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【ノンストップライティング】‘21.12.9

今日も今日という日を迎えた。
格別というわけではないが、何かは変化しているんだろう。成長か老化か。進化か退化か。

シーラカンスは最も進化したカタチではないかと思ったことがある。ただ深海にい続ける。陸上で起こっていることは何も関係がない。楽園のような場所で、我関せずと泳いでいる。それはうらやましい。

人間に生まれた。何の因果か分からないけれど。意味はなくてもいい。ただ生きる。猿か、陸上のシーラカンスか。判断するのは他人に任せておこう。ただ生きる。

人間なんて、と古い歌のようだ。

タバコは吸い続けられる。売る人がいる限り、灰皿がある限り。
タバコは僕を癒やす。ほんのひととき。そしてどこかを悪くしているのだろうか。緩慢なる自殺。タバコはやがて僕の手に届かない価格になるだろう。そうしたら禁煙、というか断煙せざるを得ない。今のところは僕はタバコを吸う。深海ではできない楽しみを享受する。

今日は昨日より暖かい。あとで外に出てみよう。何かを思い付かないかと、歩く。歩いていると何か思いつく。ペンとノートは欠かせない。僕は歩く。勝手に脳が思いつく。僕はメモをとる。何かの役に立つものではない。ただ自分を慰めるためだけのメモ。溜まっていくノート。断片が書き込まれる。進化か退化か。猿かシーラカンスか。

時計を見る。もうすぐ午後1時。歩くにはいい時間だ。歩けば身体も暖まる。

滞る。思考が。

もうそろそろ時間だ。このノンストップライティングに何も意味がなくてもいい。ただの自己満足でもいい。僕にとっては洗い出しの作業だ。

勝手な僕に付き合っていただいてありがとうございました。

サポートしていただけたら、とてもありがたいです。