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終点駅は、Andromeda

思えば遠くへ来たもんだ。趣味・イヤホンの話です。

銀河鉄道999の終着駅は「アンドロメダ」でした。

そして、今回個人的にイヤホンの終着点かなと思う製品にたどり着いたのがCampfire audioのAndromedaでした。

Jupiterから一気にAndromedaへ

はい。Jupiterを使っていて、それはそれで十分な満足がありました。しかし、このJupiterの上にあったアンドロメダは銘品との声が多い製品なわけで。それは気になっておりました。

構成としては中域用のドライバーが一つ足された製品になりますが、その効果なのか、Jupiterに比べて低域が出ているように感じます。そして、中域を足されたことによってなのか、それによって帯域が調整されたからなのか、迫力がJupiterとは違います。Andromedaに比べるとjupiterはなんというか、結構クールな感じです。それはそれでJupiterの良さですね。高域に向けてスッキリと抜けていく感じも嫌いじゃないですよ。

だって星じゃなくてAndromedaは大銀河ですぜ

名は体を表す。 

Andromedaの方が一言で言ってしまえば「はなやか」なんです。特にボーカル・歌声についてです。

ただし、Jupiterと同様で、決して音が刺さる感じはないので「やさしい」んです。非常にバランスがとれているのに、高域はキラキラと伸びる。低域や中域も十分です。

例えばshureのse535Ltdも良いイヤホンなのですが、比較すると低音の量とそこからの音のつながりの自然さ、中高音の響きで、一段違いを感じます。なんといいますか、小さい部屋で音楽を聞いている環境から、映画館とかホール的な環境に変わる、くらいなイメージがそこにあります(se535Ltdの方が原音には真面目な感じがします。ソニーのex800stやex1000も同様な路線な気がします。ドライバー形式が違うので色々と違いもありますが)

ダイナミック型ドライバーの低域には負けるのはしょうがないかもしれません。音が量として出てないわけではないですが、響き?迫力?は負ける感じです。ロックのライブ盤とかだとハイブリッド型のPolarisの方が刺激的だし、いいかも。「やさしさ」は少なめの方がいい、という楽曲もありますよね。

しょうがないので、そのあたりは使い分けです。

(え、Solaris?ドライバー構成を見ると気になりますが、予算と形状も気になります。試聴したいところですが、なかなかこのご時世ですからねぇ)

まあ、私は基本的に「歌」が好きなので、「歌」メインなイメージで音楽を聴くことがほとんどですから、大事なのは中高音です。

そんな人にはAndromedaはベストマッチなんじゃないかと思います。中域・低域のバランスが良くなったので、ジャンルもJupiter以上に幅広くマッチします。

そんなわけで、もうイヤホンは(壊れない限りは)これがメインということで定まったかな、という感覚になっていたりします(サブでカラーが違う低音のPolaris、空間と自然さのex1000、モニターなse535Ltdあたりは併用か)

次は?…上流について

さて、このイヤホンを鳴らすのがアンプということになります。

そちらについても実はここのところで環境整備が進みました。今のところ音質とコストと携帯性ということで性格の違う二台をメインとするように考えています。

でも、それはまたの機会に。


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