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運動が続かない人への脳科学的アドバイス

運動が体と心に良いものだということはわかっていても、多くの人にとってそれが継続は難しいもの。
それに対して経験論や精神論だけではなかなか解決できません。
そこで重要なのは「脳科学的なアプローチ」です。
アドバイスをするトレーナーの方にも、そして実際に運動を継続したい一般の方にも知っていただきたい内容についてnoteにします。

運動を継続するための4つの脳科学的なアドバイス

1.目標設定と報酬系の活性化

目標を明確に設定し、小さな達成に対して自分自身を報酬することで、脳内の報酬系が活性化されます。
例えば、週に3回運動することを目標にし、達成したら好きなご褒美を与えるなど、自分自身に対してポジティブな刺激を与えることが大切です。

【トレーナーの役割】
クライアントに対して、達成できるけれどもご本人にとっては難しすぎず、簡単でもないまさに「適当」な目標設定を提案し、その成功をサポートすることが重要です。
時には目標達成に応じてサプリメントなどをプレゼントすることも大切です。

2.ルーティンの確立と脳の自動化

運動を習慣化するためには、ルーティンを確立することが重要です。
脳は習慣化された行動を自動的に行おうとする傾向があります。
毎日同じ時間や場所で運動する習慣を作ることで、脳は運動を自動化しやすくなります。

【トレーナーの役割】
ルーティンの確率はエクササイズプログラムにも言えることです。
例えばウォーミングアップを毎回同じにしてスイッチを入れやすくすることも重要です。

3.社会的サポートと共感の活性化

運動をする際には、他の人と一緒に取り組むことが励みになります。
友人や家族と一緒に運動をすることで、社会的なサポートを受けながらモチベーションを保つことができます。
また、共感を得るために、SNSなどのコミュニティに参加することも効果的です。

【トレーナーの役割】
常にクライアントをサポートし、サポートがあり見守られているという安心感を与えるような言動を心がけましょう。
またトレーニングセッションがない日でもクライアントが家でのエクササイズなどのやる気が出るように連絡を取ることも必要に応じて行いましょう。

4.ポジティブな思考とエモーショナルな結びつき

運動中にポジティブな思考や感情を持つことは、やる気を高める助けになります。
運動中に音楽を聴いたり、ポジティブな自己言語を使ったりすることで、脳内の快感や幸福感を増やすことができます。

【トレーナーの役割】
もちろんですが「励まし」や「肯定」のワードはトレーナーの強力な武器です。
特に自信を失うことがモチベーションの低下に繋がりやすいタイプのクライアントはできるだけその方のプラス面を取り上げて明確に誉めたり認めるワードを使うようにしましょう。
またやる気の出る音楽を用意するなどもトレーナーがするべきことです。
Questではクライアントから好きな音楽のリクエストをお聞きして、それでプレイリストを作ってかけるような工夫をしています。

これらのアドバイスを参考にしながら、運動のやる気を継続するために自分に合った方法、そしてトレーナーの方はご自分のクライアントに適した方法を見つけてください。

脳科学的なアプローチは、運動を楽しく習慣化するための有効なツールとなるでしょう。

脳科学と運動の関係性についてはこの動画セミナーで詳しく説明しています。

収録時間は7時間、価格は18,700円ですが、このnoteを読んだと書いてお申し込みの場合のみ11,000円にさせていただきます。

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