世の中を究極までシンプルにみる(GTD的な見方で)
世の中の問題や課題は非常に複雑で入り組んでいるように見えますが、GTD的な見方をしてみると、その本質は非常にシンプルだったりするようです。
結局のところ全ては「する」か「しない」か
全ての問題や課題については、まず行動をするのか?しないのか?ということで二分することができます。具体的な行動が浮かんでなくとも、その件について行動をするかしないかを決めることはできます。
全ての問題や課題に適用ができる問いかけですから、シンプルですが、画期的な問いかけと言えるのではないでしょうか。これはGTDの「Step2:見極める」で行う仕分けフローの二つ目の問いかけになります。
この問いかけをするだけでも、扱うべき件と保留にしておく件を明確化できるので、不明確で全てのことを抱えるよりもだいぶ整理されます。
全ては扱える課題であって、プロジェクトである
扱うべき件については、全ては遂行可能なプロジェクトとして捉えることが可能です。そしてプロジェクトとして扱うならば、そこには「とるべき行動」と「望む結果」の2点が明確になっていることが必要であるとGTDでは述べています。
世の中にある問題や課題といったことは「行動する/しない」という問いかけと「プロジェクトの明確化」によって具体的に動かせる段階にまで持ち込むことが可能です。
まとめ:単純の積み重ねで世界はできている
というわけで世の中のことは、
1:それは行動するの?しないの?
2:行動するなら、まずとるべき行動は?望む結果は?
という二つの問いかけで世界のことを扱うことはできそうです。一つずつは単純なのですが、それを複雑で難解な問題として見せているのは、こういった整理ができていないことと、単純なものであってもそれが大量にある、ということではないでしょうか。
大量にあっても単純化して明確化することは漠然と不安を感じていることに勝るものです。
そして明確化していれば千里の道であっても、最初の一歩を確実に踏むことができます。
そして一歩が踏めれば、それは単なる問題ではなく解決に向けてのプロジェクトになっていますから。
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