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【雑談・総合】母が再び施設入居しました。

こんにちは。

タロット鑑定師&ハンドメイド作家(現在、活動休止中)の「輝凛(きりん)」です。

12月末に、高齢者施設を退去した認知症の母。
2月1日に、別の高齢者施設に入居することができました…!


徘徊防止策

12月末から1月、私の自宅で母の在宅介護をすることになった際、一番の懸念事項が「徘徊」でした。

施設入居を考えるようになったきっかけも、以前夜中に「誰かに呼ばれたような気がして…」と、冬の真夜中に外出の身支度をきれいに整えて外出しようとしたことでした。

「誰かに呼ばれたような気がして…」というのは、幻聴が起きていたように思います。
その時は偶然、占いのチャット待機を終えて私自身も就寝準備をしていたため「どこに行くの!?」とドアを開けて外出、施錠した母を急いで追いかけることができました。

もし、あの時に私自身がすでに寝ていたら…。
ドアが開く音、施錠した音に気づかなかったら…。

そう思うと「もう、在宅での介護は難しい」と判断せざるを得ませんでした。

また、施設から戻ってきた母は認知症の症状がかなり進行していました。

「そろそろ家に帰って、子供たちに夕飯を作らないと!」
「夕飯のお買い物に行かないと!お財布はどこ?お金がないと困るのよ」
「もうこんな時間!今日、ここにお泊りするなら家族に連絡しないと!」
「明るいうちに家に帰らないと!」
「私の家は、ここじゃないよね?みんなはどこにいるの?」

などなど、とにかく「家に帰りたい」「家族に会いたい」という言葉が数分おきに出てくる状態。
とにかく、家から出ないようにしなければ…。

Amazonや楽天市場で、ドアに施錠ができるようなグッズを見てみたのですが…。

我が家(賃貸)のドアのデザインが個性的なもののため、どのグッズも設置が難しそうな印象でした…。

いろいろと試行錯誤した結果、たどり着いた方法が、これ。

ドアチェーンに南京錠をつけて、チェーンを短くする。
(南京錠を外さないとチェーンロックが解除できない)

母が一緒に外出する際、チェーンロックを外せないでいる姿を見て「あそこに何か細工ができれば、一人で外出できないのでは…」とヒントを得ました。

これを実践した日からは、お手洗い、お風呂にもゆっくり入れるようになりました。
あと、睡眠も少し深くなりました。

やはり何事にも「安心感」って大事ですね(笑)。

様々な問題行動

また、母は認知症の症状の1つでもある「収集癖」が強い一面もあります。
そのため、とにかくいろいろなものが無くなるんです…。

11月末に現在の住まいに引っ越したのですが、母の前の施設の方からの連絡が頻繁だったり、何かしらで毎週施設に行く形になったり、それに伴い、関係各所に連絡をすることも多く、ほぼ、荷解きが手つかずの状態…。

多くの段ボールがあるのですが、その中身も出そうとしてしまう。
大切に感じたものは「なくしちゃいけない!」としまい込んで、逆に所在不明にしてしまう…。

仏壇に供えていたお線香代、つまり現金もなくなりましたし(まだ見つかりません…😢)、多くのティッシュペーパーや、私が使う生理用品の多くも「これは未使用でも、衛生面から踏まえて使うことはできないよね…」という状態になってしまっていたり…。

そのため、収納家具の設置、荷解きはすべて後回しにするしかありませんでした。
とにかく、衣食住の最低限(住の最低限=屋根があり、寝る場所がある。お風呂とお手洗いがある)を維持することしかできませんでした…。

母を預かってくださる施設を探して、いろいろな施設に問い合わせや見学に行ったのですが「今のお母さまの状態では、娘さんとの同居は難しいですよね。家族間のトラブルが起きやすい状態かと思います。お互いにとって良いことではないですから、施設に入れた方がいいです」との共通見解もありました。

