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貧困アル中、親の認知症介護と精神崩壊、自殺未遂

さあ生きようプロジェクト2024

【エピソード001】
この記事はドキュメントです。実際にただひろ先生が当人と会い話を聞いているノンフィクションの内容で構成されている記事です


壮絶なリストカット傷跡は「横ではなく縦」

地獄を見てきた人間は「底抜けの優しさを示せる人と真逆の冷たい人」がいますが、Aさん(※仮名A)は前者で自身の身も顧みず保護ネコ活動をしています、ペットロスの筆者を支えてくれた恩人に実際にお会いして、その半生を聞き、迷いましたがここnote“ただひろ先生”の話を聞いてくださる僅か数人コミュニティーの皆さんには是非聞いてもらいたいと思います。

  1. 貧困で高校に行けない

  2. 仕事先は建設現場

  3. 両親が壊れる(アル中父とアルツハイマー母)

  4. 自殺未遂

  5. 福祉に命は救われる

  6. 大量の精神処方薬

  7. 猫が命を救う

いいですか?
か弱い女性のお話ですよ!
この記事を観ているあなたよりも・・・
身体の小さな女性で
きっとあなたより年齢も若い女性です


女性が建設現場で肉体労働するという事がどれほど大変か?恵まれたあなた達には判らないでしょうから、わかりやすく説明します。

私は建設会社を2つ経営していたので、様々な建設系職種を熟知経験していますが
・長い鉄パイプを3本運べません
・一輪車(手押し車)に満載で生コンクリート運べません

上記のような労働を1日8時間続ける事は普通体力的に無理です、やれと言われたこともありますが、いくら何を言われようと、私には重くて運べないモノは運べない、しかしこのAさんは長い鉄パイプは常に3本運んでいたといいます、いいですか?その重量は30キロですよ!
それだけじゃありません!!
建設現場というのは、威張る「親方や先輩や上司」が常に楽をします
下っ端の仕事は「手元」といって下仕事、荷物機材運び、掃除など、キツイ仕事ばかりをやらされるのです。
威張って命令ばかりしている連中は、現場監督や下請け元受けなどと話をして、命令だけして1日が終わります!
楽な仕事をしているだけなのです、私は両方の立場を経験していますので、ハッキリと断言できます

「建設業界は腐っている」:住環境プランナー土の専門家“ただひろ先生”

建設業界はそういう場所なのです、ですから悪い奴らが集まってくるんです、そういった仕事の世界で「女性」が長い鉄パイプを3本運ぶ労働の厳しさを少しは理解していただけましたか?


Aさんはそれでもどうにもならない人生を諦めかけて、自ら手首を縦に切ったのです

厳しい仕事に加えて認知症の親の介護、アル中の親の世話、家族の金銭管理、全てです。

「死とは」いったい何でしょうね?
ただひろ先生は批評家や本を読んで紹介してSNSで稼ぐような人間ではありませんが、多くの本を読みます。3年くらい前に世界的ベストセラーになった「死を科学的に分析た著書:イェール大学で23年連続の人気講義」がありました、その中で「自死自殺」の一説を借りると、こうあります

『確実に苦痛の続く状態で改善の見込みがない場合、自ら命を絶つことははたして“悪”しき事なのであろうか?例えば毎日死ぬまでヘドロを食べ続けなければいけない状況なら?命の選択の自由があるのも人間』

「死とは?」ただひろ先生の講義

話を戻します
不幸話はこの世にあふれています、しかし今回のように、本当にAさんのような状況を直視した事がありますか?

「対面で話し、傷跡を見て、挙動を感じる」

私はこう思いました

「死にたい気持ちもわかる、私なら死んでたかもしれない」

綺麗事を抜かすな!お前らに何がわかる?

私達は一体社会的弱者に対して何ができるでしょうか?

私も同じ社会の底辺で生きている者ですが、ぶっちゃけこの世には「下には下がいる」のです。上を目指して弱い者から搾取する構造の中で「裕福な人間が貧困にあえぐ人間をさらに叩く」こんな腐っただからこそ、弱い者同士で助け合わなければ生きていけません、寄り添い共に話して、心を落ち着かせて、明日に祈る、そういった事の大切さを痛感いたしました

Aさんが生きのびれてきたのは、福祉のおかげじゃありません、保護ネコ活動とペットの猫に命を救われたのです、ネコを救い猫に助けられた「本当の猫の恩返し」実話です

※このお話「本当の猫の恩返し」詳しい内容は記事では割愛させていただきます



終わりに
今回もまとまりのない、読みにくい記事になってしまいました。最後まで読んでくれた方へ感謝致します(笑)今回“ただひろ先生”はAさんの住む場所まで、飛行機と電車で東京から遠い場所まで会いに行ってきました、ネット上で知り合った方と実際に合うのはみんな躊躇します、そこには「嘘やネット上では見せない裏の顔があるからです」恥をさらしている“ただひろ先生”でもドキドキします

今回「ネットでの関係が壊れるかもしれませんが会ってみますか?」と問うとAさんはこう言いました

『会おうよアナタはそのままの人』

結局今回私は、他力本願で最終的にAさんに弱い背中を押してもらい、会う事ができました。食事をしてお酒を飲み、長いお話をして、救われたのは逆に私の方だったと思います。




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