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選択の基軸は、「周囲」じゃない「自分」だ!(GTDのStep5:選択する)

良い選択をする前提として、自分を取り巻く状況を把握できていることがそもそも必要です。

GTDの中身で言い換えると、GTDのStep1:「把握する」〜Step4:「更新する」までのStepは、最後のStep5:「選択する」が自分にとって納得できるものであるための土台になります。

さて、そのStep5:選択するについてですが、GTDでは「とるべき行動」を選ぶ段階に、特殊な思考は必要はない、と考えています。

というのも、物事が整理できていれば、今の現状(自分の置かれた場所・場面、使える時間、自分の状態、さらには自分にとっての「価値」)に合わせて、自然と行動の優先順位が見えてきます。

同じ「やりたいこと」であっても、とても刹那的で衝動的な「行動レベル」止まりのものかもしれませんし、自分の「人生とその価値」に根づいた高次な理由からくる「やりたいこと」である可能性もあります。

少し冷静になれば、そういった次元の違いは直感でわかるもの、という考えをとります。

これは「やりたいこと」と「やるべきこと」の対立時点でも同じです。「自分にとって」より重要なことは何か?を基軸に考えるのです。ここで、「自分にとって」だけではなく「周囲(組織、チーム、家族)にとって」という部分を気にする方もいるかもしれません。

選択する基準には「自分」という軸がある

ここでは、あくまで基軸は「自分にとって」です。

周囲(組織、チーム、家族)がどれだけ重要なのか、というのはその人次第です。とはいえ生活をしている中では、周囲という要素は、それなりに重要性の高い位置に入るようにも思います(私見ですが)。

ただし「周囲に迷惑をかけない」という類の選択基準は絶対ではないと思います。時に周囲に迷惑をかけたり、助けを求めたりしても、自分にとっての「やりたいこと」を選ぶ、という選択はあるだろうと思えます。

「自分」というのを中心にすえて、その上で自分にとっての重要な事柄、領域、役割などを考えてみましょう。その上で、将来や自分の大事にする価値観などにも目を向けると選択の基準となる「自分」について深く見つめることになり、日常での自分の選択への納得も得やすくなるでしょう、



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