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【心を満たすヒント】「モノトーンインテリアとは?」〜みんなからの追加情報も募集!〜

みなさん、お疲れ様です。広報・岡田です。

社内でシェア&高めていきたい学びを発信する企画【心を満たすヒント🏠】。第二回は「モノトーンインテリア」をフィーチャーしました!

Japandi(ジャパンディ)」(FDBモブラーのプロジェクトチームが書いてくれた記事!)という言葉が登場して久しくなりました。
これまではマリメッコやムーミンでイメージされるような「北欧=かわいい」が優っていたのが(もちろんそれも北欧のイメージとして間違いでない)、実は現地にいくとよく目にする「モノトーンでかっこいい」北欧も、徐々に認知されてきているのでは?と感じます。

ということで今回は、実は北欧と親和性の高い「モノトーンインテリア」について、情報をまとめてみました。

追加の情報や提案などありましたら、コメントもお願いします!みんなで学びを高めていきましょう🙋‍♀️

モノトーンインテリアとは?

白やグレー、黒を基調にしたモノトーンカラーでコーディネートしたインテリア空間のことを、モノトーンインテリアと言います。シンプルかつ洗練された印象から、北欧でも目にすることの多いインテリアテイストです。配色がシンプルなため、素材がより引き立つのも特徴のひとつ。見た目だけでなく、手触りや光が生み出す陰影といったインテリアのテクスチャーにもこだわる、北欧らしいインテリアテイストともいえます。

モノトーンインテリアの魅力

コーディネートがしやすい

インテリアのご相談で多くいただくのが、「床や壁の色には、どのような色を合わせれば良いのか」といった色の合わせ方のお悩みです。様々な色を組み合わせるのではなく、白・グレー・黒のモノトーンカラーを基調に選ぶモノトーンインテリアは、コーディネートがしやすいテイストと言えます。インテリア選びに自信がない方でも、安心してコーディネートを楽しむことができるのでおすすめです。

テクスチャーが引き立つ

モノトーンインテリアは白やグレー、黒のシンプルな色味なので、テクスチャーが引き立つのも魅力です。木やファブリック、セミラックといった素材の違いや、ざらざら・つるつるといった手触りの違いなど、モノトーンインテリアは色がシンプルな分、より引き立ちます。北欧生まれのアイテムは、デザインだけでなく素材にもこだわったものが多いので、モノトーンインテリアとの相性も良いと言えます。

長く飽きずに使える

ベースカラーがシンプルなので、長く飽きずに使えるのも、モノトーンインテリアの魅力のひとつです。北欧生まれのアイテムは、前述の「素材へのこだわり」の他、世代を超えて使えるようなタイムレスなデザインに特徴があります。一つの家具を長く使い続けるという、サステナブルな観点でも、モノトーンの北欧インテリアはおすすめしたいアイテムです。

モノトーンインテリアの上手な選び方

テクスチャーにこだわる

モノトーンインテリアはシンプルな色合いのため、のっぺりとした単調な印象になってしまう可能性があります。そこでポイントとなるのが、「テクスチャーにこだわる」ということです。前述の通り、モノトーンインテリアはテクスチャーが引き立ちます。できるだけ様々な手触りや質感のアイテムを選ぶことで、同じトーンでも奥行きのある空間を作ることができます。

床や壁にモノトーンを取り入れる

お部屋の中で面積の大きい床や壁は、空間の印象に影響を大きく影響を与えます。例えば床は、ラグなど床を覆うアイテムを取り入れることで、決まった床色であっても、手軽にモノトーンテイストに変えることができます。壁については、ポスターやアートにモノトーンカラーのものを選んだり、北欧で主流の壁付収納でモノトーンインテリアを取り入れることができます。特に壁の活用は、「お部屋があまり広くなく家具をあまり置けない」という場合など、省スペースでもモノトーンテイストの空間をつくることができるのでおすすめです。

