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スペイン留学中に行く!ヨーロッパ大旅行[オーストリア🇦🇹]ウィーン

4か国目オーストリア編です!

ベルリンからウィーンへ

ベルリンからは夜行列車にのってウィーンへ向かいます。
寝台列車ではなく普通の電車です。

アムステルダム→ベルリンの失敗から、念には念をと30分以上前にホームに到着しました。電車も少し早く来たので、さっそく乗車。とそのとき、リュックをひとつだけ背負った日本人の若い男の人が、話しかけてきました。
そのまま流れで同じテーブルでお話することになりました。いろいろ聞いていると、青学に入ったけどコロナ禍でやりたいことを見失い、仮面浪人で早稲田に入って興味のかけらもない文学部(通称あそ文学っていうらしい)で美術史を専攻し効率よく単位をとりながら、今は休学していてバイトでお金を貯めたら海外旅行に行くのを繰り返していると言っていました。

また特殊な人に出会ってしまった感。

途中、ライプツィヒで乗り換えがあったのでそこでバイバイかと思いきや、まさかの行き先が同じ。そして降りた電車が発車しないので行先表示を確認したらウィーンになっていて、降りる必要はなかったというオチ。

もう一回乗車して、そのまま流れでその学生とまたおしゃべりして、1時くらいになったところで寝場所を探して別れました。朝起きたら向かいに座っていてびっくり。

結局ウィーン中央駅まで仲良くしました。

シュテファン大聖堂

ウィーンの旧市街の近代的な建物の中から、突然現れるシュテファン大聖堂。ツンツンした塔が特徴的なこの建築様式はゴシック様式です。
屋根の装飾が綺麗だなーー。
右側の塔は107メートルでオーストリアで一番高い教会です。
なんと入場料は無料!(塔にのぼる場合は分かりません)

シュテファン大聖堂はハプスブルク家の墓所で、地下墓地にはペストで亡くなった人々の遺骨、ウィーンの司教、ハプスブルク家の心臓以外の内臓が地下に保管されています。ちょっとぞっとする。
そしてモーツァルトの結婚式が行われた場所です。

ミサがあるのか、訪れた時は写真のエリアはお金を払わないと入れませんでした。祭壇が見たいのに遠くてよく見えません。

おそらく礼拝堂だと思いますが、これもまたスペインのと違った作りでおもしろい。


まちなみ

この通りは、高級ブティックが並んでいます。
左に伸びる通りには、ZARAがありました。建物の色や装飾もおしゃれです。

ホーフブルク宮殿

ホーフブルク宮殿は、ハプスブルク家の歴代皇帝が住んでいた宮殿です。広大な敷地の中に、旧王宮、新王宮、オーストリア国立図書館、スペイン乗馬学校といった多くのスポットがあります。
リサーチ不足で、王宮に行きそびれましたが、オーストリア国立図書館には入りました!

オーストリア国立図書館

18世紀にカール6世の命令によって建てられた旧王宮図書館です。どうやら世界一美しい図書館といわれているらしい。。
学生はチケット無料!最高!

チケット売り場の前で、ウィーン中央駅で別れたはずの彼と偶然再会しました。友達なので、図書館だけいっしょに回ることにしました。

中に入るとそこはタイムスリップしたかのような空間が広がっています。感動ものです。蔵書は約20万冊、宗教改革のルターの蔵書もあるみたいです。壁の本棚にはびっしり本が収められています。

私が気に入ったのは、天井のフレスコ画です。繊細でかつ鮮やかで、惹かれました。

ダニエル・グラン作

男子大学生、いいカメラを持っていて写真を撮ってくれました!この像が誰か知らんけど(笑)
優しい人ですね~スマホにすぐ送れるらしくて、その場でデータにしてくれました!

シェーンブルン宮殿

世界遺産にも登録されているシェーンブルン宮殿は、ハプスブルク家の夏の離宮で、17世紀末皇帝レオポルト1世の命で建てられました。18世紀には女帝マリア・テレジアの指示で拡張され現在の姿になりました。
外観はバロック様式、内部はロココ様式です。6歳のモーツァルトが演奏した「鏡の間」やウィーン会議の舞踏会の会場になった「大広間グローセ・ギャラリー」が見所です。
内部の撮影は禁止です。髪をセットする部屋など、皇帝家族のプライベートな生活の空間も見ることができます。
無料のオーディオガイドが非常にわかりやすくてよかったです。

シェーンブルン宮殿でのイベントの設営をしていたため正面から建物全体をみることはできませんでした。
入場制限があるのか、当日買ったチケットには2時間後の15時に入場できるとの記載がありました。時間に余裕をもっていくことをお勧めします。

ヴェルヴェデーレ宮殿

シェーンブルン宮殿のあとに行くと、すでに閉まっていて見学することができませんでした。

「接吻」クリムト

美術コレクションが多く展示されていることでも有名で、クリムトの「接吻」やナポレオンの騎馬像の絵画などを見ることができます。
お庭もきれいで、散歩するのも楽しかったです。

ごはん

Manner(マンナー)はウィーン発祥のお菓子屋さんで、ウエハースが有名です。
シュテファン大聖堂の横に1号店(写真の店舗)があります。ウエハース以外にもモーツァルトのチョコレートがありました。

ウエハースのチョコレートも甘すぎず、香ばしくて好みの味でした!パッケージもピンクでかわいいし、正方形の定番サイズがばらまきお菓子にちょうどいいです。

日本でもカルディで売ってくれたらいいのになあ。

ウィーン国立歌劇場

世界三大歌劇場のひとつが、ウィーンの国立歌劇場です。中に入ってオペラを見ることはしませんでしたが、建物からもオーラを感じました。

ザッハトルテ

ウィーン発祥のデザートといえば、「ザッハトルテ」。
ザッハトルテ発祥と言われているホテルのカフェに行きました。

前日の昼過ぎに前を通った時は、すごい行列ができていましたが、次の日偶然にも並んでいる人が少なかったので、朝に入店しました。行くなら朝いちばんがおすすめ!

ソファーが上質でずっと座っていたいような気持ちでした。

ザッハトルテとティーのセットにしました。チョコレートが濃厚で、おいしかったです。結構お腹にきて最後の方はしんどかったです。

音楽の都ウィーンはすてきな街でした。

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