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奥多摩って最高ダァー!!

翌日は自由行動ということで自分たちのチームは奥多摩を巡ろうということでまずは腹ごしらえということで青梅市の中心街へ。
ファミレスなら空いているだろうということでとりあえず目に入ったデニーズへ。ファミレス自体は久々過ぎて何を頼めばいいのか分からず朝はパン派なのでフレンチトーストを頼み、他のメンバーも各々注文し、ドリンクバーを各自取りに行ってるあいだに自分は一人席で待っていると反対側に座っていた外国人のご夫婦と目があったので挨拶をした。すると、どうやら自分たちに興味を持ってくれたようでどんな関係なのかを聞かれたので答えているところにみんなが戻ってきて再び隣の外国人ご夫婦との会話を再開。どうやら観光とかできているわけではなく移住して青梅市で商売をされているとのこと。お店の名前と場所を聞いたら、まさか朝通り過ぎて気になっていた場所でそこでまた会話は盛り上がったがご夫婦の知り合いがやってきたらしくそこで会話は終了した。
そのあとは、食事をしながら今日はどうするかを話し、自分ともう一人のメンバーでぜひ小河内を小河内を他のメンバーにも見てもらいたいと思い提案すると他のメンバーも行きたいと言ってくれたので食事が終わると早速車に乗り込み、小河内に向かうこととなった。

昨日がリアルでは初対面とは思えないくらいのみんな仲の良さで、小河内に向かう車内でも会話は大盛り上がりで年齢も性別も違うのにここまで仲良くなれるってなんか不思議だなぁーとつくづく思った。
まずは、小河内にある古民家を見に行く途中に渓流釣りを楽しめるスポットがありそこに立ち寄って一旦休憩を兼ねて沢まで下りていく。駐車場に結構車が停まっていたのでそこそこお客さんもいるのだろうと思っていたら想定を超えて結構な数の老若男女のお客さんが釣竿を川面に垂らしている姿が見られた。渓流釣りといっても天然のいわなではなく養殖を生け簀状になっている川に放流してそれを釣り上げるといった形らしく、それでもあまり釣りなどをしなさそうな人たちが喜んでいる姿を見ているとそれもアリなのかと。自分たちは見るだけで済ませて、たまたま地域おこし協力隊として赴任してきているカップルが来ていて挨拶をしてからいざ目的地へと向かった。
小河内地区には数は少ないがまだ人は住んでおり、バスも途中までは通っているようだが、自分たちが向かう場所へはバスは通っておらず自家用車かまたは誰かに送迎してもらう形でしか街中へはいけない状態だという。とりあえず目的地近くまで車を走らせながらほとんど家屋は見当たらず、すれ違う人や車も皆無で本当にここは東京なのだろうかと不安になってしまう。それでも、道路はきちんと整備されているし、崖崩れ防止用のネットもかかっていたり、当たり前かもしれないけど電気も通っている。なんとか目的地近くまでたどり着いたのだが、古民家までたどり着くには少しばかり急勾配の坂道と道幅が狭く、一旦車を下に停めて歩いて目的の古民家へ。坂道を歩きながらもこの坂道も何か上手く活用できないかなどとアイデアが飛び交っていて、本当にこのチームで良かったなと改めて実感し、坂道を登り切るとそこには写真でしか共有をされていなかったリアルで立派な古民家があった。持ち主の方は普段は別な場所に住んでいるらしくこの時は不在だった。なので、中までは見ることは叶わなかったが、外観だけでもかなりの大きさだということは把握できたし、また少し変わった作りにも見えた。それでももしこの古民家が自分たちの手で宿泊施設として利活用できたらどれだけ楽しいだろうかとワクワクが止まらなかった笑。他のメンバーも少なからずイメージしていた建物よりもサイズが大きいことに驚いてもいたし、今後どうしていこうかと各々改めて考えるいいきっかけになったのかもしれない。

そのあとは、弁護士ロードと呼ばれている頂上?近くまで車で上がり雲海を見るには至らなかったが、それでもここが改めて東京でこれが奥多摩なのだと新鮮な気持ちで景色を眺めることができた。途中にも何軒か家が散見されたが一応人が住んでいるようで車が停まっていたり、洗濯物が干されていたりして何故かホッとした自分がいた。車で行き止まりまで行き、そこで一旦車から降りてみんなで決意を新たにしようと男性陣であの有名な某漫画のポーズを撮って女子メンバーに写真を撮ってもらった笑。
とりあえず目的は果たせたので、そこまでお腹は空いていなかったが以前行ったお店が美味しかったと話をしたところ皆意見が一致して奥多摩湖の近くにある『島勝』へ。前回はとろろ定食をいただいたので今回は別なメニューをと思ってカツ丼を頼み、他のメンバーはバラバラかと思いきやカツ丼が自分を合わせて4人前、一人がそば定食を頼んでとりあえず食事に集中。実はここはラーメンが美味しいとのことだったのだが、行った時期ではまだやっていなかったらしく11月からとのことでまた行った際に食べようと密かに誓ったのでした。

そこからは古里駅に程近くにある文化会館へと移動し、昨日のプレゼンを踏まえた反省会と今日見てきた奥多摩の景色や古民家などを踏まえて新しい意見や改善点などを皆で話し合った。
詳しくは書けないけど一人よりは二人、二人よりは大勢の方がたくさんのアイデアが生まれるんだなと実感。みんな生まれも育ちも違うメンバーで年齢も性別も違うからいろんな意見があって当たり前だし、疑問に思う点や見える視点も違って当然。でも、話し合いの中でメンバーの一人から『巡や』じゃなきゃダメな理由ってあります?と言われた時だけは正直大人気ないと分かっていたが若干キレてしまった💦。まぁ、自分が発案者でもあるからその想いを知っているのは一緒に回ってくれた奥多摩在住のメンバーだけだったので仕方のないことではあったが、それでも一番の要となるそこを否定するのかい!!とつい突っ込みつつもやっぱきちんと説明することの大事さを痛感。話は尽きなかったが、皆翌日が通常の仕事ということもあり、キリがいいところで終了という運びになった。奥多摩在住のメンバーも駅まで見送るといってくれ、5人で古里駅へと向かった。
電車が来るまではまだ時間があったので駅のホームで皆で別れを惜しみながら他愛もない話をした。やっと電車のライトが見え奥多摩在住のメンバーとは別れを告げ、4人で電車へと乗り込む。車内はやはり奥多摩駅から来たので登山客っぽい人が結構乗っていて、意外にも外国人の姿もちらほらと見られた。4人並んで座って、自分は蟠りをなくしたかったので話し合いの時に衝突したメンバーの一人と隣り合いで座って下車するまではお互いに意見を出し合ったりしてあっという間に時間は過ぎていった。
大人気ないと思いつつも、誰かと真剣に語り合ったりぶつかり合ったりすることがフリーになってからはなかったからとても新鮮で改めて仲間っていいなと思えた。友達とも同僚とも違う距離感が妙にくすぐったくてでもありがたい存在でこのメンバーだからこそ絶対に今のプロジェクトを実現したいと思った。

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