生き方を企画する

生き方を企画してみたらおもしろいのではないかと思った。

「これもうちょっとこうしてみたらニヤニヤできるんじゃね?」そんな子どもみたいな思いつきをして、完成に向けて作り上げていくのが好き。それで笑ってもらえたら最高に幸せだ。

ライブハウスでイベントをやるときはいつも何か思いつきを持っていくことにしている。

弾き語りのカバーはよく見るからバンドで初めて買ったCDの曲をやってみようとか、全員同じ曲名で新曲を作ってきて違いを楽しもうとか、ユニットなのに食べ終わらなかった方そっちのけでライブが始まる焼きそば早食いコーナーをしてみたり

ワンマンライブで銀テープをどうしても飛ばしたくて、プチパーティー用の空気砲でテープを飛ばしたり(1本1本メッセージも書いた)、ダンボールで作った星の被り物をでステージに立ったり

些細なことなのだけど思い出に残るようなワンシーンを作れないかといつも考える。


なのに人生や生き方、将来や仕事、人間関係やお金のことを考える時はなぜだか「むずかしい」「むりかも」と思いそうになる。

でも

ここにこれがあったらいいな。これをやりたいけどこのままじゃできないな。じゃあダンボールで作ろう。やり方を工夫してみよう。そのちょっとの試行錯誤でたくさん笑ってこれた。

それなら生き方だって企画できるんじゃないか?

ふとそんな発想が浮かんだ。

性格は変えられない。だけど自分という人間がどう生きるかは変えられる。僕はそう思っている。

環境はそれぞれ、性格も身体能力も得意不得意もみんな違う。相性の悪い出来事に出会ってもうダメだと思うこともある。

そんな時に「企画」という発想があれば楽しく乗り越えていけるかもしれない。

水タイプの敵に対して自分が火だったとする。その時に「蒸発」というアイデアが出せるか。いっそ火を使わずに凍らしてしまってもいいし、雷属性の人に頼ったりしてもいい。

今おかれた状況に対して一つの手段で立ち向かわなきゃいけないと思い込んでしまうけど、生き方はいくらでも企画していける。


「企画とは自分の居場所を作ることだ」
秋元康さんがこんなことを言っていた。

ああ、そうか。生き方を企画するってことは自分の人生に自分の居場所を作ることなんだ。そうつながった時に「これだ!」と思った。

おかれた環境でいかに自分の場所を作るか。今の現状からなんとか抜け出して新たに場所を探すか。方法は思うよりもたくさんあるはずだ。

「これもうちょっとこうしてみたらニヤニヤできるんじゃね?」

毎日をそういいながら過ごしたい。

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どんな痛みにやられても どんな理不尽に飲まれても
僕は幸せになるんだと 決めるのは僕しかいないんだ。

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後藤大
シンガーソングライター/作曲家/文章書き
自分をみとめてあげられる瞬間が好き。
Twitter https://twitter.com/gotodai0926
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提供曲視聴 https://bit.ly/2EmR6sk
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