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GTDの導入:考え方と実践の間に(最初の1ヶ月程度)

GTDは、その考え方「頭にスペースを作る」ということを知るだけでも色々とヒントになります。さらに「仕事術」であるGTDは日常で実践されることでによって、より高い価値のあるものとなります。しかし、「考え方」と「実践」の間になかなか壁があって、踏み出せない、という人も多いように思います(海を見て、その大きさに途方に暮れるという感じ?)

どうしても、実践するためには何をツールとして使うか、という問題が入り込みます。GTDには公式・公認アプリというものがありません。そのため個々がそれぞれの環境・状況・性格に合わせてツールを選び、決定して実践に移る必要があります。

おそらくGTDの実践へのハードルを高めているのは、この点も影響しているのだと思います。初心者に対して、フレンドリーと言えない部分ですね。

そういったこともあって、GTDの仕事術を試してみるのであれば、本や研修などを受けて初めてみて、少なくとも1ヶ月程度は試行錯誤や改善作業のある期間だと思っていただいた方がいいと思います。

実は、試行錯誤や改善はその後もずっと続くのですが、ベースとなるシステムはだいぶ落ち着いてくると思います。そして、その間はもしかしたら今まで以上に負荷のかかる期間になることは覚悟が必要かもしれません。

これは、包丁を研ぐ手間をかけるかどうか、みたいなものです。ちゃんと研いでから作業に入るのが、結果として効率的になるのです。


私自身は現状は、「ポストイットによるメモ」+「Microsoft To-Do」+「メール」という環境で実践していますが、あくまで参考ですね。絶対の正解はないですから。


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