配色を意識する

色数が少ないモノトーンインテリアは、コーディネートしやすいテイストではありますが、それぞれの色の特徴を知った上で組み合わせることで、より心地良い空間に仕上がります。色数が少ない分、それぞれの色を効果的に使う配色を意識するようにしましょう。

モノトーンの配色

シンプルで洗練された印象を与える白は、人気の高いカラーのひとつです。光を反射しやすく空間を明るくしてくれるので、日照時間が短い北欧でも好まれ、また窓が少ないお部屋にもおすすめのカラーです。陰影が見えやすいので、つるつる、ざらざらなどテクスチャーの違いがわかりやすいのも特徴です。様々な素材を組み合わせることで、より深みのある空間に仕上がります。また白は清潔な印象を与えるので、キッチンや洗面室など水まわりに取り入れるのもおすすめです。

グレー

空間に馴染みやすく、他のインテリアともバランスの取りやすいグレーは、インテリア初心者の方や色選びでお悩みの方でも安心して選べるカラーです。白や黒ほど目立たないので、ソファなど面積の大きい家具や、永く飽きずに使いたい家具におすすめです。白と黒のインテリアをグラデーションのようにゆるやかにつないでくれるので、空間をまとめる役割も担います。

黒は空間を引き締めるカラーです。白やグレーだけがと単調な印象になる場合もありますが、黒を足すことで、メリハリのある空間に仕上がります。また黒を基調にする場合は、よりシックな印象に仕上がります。面積の大きい家具では圧迫感が出やすいので、華奢なデザインを選んだり、ソファの座面やラグといった重心が低いアイテムで選ぶのがおすすめです。

グリニッチおすすめのモノトーン家具

J80 (FDBモブラー)

普遍的でモダンな印象で、レストランにも採用されている、FDBモブラーのJ80。フラットで広い座面はどの向きでも安定した座り心地で、長い時間座るシーンにもぴったりな1脚です。フレームやペーパーコードの座面がブラックのタイプは、モノトーンインテリアにもおすすめです。チェア自体がブラックでも、背もたれのスポークバックやペーパーコードの素材が軽やかな印象を与え、圧迫感を軽減します。

String system ホワイト(String)

スウェーデン生まれの壁掛け収納String。ホワイトは日本だけでなく本国・スウェーデンでも人気No1のカラーです。光沢感のあるフレームと、マットな質感の棚板の、テクスチャーの違いも楽しめます。またフレームは華奢で抜け感があるので、壁一面を埋めても圧迫感がなく、空間を広々と見せてくれます。壁を活用できる収納なので、省スペースにもおすすめのアイテムです。

Brutus Lounge Chair(101COPENHAGEN)

デンマーク発のブランド「101COPENHAGEN(ワンオーワン コペンハーゲン)」。日本の”侘び寂び”のエッセンスを取り入れてデザインされたアイテムは、ミニマルで落ち着いた配色が多く、モノトーンインテリアにぴったりのブランドと言えます。どっしりと重厚感のあるBrutus Lounge Chairは存在感のあるデザインで、1台取り入れるだけでモノトーンな空間に仕上がります。

グリニッチおすすめのモノトーンアイテム

Cobraシリーズ(101COPENHAGEN)

101COPENHAGENのインテリア小物は、家具と同じく北欧と日本の融合を感じるデザインが特徴です。落ち着いたトーンのカラーと素材感が魅力のフラワーベースは、お花を生けても、そのままオブジェとして飾っても楽しめるアイテムです。人間のシルエットをモチーフにしたCobraシリーズはバリエーションも豊富で、大きさやデザイン違いで揃えても絵になるアイテムです。

String Museum ホワイト(String)

壁掛け収納のStringが、デザイン事務所とコラボレーションしてデザインしたサイドテーブル。天板は可動式で、シーンに合わせて高さを自由に変えられます。華奢なデザインが、空間に程よいアクセントを加えます。素材にはアルミニウムやスチールを使い、空間をより上質な印象にしてくれます。

