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かき氷バカ一代

甘いものなら全般好きな私だが、中でもここ数年特にはまっているのがかき氷だ。夏でも冬でも関係なく、年間通じてチャンスとあらば都内近郊に数十軒あるかき氷屋に通う。きちんと数えたことはないが、年間50杯以上、もしくは100杯近く食べているかもしれない。

この数を言うと驚かれるが、上には上がいて多い人は年間1800杯食べていたりするので、まだまだ序の口ななのだ。

そこでみなさんに、なぜかき氷が好きなのかをお伝えしたい。私の思うポイントはこのふたつだ。

①同じお店でもだいたい1か月ごとに期間限定や新作が出て、季節を感じられること
②見た目も味も千差万別で、お店ごとのこだわりや個性が出ること

600〜1800円程度の金額で季節感を感じられ、さらに職人の心意気を感じられるぜいたくなスイーツなのだ。例えば春の桜ひとつとっても、お店によってさまざまなアプローチがある。

多くの店をまわっていると味も店のたたずまいも接客スタイルも人それぞれで、自分の好みの一杯や店を見つけることができる。

特におすすめなお店を、かき氷の写真をまじえて紹介したい。

甘味処いちょうの木(北品川)

メイン画像に使っているのは、「甘味処いちょうの木」の蔵王チーズ紫陽花だ。

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「甘味処いちょうの木」さんは、見た目も斬新で鮮やかだがなんといっても味のセンスがずば抜けている。上から下までさまざまな味が絶妙なバランスで組み合わさっており、夏祭りのかき氷あるあるの終盤氷だけの部分を食べなければならないなんてことはまずない。

塩気のあるクリームが乗ったかき氷も多いので、甘いものは苦手という人にもおすすめできるかき氷だ。

ここで勝手にいくつかお気に入りメニューを紹介させていただく。

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◆チーズ+くだもの
一番好きかもしれない。季節のくだもの+トロッとしたチーズ+パリパリチーズ+はちみつの組み合わせ。天才としか言いようがない組み合わせ。これはここでしか食べられない。

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◆ずんだブルー
ずんだとブルーチーズの組み合わせ。このお店のずんだは塩気があって豆の味がしっかり感じられる。ブルーチーズと蜂蜜との相性も非常に良い。ずんだ好きな方はぜひ味わっていただきたい。

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◆わらびもち
斬新すぎる、圧倒的な質量のわらびもちが乗っているかき氷。見た目は奇抜だかもちろん味は確かで、きなこと黒蜜とホイップとのバランスが絶妙。
※去年の夏のはじめに出た期間限定メニューで、今年どうなるかはわかりません。

女性一人で切り盛りしているのだが「懇切丁寧な接客、案内、対応、愛想良さをお望みの方はご遠慮願います」と言い切っており、ベタベタしすぎず言うことは言う接客態度も好きだ。でも別に失礼なわけではなく、基本的にクールだけどかき氷を置いた後に「ごゆっくりどうぞ」と必ず言ってくれる、これもまた絶妙なバランスで好きだ。信じられる。

基本いつも賑わっているのだが、たまにその日最後の客になったり店主のお姉さんと二人きりになった時に話すのが楽しみだったりもする。

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内装はしぶく、時計がたくさん並び鉄製のやかん(で合っているだろうか)や緑や置物が配置され、店主の方のこだわりが感じられる。

他では食べられないセンスあふれる味付けのかき氷、媚びすぎない接客、こだわりを感じる店内、全体通して一貫していてとても居心地が良く、できれば2回に1回はここに行きたい。

いちょうの木への愛が溢れすぎたので今回はここで終わる。夏になるにつれて混雑していくので、気になった方はぜひ6月に行くことをおすすめする。

https://ameblo.jp/ichounoki1979


#明日のライターゼミ #いちばん好きなもの #甘味処いちょうの木 #cakesコンテスト #かき氷

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