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児童相談所での1日のスケジュール、幸せなこと、性的な話など

前編はこちらの記事で。


1日のスケジュール

児童相談所での1日のスケジュールは以下の通りでした。

06:00 起床
06:30 外をランニング、ラジオ体操
07:00 朝食
09:00 授業開始
12:00 昼食
13:00 自由時間
15:00 おやつの時間
18:00 夕食
19:00 おやつの時間
21:00 就寝

小学生未満は授業がなかったり、学年で就寝時間が異なったりと、年齢によってスケジュールに違いがありました。
基本的に施設の外に出ることは許されないのですが、金曜日の午後だけは課外授業になっており、全員で外出して釣り堀やスポーツセンターに行ったりしました。
また、土日は授業がなく、日曜日だけはゲームが貸し出され、それで遊ぶことを許可されました。

児童相談所に入って幸せだったこと

児童相談所に入って幸せと感じたことがいくつかあります。

・1日3食食べられること
これまでは育児放棄されていたので、まともな食事を食べることができませんでしたが、施設では1日3食食べられるため幸せでした。
おやつにはチョコやホームパイが出てきて、嬉しかったです。

・授業が午前中で終わること
普通の学校では5時間授業+掃除や部活がありますが、児童相談所では午前中に簡単な授業を行うだけなので、楽に感じました。

・虐待、暴力を受けないこと
これまでは精神科の母に振り回されて虐待を受けていましたが、そのことがなくなり幸せに感じました。

知能検査を受けた結果

私は一度見た漢字や解いた数式を1回で覚える特性を持っていました。
しかし、漢字練習や100ます計算のような繰り返しの作業が苦痛で出来ません。
そのため、宿題は一切できないがテストでは100点を取る生徒でした。

そんな私の様子を見た職員は、私に知能検査を受けさせました。
結果は、IQはすべての分野で平均値より高いが、能力にばらつきがあるとのことでした。
この診断結果のお陰で宿題をしなくても許されるようになりました。

性的な話

児童相談所や児童養護施設では、子供たちが性的な関係を持つことがあります。
当時小学3年生だった私は、中学生や高校生の男女から性的な関係を求められました。
需要があれば別記事にしようと思うのですが、様々な年齢、性別の人との経験をしました。

タイムリミット

当時私が居た児童相談所は、最長でも2ヶ月しか居られないという制限がありました。
他の子供達は、次に入居する施設や引き取ってくれる親戚が決まり、1~2周間で児童相談所を出ていくというのが普通の流れでした。
私は引き取り手が決まらず児童相談所に居たままでしたが、ちょうど2ヶ月を経過したころ私を引き取る里親が決定し、里親の元に引き取られました。

その里親に差別されたりいじめられるのですが、それは次の記事で。


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