SNOW DROPフロアランプ(LE KLINT)

デンマークを代表する照明ブランド「LE KLINT(レクリント)」の人気アイテム、SNOW DROPフロアランプ。華奢なスタンドはブラックのスチール製、フォルムの美しいシェードはホワイトのプラスチック製と、カラーと素材の組み合わせも楽しめます。一台で手軽にモノトーンテイストを取り入れられるアイテムです。

モノトーンインテリアの実例を、シーン別に紹介

リビング

淡いグレーのソファを中心に作るリビングシーン。空間に馴染みやすいグレーを選ぶことで、面積が大きくても圧迫感なく広々とした印象になります。リビングテーブルには光沢のあるグレーを使い、ソファと異なるテクスチャーで奥行き感を出しています。またペンダント照明には白を使うことで、空間に明るさをプラスしています。グレーだけだと単調になってしまう空間も、異なるテクスチャーを合わせたり、照明の白い挿し色を入れることで、洗練されたモノトーン空間になりました。(写真:101COPENHAGEN)

ダイニング

黒と白の2色を組み合わせたダイニングシーン。ダイニングチェアにはカラーだけでなく、デザインも異なる4脚をコーディネートすることで、単調さを軽減し空間に変化を加えています。ダイニングテーブルは細い脚のものを選び、重厚感よりもむしろ軽やかさを感じる、すっきりとした印象になりました。黒いテーブルが中心ですが、窓際においたフラワーベースや、照明に白を持ってくることで、いろんな目線の先に明るい白を感じさせ、空間にメリハリを出しています。(写真:101COPENHAGEN)

収納

黒で統一した収納シーン。壁掛け収納は床が空くので、黒でも圧迫感やどっしりとした印象はなく、空間を広々と感じさせます。格子状で華奢なデザインのフレームは透け感もあり、より軽やかな印象になります。稼働できる棚板であれば、棚の位置で空間に変化を加えることもできるので、同じ色で統一してもメリハリを出すことができます。引き出しなど面積が大きいパーツは下に配置すると、重心が下がり空間のバランスをとりやすくなります。(写真:String)

キッチン

清潔感のある白を基調にしたキッチンシーン。壁を活用する収納は、目線の高さに色を感じられるので、空間の印象を手軽に変えることができます。よく使う食器や調味料を手の届くところに配置して、作業効率の良いキッチン空間としてもおすすめです。インテリア小物など好きなものを配置することもできるので、家事スペースにも自分らしさを加えることもできます。(写真:String)

近年人気が高まっている、黒を基調にしたキッチン。面積の大きい扉部分には黒を使う一方で、キッチンカウンターにはグレーを使うことで、グラデーションで重さを軽減し、スタイリッシュな空間になりました。カウンター上のトレイなど、小物で白いアクセントを加えると、単調になりすぎずメリハリを出すこともできます。(写真:101COPENHAGEN)

洗面所

清潔な印象を与えたい洗面所には、白を基調にしたコーディネートが好まれます。家族みんなが使う洗面所は、お家の中でものが多いシーンのひとつ。壁掛けの収納であれば、必要なものをすっきりと収納することができます。パンチング加工をしたメタル仕様の棚板は通気性も確保できるので、タオルなどの収納も清潔で安心です。オプションで選べるフックなどを組み合わせた、吊るす収納もおすすめです。(写真:String)

ベッドルーム

壁を活用したベッドルーム。壁掛け収納を使うことで、ベッドサイドなど省スペースにも、作業スペースや趣味を集めたシーンを作ることができます。面積の大きいベッドにグレーを使い、収納兼デスクには黒を使ってメリハリをつけ、さらに小物やベッド上の棚に挿し色のホワイトを使うことで、バランスの良いモノトーンコーディネートになりました。また同じ黒でも、マットな質感や光沢のある小物を組み合わせることで、よりメリハリある空間に仕上がっています。(写真:String)


広報 岡田

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