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タイプ別「運動が続かない人」対処法

はじめに

僕のパーソナルトレーニングのお客様とお話をしていても感じます。
運動の習慣化は難しいもの。

パーソナルトレーナーとして、その際の解決方法もお客様に合わせてご提案します。
そこで今回のnoteではごく簡単ですが、タイプ別「運動が続かない人」対処法について書きます。

みなさんに当てはまるタイプがあれば良いのですが・・・
それではお読みください!

タイプ別「運動が続かない人」対処法

1.短期集中型

原因
・短期間での結果を求め、すぐに効果が見えないと挫折しやすい。
・ダイエット希望のお客様にも多いタイプ。

対処方法
・どんな目的だったとしても短期集中では必ずリバウンドすることを理解することが大切。
・段階的に小さな目標を設定し、それを達成するごとに心の満足度が上がるようなご褒美を設けたり、トレーナーとして成果の見える化や「変化した部分について具体的に褒める」などの工夫があると良いでしょう。

2.トラウマタイプ

原因
・過去に運動をして怪我をしり不安に感じた経験があるため、再度始めることに恐怖を感じる。

対処方法
・専門性の高いプロのトレーナーに相談し、適切な運動方法を学ぶ。
・例えばこの画像にある「TRXローロウ」は両腕の力だけで体を支えて姿勢を維持するため、初めて経験する人は恐怖を感じることも多い種目です。
そこでこの画像のように後ろから軽く手を添えて「いつも支えているので安心してください」と思っていただきます。
こんな小さなことの積み重ねで、トラウマを解消します。

3.完璧主義者タイプ

原因
・100%の努力や結果を出せないと運動を始めた意味がないと感じる。

対処方法
・運動の強度や効果を得るために自分に過度なプレッシャーをかけず、少しでも運動することのメリットを知ることが大切です。
「No Pain, No Gain 痛みなくして成長なし」も良いのですが、それでは長くは続かない。
そこで運動プログラムの中に強度だけでなく「技術習得」の要素も入れ、「うまくなること」に夢中になると体に無理なくこのタイプの方にも楽しいでいただけるのではないでしょうか。

4.忙しい仕事人タイプ

原因
忙しい日常生活で運動する時間が取れないと感じる。

対処方法
ジムに行かなくても、何か体を動かすだけで快適さは得られます。
・特に座りっぱなしの人の場合、「肩こり」「首こり」「目の疲れ」「腰痛」など座りっぱなしによる様々な弊害を不調を感じています。
・そこで日常的に取り入れやすいエクササイズについて、知識を持つことでこの不調の改善につながります。
・トレーナーはその方に合った有効な方法を伝えることで「運動へのやる気」と「信頼関係」を高め、それを運動習慣の定着に繋げることもできるでしょう。


5.社交的タイプ

原因
一人での運動が寂しく感じ、モチベーションが保てない。

対処方法:
・グループレッスンや友人とのジョギングなど、他者と一緒にできる運動を選ぶのも良いでしょう。
・例えばQuestのお客様でもランニング友達を見つけたことで有酸素嫌いを克服し、毎日30分以上おしゃべりしながらのランニングを習慣化できた人もいます。
もし1人だと続けられないことが原因なら有効な方法の一つでしょう。

6.情報過多で迷子タイプ


原因
運動に関する情報が多すぎて、どの方法が自分に合っているのかわからない。

対処方法
・最近多いのはこのタイプかもしれません。最近はテレビなどのメインメディアだけでなくSNSを通しても「健康」「運動」「ダイエット」などの方法は無数に飛び交っていますから。
・そこでトレーナーはその方にとって興味があり、取り組んでみたいと思う方法について話し合うことも有効です。それを通してその方の思考の方向性や興味、価値観を探ることができるからです。
・その上でその方のやりたい方法について、またその他の方法についても「リスク or ベネフィット」の観点から、客観的に情報を伝える努力が必要です。
・その上でその方にあった情報を運動プログラムに反映させることも良い方法でしょう。
・まずはすっきりと説明をすることで迷うを取り除き、一つの方向性を提示することが大切です。

7.環境が合わないタイプ


原因
ジムの雰囲気が苦手だったり、自宅での運動場所が確保しにくい等、運動をする環境に不安を感じる。
対処方法
・やはり運動効果を上げたり、運動が好きになって定着するのは「集中すること」も重要です。
・環境要因が原因で「エクササイズに集中できない」「面倒で続かない」などのケースも非常に多いでしょう。
・簡単なホームジムを考え実行したり、オンラインレッスンを活用するなど、その方が自分の好きな環境で運動に取り組むことに取り組むのも良い方法の一つです。

上記のように

運動習慣が定着しない要因には個人差が深く関わっています。
ですからできるだけその方の状況や性格、価値観に寄り添い、原因から方法を導き出すアプローチが良いのではないでしょうか。

ちなみに僕の場合

僕のジム、Questは自宅兼事務所のマンションの地下にあるためやろうと思えば24時間いつでも運動ができます。

でも簡単なエクササイズ、筋膜リリースや有酸素運動は自宅スペースでやることが多い。
特に僕は朝起きてすぐに45分の有酸素運動をするのが日課なのですが、それが定着したのは自宅スペースにフィットネスバイクを置いたから。

しかも僕のバイクには自分で設計してDIYで完成させてデスクがついているので漕ぎながらデスクワークをすることが可能なのです。

このデスクバイクを置いてからはとにかく1日の中で動く時間を確保するのがとても簡単になりました。

ですから運動が続かない方も、ご自分のタイプを理解し、それを改善する具体的な方法を取ると良いでしょう。

もしそれがわからない方はぜひ「Quest」までメールでご連絡ください。
quest.traininglab@gmail.com
もちろんご相談だけなら無料です。

またnoteの感想などもいただけるととても嬉しいです。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました!


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