長谷川真児

(株)Roots 代表取締役 Roots猪苗代 代表 www.roots.jp  21…

長谷川真児

(株)Roots 代表取締役 Roots猪苗代 代表 www.roots.jp  21歳で北米大陸最高峰デナリ(標高6190.4m)に登頂。日本人で初めて頂上からのスキーでの滑降に成功。23歳で自宅をログハウスで建築したのをきっかけにログハウスをメインとした工務店を始める。

最近の記事

「野遊びできる家」への思い。

 家族でのキャンプは、子供たちとのコミュニケーションを活性化させ、絆を深め、共通の思い出をつくるなど家族にとって貴重な機会でもあります。そんな素晴らしい非日常的な体験を日常の生活でできたら最高ではないかという思いから「野遊びできる家」は生まれました。  まずは、家族の成長やライフスタイルの変化とともにいつでも簡単に間取りが変えられることが野遊びできる家の一番の特徴です。 「テントを張るように家の間取りを子どもと一緒に変えてみたり」 「天気の良い日は外で焚き火をしてみたり

    • ライフサイクルコストについて

       車を買う時は、車の大きさ(用途)とか値段だけではなく、税金や燃費など維持するのにかかる費用も合わせて検討すると思います。 例えば、車は安くても燃費がとても悪かったり、逆に車は高いけど燃費が良いので、月々のトータルコストは安いとか。  一方、住宅を新築したりリフォームする場合は、一般的に最初の建物にかかるコストだけで決めてしまいがちです。 「安物買いの銭失い」という言葉がありますが、まさに住宅はそれが当てはまるかと思います。 かといって、家の値段が高いから良いというものでも

      • 慶應高校野球部の髪型に思ふ

        夏の風物詩の一つでもある高校野球の表彰式での一コマ 優勝した慶應高校の選手は帽子をとり、メダルをかけてもらうと長髪の髪の毛をかきあげ帽子をかぶる。一方、準優勝仙台育英の選手は、今まで通りの坊主頭。 例え方が少し悪いかと思いますが、決勝戦は「長髪vs坊主」言い換えれば、「これからの時代vs今までの時代」 慶應高校が勝った瞬間、まさに時代が完全に変わった瞬間だと感じました。 2020年後半に「土の時代」から「風の時代」になったとも言われています。 風の時代の説明は割愛しますが、

        • 天然乾燥檜(ヒノキ)でつくるログハウス「ROOTS LOG」

          本物だけがアンティークになれる。 1990年、雑誌を片手に見よう見まねでつくった1棟のログハウスから私たちの家づくりは始まりました。 災害に強い丈夫で長持ちする家をつくること、メンテナンスコストを最小限に抑えることが出来る家をつくること、そして将来解体される時には、日本の古民家のように、柱や梁を大事に取り外し再利用されるような家をつくるという信念は1ミリもぶれることなく、長持ちしない、住む人の健康を害すると思われる合板や新建材を使わない「本物」にこだわった家づくりをしてき

        「野遊びできる家」への思い。

          天然乾燥檜(ヒノキ)のログハウス

           Roots工務店は私が23歳の時、たくさんの仲間達に手伝ってもらいながら本を片手に見よう見まねで建てたログハウスの自宅から始まりました。 自宅をログハウスで建てた一番の理由は太い丸太や大きな角材で壁を作ることで丈夫で長持ちするというものでした。 しかし、それは間違いでした。 「木は腐る」 当たり前ですが、建物の外部に木材を使用する場合、樹種の選択や使う場所を間違うと早くて5年くらいで木は腐ってしまいます。 自宅横に直径35センチ以上の米松の丸太で建てたログハウスは5年ほど

          天然乾燥檜(ヒノキ)のログハウス

          Roots猪苗代レイクエリアグランドオープン

           いよいよRoots猪苗代レイクエリアが2023年4月13日にグランドオープンとなります。グランドオープンに先立ち、12日(水)には、前後猪苗代町長、品川郡山市長、國分安積疎水理事長、江花県議会議員をはじめ、36名ものご来賓の皆さまにお越しいただきオープニングセレモニーを開催する運びとなりました。  思い起こせば3年前に様々なタイミングとご縁をいただきまして、旧山潟小学校の利活用(Roots猪苗代スクールエリア)をする機会をいただきました。 2019年3月頃は、ちょうどダイ

          Roots猪苗代レイクエリアグランドオープン