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合コン

今もありますか?
死後になってはいませんか?

というのも、わたしはあまり経験がないのです。ドラマでやってるみたいな大きいテーブルで向き合ってやる並びのやつ、参加してみたかったなぁ
『プロポーズ大作戦』なんて番組もありましたね (´艸`*)

わたしの頃の「合コン」というと、他大学との交流になるのかなぁ?
あまり出掛ける機会がなかったので、よくわからないのですが・・・・

わたしは地元の小さな短大だったのと、都会のように周りにたくさん学校があったわけではないので、当時合コンの話がたくさん来ていたのは、学生寮と保育科だった
学生寮は「寮」というくらいですから、地方出身者がたくさんおり、お友だちを作るために「合コン」をしていたのでしょうか? ⇐そんなわけ!?

学生時代ではないのですが、わたしが覚えてる合コンでひとつ、面白いのがありました
シングルマザーになってすぐの20代後半のこと、わたしのパート先には年頃の未婚女性がたくさんおりました。中にはわたしの同級生もいて、それほど働きにくい職場ではなかったのですが、とにかく20代後半でしたから「結婚したい」空気が漂っていて、とにかく男の子の話が多かった。それしかなかったといっても過言ではないくらいに、どこどこの会社のだれは「友だちが多い」とか、日配の彼は「仕事ができない」とか、まぁとにかく興信所なみのリサーチで・・・・

離婚して一度終わっている興味がなかったわたしや、彼氏がいる女性社員は蚊帳の外…というわけではなかったのですが、本気の彼女たちの会話にはとても入っていけなかったというのが本音で「頑張ってね」とか「いいひといるといいね」とか、透明な壁越しに当たり障りのない話をしていたように思います
そしてなぜか、決して社内結婚は望まない体で、話は盛り上がるのでした

おもしろいことに毎週金曜の朝、男の子に夢中な彼女たちは出勤時に化粧をしてこないんです。職場が誇りっぽい環境なこともありましたが、なんでも朝から化粧をして仕事をしていると、化粧崩れ脂浮きが気になるとかで、勤務時間内は大きなマスクをして、就業間際になるとロッカールームに閉じこもる。週末のロッカールームはとにかくいろんな香りが漂っていた・・・・

出入りの業者の若い男子、荷物を届けに来るトラックドライバー、更には郵便屋さんまで!?ありとあらゆる職種の若い方たちと毎週のように合コンが行われていたのです

とにかく、いろんな職種なんです。それだけいろんな人が出入りしていたということなのかもしれませんが、よくもそんなに「声を掛けられるなぁ」と感心したものでした。合コンをセッティングするだけでも結構な労力を要すると思うのですが、時代だったのでしょうか?
果たしてあの子たちはしあわせな結婚ができたのか…そのあと、数年後に会社自体がなくなってしまったので知りようもありませんが、1度くらい出掛けてみてもよかったかなぁと今さらながら・・・・

離婚したての頃は「2度と結婚しない」と思っていたものですから、彼女たちの行動が不思議でしょうがなかった。わたし自身、若い頃は「結婚できないんじゃないか」と自分の運命を恨みもしましたし、結婚できたことが奇跡のようなものでしたので「彼氏が欲しい」とか「結婚したい」彼女らの気持ちは解らないわけじゃなかった。でも彼女たちは、ニートでもなければ、男子がいない職場じゃない。なのにそこまでしないと「出会いがない」と言っていた。でもわたしに言わせれば「充分出会ってんじゃん」…だった。郵便屋さんとか、不動産屋さんとか、高収入をしっかりターゲットにしていたんだもの!
ひとそれぞれ、感じ方も考え方も違いますからねぇ。たくましい限りです

今は形もスタイルも変わって、お洒落な「合コン」たくさんあるんでしょうね。目的も、結婚ばかりじゃなさそうだし、やっぱり楽しそうだなぁって思うのはないものねだりなのかな?
この先、なんの変化もなく、出会いも期待できないわたしのような輩は、茶飲み友だちを見つける「合コン」が嬉しいかもね。いや、別に異性じゃなくてもいいのよ、茶飲み友だちだから(笑)


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