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noteの書き方:コピーライター的文章術『ハーゲンダッツになりたい』

何かの役に立ちたいとか、自分の存在意義とか、
まじめに考えることもありますけど
結局誰かにとって心地よい存在になれたら
ちょっとしたものが届けられたら
それくらいがいちばん嬉しい。

コピーライターをタイトルに掲げながら
これは、「広告」という思想とは真逆なんだけど
(※広告=広く伝えるもの、ふくらませるもの)
「届かせる」本質としては一致してるはず。

媒体に載ろうが、SNSでつぶやこうが、
世の中に向けて発信できる時代には大小よりも
わたしがわたしであることのほうが、
大事なことだと思ってます。


そんなこんなでnote書くの楽しい勢のわたし。

コピーライタースキルを落とし込んだ
note執筆の「文章術」をまとめてみます!

「世の中をちょっと甘くする」ガムシロップ情報局
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①タイトルを立てる


まずはじめに言葉ありき

これってこうなんじゃないの?とか
こういうことってあるかな、とかそういう
思考がポンと頭に浮かぶものが発見できたとき、
noteの新規文章を立ち上げます。

曲のタイトルからつくる、みたいな感覚で
タイトルとなるひとことを入力。

このまま②に進むときもあれば、
ほんとにこれのみで保存(いったん終了)、
のときもある。

この一言が、力を持っていると思っていて
修正するときもあるけど、
だいたいそのままタイトルになる。

※ちなみに、タイトル未満の「書きたいネタ」
 は別メモにリストアップしておきます。
 ふわっとした、やりたいこととか調べてるものとか。


②メモする


立てたタイトルに紐付くワードや思考をメモします。
本文に、パラパラと順番とかは気にせずに
思い付くタイミングで入れておけばOK。

「箱」をかまえておくことで、
入れる場所があるから自然とパーツも集まります。

集まったパーツによって、
その後文章にするときの構造ができていきます。

トピックひとつを伝えたいものか、
2~3つ集まると語れるものか、
「仮説ー事例ー結論」みたいな流れをつくれるものか、
など。


③気持ちにあわせて書く


「書きたい」と思ったときに書きます。
noteは仕事でもタスクでもないので、
「義務にしない」が信条。気の赴くままに!

完成まで一気に進めることがほとんどだけど、
到達しないときは潔く一時保存。

ちなみに、脳の仕組み上、
「“やる気”はやりはじめてから出る」ものなので、
まずはやり始めること、そしてやり始めたら
やり切りたく
なる気持ちを活用するのもありです。

▼これわかりやすい!



④読み返す


文章の良し悪しのひとつは、「読みやすいか」
中身ももちろん重要だけど、
読みにくさによって伝わらないことは極力避けたい。

そのために自分で読み返してチェックします。

・一文が長すぎない(目安50文字)
・一文一義
・主語と述語を近づける
・重複とか無くていい文字をカット
・文字をひらく(漢字とひらがなのバランスをとる)
・太字と段落と見出しを整える

文字数の意識も参考に。

・200文字のブロックをいくつか用意
・読みやすい記事 500~1000文字
・よみごたえのある記事 1500~2000文字
・3割余剰に書いて削る気持ち

全体のチェックをして、タイトルに戻ります。
note記事タイトルの自分ルールにも照らし合わせ、
最終的な編集をします。

「タイトルの役目」とは、
中身を読んでもらうことです。
2秒で判断される時代に、パッと見で興味をひくこと。
しびれますね。

一文へのこだわりをもつと、
タイトルをつけるのが楽しくなります。

わたしが気を付けていることはこんなかんじ。

・伝わること、表せていること
・共感と違和感が共存すること
・発音したくなる語感であること(韻とリズム)
・そのままなんだけどダイレクトではないこと


問いかけでも要約でもOK。
結論であれば、『◯◯は△△だ』という、
ひとつの定義として世の中に送り出す気持ちで。

(おまけ)レトリックをつかう


レトリックとは、言葉の技巧です。
音感とかメタファーの表現とか、テクニックのところ。

わたしはレトリック(とくにメタファー)が大好物です。
コピーライターの世界では、
よく「レトリックに頼るな」と言われたり、
「伝えたいこと」先行で「伝え方」は後、などとも
言われたりしますが、それも大事だけど、
仕上げに必要なのは言葉みがき

心を動かすのは、気持ちよさとか細部の装飾ですし。

「人がゴミのようだ」とか最高ですよね。(たとえが)

思う存分レッツレトリック!

・比喩を使う それわかる!ってモノや感覚に例える
・韻をふむ  音とリズムは浸透しやすい
・決めゼリフっぽくする なんかかっこいい
 
このあたりが取り入れやすいレトリックですね。

文作りの醍醐味でもある気がします。

さいごに


ハーゲンダッツって、人を幸せにしますよね。
暑さ寒さも関係なく、おやつにも食後にもいつでも、
絶対的なごほうび感、ぜいたく感、わくわく感。

おいしいアイスはたくさんあるけど、
おいしいだけじゃない価値と影響力って意味で、
『ハーゲンダッツになりたい』。
これは甘党のみんなにとって
究極的に目指すところではないでしょうか。

そんな気持ちで自分の何かが役に立てば、と
noteの文章術をまとめました。

(ピザポテトもおいしいけどさ!)


タイトルに「コピーライター的」と付けましたが、
魔法のような術ではないですね。
ふつうに書いて、文章と向き合うだけの話。

文章との向き合い方に、少しでも納得感
試してみたいことが見つかっていたら幸いです。

参考までにコピーライターとは、
メインとなる広告コピーそのものだけではなく、
ボディコピーやカタログの文章なども対象となり
ライティングの幅が広いことと、
「考えて考えて考える」種族であり、
「自分と世の中」のことを常に把握したがる
メンタリティーの生き物であることを触れておきます。


コピースキルは企画力、
ライティングスキルは編集力。
noteはどっちも研磨できる気がする!

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