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書く行為・実感:インタフェースの差

思考を表現する段階で、何らかのツールが必要になります。テレパシーやニュータイプがいれば少しは楽なのですが、そうもいきません。そして、何のツールを使うか、ということでその結果表現されるものにも差がだいぶあるように思います。

キーボード

私が、文章を作る時に、一番はかどるのはキーボード入力です。

仕事でもやり慣れた手段であるので、文章になった時に一番言葉が流ちょうになるような気がします。一番「思考」に近い表現ができるもの、とも言えると思います。その分余計な言葉が増えていることには気をつける必要がありそうです。

スマホ

キーボードに対して、相変わらずフリック入力に慣れずにいるためスマホによる文章の打ち込みはぎこちない状態です。その結果としてスマホによるメール対応や文章記述は端的なものになりがちです。頭で思っていてもそれを文章にする段階の手間が邪魔をしている印象があります。ただし、その結果相手にはシンプルで伝わりやすい文章になります。

手書き

最後に、手書きについても触れておくと、仕事上のメモにおいては手書きが多くなります。時間が限られた中なので、走り書きで項目やキーワードをささっとメモすることが多いです。文章を手書きで書くことは日常ではほぼなくなりました。

資格試験などで小論文がある時に久しぶりに向き合う、というくらいでしょうか。漢字は出てこないし、構成を途中で変えるということも不向きです。

ただし、文章を書いている、という実感は一番色濃いように思います。いまだに、身につけたい知識やスキルに関する勉強などには、手書きを使うことが多いように思います。

私は、書くことの目的は情報の記録や記憶ということになるのでしょうが、書くことを通してその知識やスキルに触れるということを目的とするときに、よりそれを実感できる手法として手書きというやり方をするようです。

これは、育ってきた環境・経験によっても変わるでしょうね。

特に生まれながらにタブレットがある世代がこれから大人になってきた時に表現について、どんな感覚を持つのか非常に興味があります。






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