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深呼吸ってとても大切。あなたはできていますか?

はじめに

深い呼吸は、現代社会において忘れがちな重要な健康習慣の一つです。
Questに新入会するクライアントの方でも呼吸の浅い方が増えているようです。

ストレスがあり緊張状態が強いから呼吸が浅くなるのか?
呼吸が浅いからストレスが強いのか?

これは「ニワトリと卵」だと思いますが、どちらにしても意識的な深い呼吸をすることは現代人にとってとても重要だと感じています。

そこで今回は「深い呼吸」の利点、そして習得方法について書きます。

深い呼吸の利点とは?

もうみなさんもご存知だとは思いますが、深い呼吸をすることには多くの利点があります。
まず、深い呼吸はリラックスを促し、ストレスや不安を軽減するのに役立ちます。また、正しい呼吸パターンを保つことで心臓の健康を促進し、血圧を安定させる助けとなります。
さらにトレーニングやエクササイズの最中にも無意識で呼吸を止めてしまうことは、筋収縮のエネルギーも脳のエネルギーも減ってしまい、それがトレーニングをきついと感じる原因の一つにもなります。

2種類の呼吸とは?

一般的に、深い呼吸には腹式呼吸と胸式呼吸の2つの方法があります。
腹式呼吸は、腹部を膨らませるようなゆっくりとした呼吸であり、横隔膜を下げることで肺に空気を取り込みます。

これに対して、胸式呼吸は胸郭を膨らませるような呼吸であり、肺の上部に空気を送り込みます。

この2つの呼吸にはそれぞれ利点とデメリットがあるのですが、今回は多くの現代人が無意識に呼吸した時、できていないことの多い腹式呼吸について書きます。

腹式呼吸とは

腹式呼吸の特徴としては、深いリラックス状態に入りやすく、心拍数や血圧を下げる効果があります。
意識的な腹式呼吸の練習を行うことで、日常生活で深い腹式呼吸を習慣化することができます。

以下に少し詳しく深呼吸の方法について書いてみましょう。

深呼吸の実践方法

深呼吸を行うための具体的な方法は以下の通りです:

1. 快適な姿勢をとる

座ったり、寝転がったりして、リラックスできる姿勢をとります。背筋をまっすぐにし、首や肩を緩めます。

2. 腹式呼吸の練習

手を胸の上ではなく、お腹の上に置きます。
ゆっくりと鼻から息を吸い込みながら、お腹を膨らませます。
次に、鼻もしくは口からゆっくりと息を吐きながら、お腹を引き締めます。
この時、胸部や肩が上下に動くのではなく、お腹がゆっくりと上下に動くように意識します。

3. 呼吸のリズムを整える

深呼吸を行う際には、一定のリズムを保つことが重要です。
例えば、4秒かけて息を吸い込み、4秒かけて息を吐くなど、均等なリズムを意識します。

4. 感情や思考をリラックスさせる

深呼吸を行いながら、体の緊張や心の不安を感じる部分を意識し、その部分をゆるめていきます。
また、呼吸に集中することで、不要な思考や感情を静め、心を落ち着かせます。

5. 定期的に練習する

深呼吸は習慣化することが重要です。毎日数分間を割いて、深呼吸を行う習慣を身につけると効果的です。朝起きたり、ストレスを感じた時など、特にリラックスが必要な時に深呼吸を行う習慣を取り入れると良いでしょう。

まとめ

このように当たり前にしている呼吸をあえて時間をとって練習することは、前回書いた瞑想にもつながります。
実際、呼吸の練習をしながら瞑想する「呼吸瞑想」という瞑想方法もあります。

また機会をあらためて呼吸瞑想についても書きたいと思います。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます!


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