受入条件は施設によって異なる

母を預かってくださる施設を探して、いろいろな施設に問い合わせや見学に行きました。

その中で感じたことは、受入条件は施設によって異なる、ということです。

それは、施設がどのような施設なのか(グループホームなのか、住宅型有料老人ホームなのか、など)ということ以上に、現在の利用者様への影響、職員様への影響や対応力、過去の事例などに左右されるように思います。

前回、母が入居していた施設は「住宅型有料老人ホーム」でした。
今回、母が入居した施設も「住宅型有料老人ホーム」です。

前回「面倒見切れません!うちは住宅型有料老人ホームですから!」と言われたりもしたのですが、今回の施設では「うちも住宅型有料老人ホームですが、お母様の今の状態のまま、入院措置やお薬調整をしなくてもすぐにご入居頂いてのお預かりも可能だと思います」とのお話でした。

また、「失礼ですが、どちらの施設を実質追い出されたのでしょうか…」と見学の際に質問され、施設名を出したところ「逆のパターンもありました。うちでは面倒見切れない方を、そちらの施設に受け入れていただいたこともあります」とのこと。

その方は「何度注意しても、お酒を居室で飲んでしまう」ということで退去頂いたそうです。
母が以前いた施設は居室での飲食は禁止でしたから、その方が他の症状として問題がないのであれば、受入ができたのかもしれない、と感じました。

また、母は施設内での夜間に徘徊が多かったようです。
その点について、見学した別の施設では以下のようなお話がありました。

「以前、徘徊が強い方が動き回ってしまい、暴れてしまった結果転倒をして、3カ月入院するという大けがをされたことがあり、本当に大変でした。
お母様の現状のお話を伺う限りではありますが、ご入居頂くとしたら入院されて服薬調整をして施設生活に対応できる状態にしていただくことをお願いするかと思います」

この「入院して服薬調整をお願いする可能性がある」というお話は、見学をさせていただいた複数の施設からお話がありました。

集団生活ですし、職員様1人に対して利用者は3人など、複数の利用者様を見る必要がある以上、施設様によって受け入れるかどうかが変わってくるように思いました。

高齢者介護施設探しの方法

今回、私は主にインターネットサイト経由で高齢者介護施設を探しました。
他にも、居宅介護のケアマネジャーさんにお願いする、市役所の高齢介護課に相談するなど、いろいろな方法があるかと思います。

今回お世話になったサイトは、以下の2つでした。

ケアスル介護

コールセンターの方が介護サービスに明るい方々ばかりで安心できました。
「もしかしたら、このような施設でも大丈夫かもしれません」と、あらゆる可能性を過去の受入実績などから模索してくださいました。
また、施設見学の調整も積極的に行ってくださったので、施設への問い合わせや連絡をする時間がない方、何をどのように問い合わせていいのか分からない方におススメです。
連絡方法が電話中心なので、電話対応を最小限にしたい方、電話は使いたくない方は向いていないかもしれません。
ただ、案件数がやや少ない印象がありますね…。
とはいえ、施設数と空室数にも左右されるので、仕方ない点もあるかと思います。

みんなの介護

https://www.minnanokaigo.com/

恐らく、一番メジャーな介護施設検索サイトかと思います。
資料請求で必要項目に回答していくと、おススメの施設が表示されて後日パンフレットが送付されてきます。

問い合わせをして入居不可と分かった施設ではありますが、ホスピスを提案されて驚きました。
でも、いろいろな施設で「入院措置」の提案があったこともあり「ホスピスだったら入院措置同等で介護施設のように暮らせるのかな…」という淡い期待もしましたが…(笑)。

また、施設見学を「みんなの介護」のサイト上で受け付けている場合もあります。

パンフレットを見てじっくり考えたい。
すぐの入居ではなく今後の参考にしたい。
直接ご担当者様と話したいけど、事前にこちらの状況を伝えておきスムーズに話がしたい。
など、様々な都合に応じてサイトが使えるように思います。

母の様子は、定期的に面会や時には外出をすることで見ていきたいと思っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました🍀


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