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「休日につながらない権利」を本当にハッピーにするために

休日などに仕事や職場と「つながらない権利」というものを尊重しよう、という話があります。

「つながらない」ことで、休日のプライベートに専念ができて、リラックスし、リフレッシュができるようになる・・・というのがこの権利の目指す姿のようです。

少し疑問なのが、この目的のためには、はたして「つながらない」方がいいのだろうか、ということです。

*だからって別に、仕事中心人間になれ!ということではないのでご安心を。

「つながらない」から不安になるパターンも・・・

目的が、リラックス・リフレッシュ・休日に専念であるならば、人によっては「つながらないこと」が不安を増大させる可能性もあるのではないか、と思うのです。

例えば「休日になって仕事で気になることが浮かんでしまった」とか「自分は休暇中だが、お客さんは動いている。そして、お客さんからの連絡がオフィスに来るような気がして落ち着かない」といったことです。

せっかく休日に専念しようと「つながらない」状況に身を置いても、その本人が「つながらない」からこそ不安を増大させてしまっている、なんてことが発生するように思えます。

不安への対処・対応を身につけることが重要

ただ「つながらない」だけでは、不十分で、この「つながらない」ということによる不安への対処・対応も身につけておくことが重要になります。

1:常につながっておく

もう「つながらない」ことが不安増大とストレスを生むのならば、「つながっておく」というのは一つの解決策です。つながっていてもストレスを感じない、ということであれば無理に「つながらない」という必要もないように思います。結局、遮断をしても、休日が明けたら、仕事が始まるので、遮断していた分を取り戻すことにもなりますし・・・。

人生の一部に仕事がある、という感覚で見た時に、そういった選択肢もあり、ということです。

2:不安を感じたら、頭の外に置く(書き出す)を徹底する

1が嫌な人は、この2が出来るならば「つながらない」ことは上手くいくと思います。

GTDを実践している人なら、ピンと来るかもしれません。休日を休日として専念する方法は「書き出す(Step1 把握する)」の徹底にあります。

「気になること」が発生したら常に、頭の外に書き出してしまいましょう。そして、休み明けに仕事場でその書き出した気になることを片っ端から確認していく、と決めるのです。

あとは、例えば、旅行に行くのであれば、旅行先でやることを決めて、その旅行リストだけに休日専念すればいいのです。

ともかく、精神論だけでは無理

残念ながら、休日につながらないとしても、仕事のことは浮かんでくるものです。

「休日に仕事のことを忘れきりなさい!」

と気合いを入れても、気合いだけでは上手くいきません。

気合いより行動です。

単純なことですが、休日に専念したい場合には、メモ帳とペンを携帯して、徹底して書き出すをしてみましょう。


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