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【前編】 家業を持つ人に知って欲しい "おすすめのお盆の過ごし方"

突然ですが、家業持ちのみなさん。お盆はどう過ごしますか?

約3年ぶりにコロナの影響がない今年のお盆休み。
久々に家族や親戚と集まる予定という方も多いはず。

家業についていつもより深く話す機会も増えて、自分と家業の関係がぐっと前進するタイミングである一方で、
「家業持ちならではの "もやもや" が膨らむ。」
「ちょっと実家に戻るの気が重いな…。」
という方もいるのではないでしょうか?

そこで、これまで様々な家業持ちさんの話を聞いてきた家業エイド運営で「おすすめのお盆の過ごし方」と「家業エイドの活用方法」について座談会をしてみました!

座談会をした運営メンバーはこの3人
◾️ヤス🏕:家業エイドの創世記からずっと家業持ちさんの話を聞いている。今回の座談会の進行をさせていただきます!(紹介記事はコチラ
◾️てい💎:SNSやPRの業務を担当。実家がキッチンや浴室などの住宅設備業を営む家業持ち。(紹介記事はコチラ
◾️カナ🌸:イベントや家業エイドメンバーさんのサポートを担当。一番たくさんメンバーさんの話を知っている。(紹介記事はコチラ

左から家業エイド運営のヤス、カナ、ていの3人で座談会。

家業持ちならではの "お盆あるある"

ヤス🏕:実家に帰省する側の家業持ちさんからは、親からサシ飲みに誘われてしまったとか、家業に入ってる兄弟の仕事が変わってたとか、母親の体力が急に落ちてて心配になったとか、そんな "お盆あるある" を聞くことが多いですね。
実際のところどうなんでしょう??

てい💎:うちは「お盆だからこそ」っていう話はあまりないかも。実家の中に事務所があるので、業務のことは普段から耳に入ってくるんです。でも、「業務の裏で実は起きていたこと」は、話すかもしれません。ご飯をたべながら、仕事の失敗談、あのときは大変だったなとか。長期休暇で家族もリラックスモードになっているので。あの現場でこんなミスがあった〜とか、親がまだ引退できない〜とか。家業で働く姉が事務職から現場に配置転換してた!とか。

ヤス🏕:「お盆だからって特別な話はしないかも」って言いながら、かなり興味深い家業の話してますよね。

てい💎:そうですよね(笑)。自分には当たり前って思ってました。こうやって人に話してみると、自分の家業ならではの話ってたくさんありますね。

カナ🌸:それって "あるある" だと思いますよ!「特に家業の話はしないです」「お盆はいつもどおりですね」って言う家業持ちさん多いんです。
でも実はめちゃくちゃ家業の話してる。だからこそ、長期休暇の前にもやもやと悩んでいて、帰省の日が近づいてくると、なんか胃が痛くなってきたりして。

お盆の帰省、気が重いっていう家業持ちさんが多いのでは。

ヤス🏕:それにしても、なんで "もやもや" が大きくなっちゃうんでしょう。

カナ🌸:そうですね、長期休暇の帰省って、ライフステージに関わる大きな話がよく出てくるんです。家業を継ぐ継がない、結婚どうするの、仕事どうするの、という重めの話が、ぼん!ぼん!っといくつも出てくる。
それが嫌で、実家に帰らないって人もいるくらいです。でもコロナが明けて「今年は帰ってくるよね??」っていう雰囲気があるみたいですね。

もともと家業持ちの皆さんって、自分の家業のことを他人に話さないことが多いんだと思います。
「家業の話なんて他の人にしてもしょうがないかな」「こんな悩み抱えてるのって自分1人だけかな」って。もっと気軽に誰かに話せるといいんでしょうけど、誰にも話さない。それで、もやもやが深くなっていって、実家に帰省するのがどんどん気が重くなっちゃう。

ヤス🏕:お盆やお正月の休みで実家に帰って、そういった家業に関わる大きな出来ごとの予兆がキャッチできたら、それってチャンスでもありますよね?家業の状況がわかれば、解決のために動き出せますし。

てい💎:そうですね。でも、具体的に動くって難しいんです。家業のことって、急に悪化はしないけど徐々に徐々に悪くなるってイメージなんです。親は確実に年齢を重ねていってるし、いつかは子供たちの世代だけで家業を回していかなくちゃいけない。
でも、自分は家業に入っていない妹の立場なので、あれこれ口出ししにくい。こうした方がいいよ、ああしたほうがいいよって言いにくい。正直私は見てることしかできない感じがありますね。

カナ🌸:長期休暇で帰省した時に、具体的なアクションを起こしている家業持ちさんも勿論います。家業を継ぐかどうかがっつり話し合ったとか、 帰省のタイミングで決算書見せてもらったとか。でも、タイミングが合わずうまく話ができなかった、という声を聞くことの方が多いですね。

親はどんどん高齢になっていく一方で、継ぎ手は自分しかいない。誰にも相談できず悩んでるうちに、家業を取り巻く状況が悪化し、どうしようもないところまで来てしまうのが一番辛いなと思います。

お盆をきっかけに変えるにはどうしたらいいの?

ヤス🏕:ここまで お二人から話を聞いてみて、いくつかポイントが見えてきたかもしれません。

  • 1つ目は お盆だからこそ家族と家業の話をした方がいい。でもライフステージに関わる重めの話がたくさん。そんなとき、他の人に自分の家業の話なんかできないから1人で抱えてしまって、もやもやしてしまう ということ。結果的に十分な話が家族とできなかったとか、帰省すること自体が嫌になってしまう、といったことに。

  • 2つ目に感じたのは 家業の問題は少しずつだけど確実に悪化していく。家業の情報がアップデートされたら具体的な解決の一歩を踏み出した方がいい ということ。でも、タイミングを逃してしまい一歩踏み出すのが遅れてしまったり、家業での自分の立場を理由に具体的に動けないことも。その問題が表面化したときには、解決が難しい状態まで問題が進行してしまっているという悲しい現実もある。

「じゃあ、具体的にどう過ごしたらいいの?」と感じた家業持ちさんも多いはず。
【後編】では、家業持ちさんの "お盆あるある" を通して見えてきたポイントを、家業エイドを活用することで "おすすめのお盆の過ごし方" に変えられないか、もうちょっと座談会を続けてみましょう。

【後編】を読む前だけど、一足早く、家業エイドをもっと詳しくみてみたい!
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