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"イデオロギースノッブ"という社会問題界最大派閥について【おまえ政治、フェミ、LGBTホントに理解してるの問題】


■"イデオロギースノッブ"とは


どうも。ぐらです。

みなさんはSNSや日常で、例えば政治についてやフェミニズム・LGBT等の社会問題に対して

私、理解あります!
俺、関心あります!

みたいな感じをニオわせてくる人に遭遇したことはありませんか?

なんなら

私は理解・関心あるけど、あなたはないの?

みたいな空気を出してくる人。

私はあります。


そしてそういう人間の大部分を「イデオロギースノッブ」と心の中で呼んでいます。

イデオロギーとは

多義ありますが、政治の左・右、フェミニズムやジェンダーなどの意見体系のこと。


スノッブとは

スノッブ(snob)は、またスノビズム(snobbism)は多くの場合「知識・教養をひけらかす見栄張りの気取り屋」「上位の者に取り入り、下の者を見下す嫌味な人物」「紳士気取りの俗物」といった意味で使われる。

です。

「イデオロギーを自分のスノビズムに使う人」という意味で

イデオロギースノッブ」と命名しました。


■こんな人よくいなかった?


少し古い話ですが、LGBTへの理解を示すためにFacebookなどのアイコンを虹色にするの流行りましたよね。私の周りも案の定、七色に染め上げた顔写真を設定する人間がたくさんいました。

もしかしたらこれをお読みの方にされたことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。

ホントに理解、していましたか?


またフェミニズムに理解があると自称する男性もいませんか?だいたいのそういう方が

フェミニズムに理解あると、良い印象を得やすい

という打算をしている感じが伝わってくる感じがしないでしょうか。   (もちろんきちんと理解出来ている方もいます。)


まだまだ例は出せますが、みなさんも1人か2人すぐ思い浮かぶという方は多いのではないでしょうか。

それぐらいイデオロギースノッブは蔓延していると私は思っています。



■Q.なんでいっぱいいるの?

A.無料で噛みつかれにくいコスパの良いマウント材料だから


ここからは完全に私怨が入るのですが、ここまで蔓延している理由に

お金がかからない
正しさがある
感情論に持っていきやすい

という3つの理由があると思っています。


順に説明すると、

お金がかからない

言わずもがな。スノッブには「ひけらかせる知識」を勉強する必要がありますがイデオロギースノッブはなんなら知識なくてもいい。


正しさがある

イデオロギーなら弱者の下克上。政治なら憂国の士

自分を正義の側だと思い込ませやすい材料があります。


感情論に持っていきやすい

複雑に絡み合った問題ゆえにこれといった正解が出せません。それを逆手にとって、たいした知識がなくても「でも国のためだよ」、「虐げられてかわいそうだと思わないの?」といって誤魔化しやすいという特徴があると思います。

(論理的に話すと"最適解"が出ないのが社会問題なのです)


…実はもう一つ

いざとなれば界隈のやべーやつの支援が受けれる

どの界隈も「感情論でのケンカがすごく上手な方」っていますよね。

はい。



■彼らにとってイデオロギーはタピオカドリンク


ここまで読んできた方の中に

でも始まりはなんであれ問題に触れることはいいんじゃないの?

という考えが浮かんだ方もいるでしょう。確かに社会問題というのは母数が多ければ多いほど変化を起こす力が多くなるので、「触れる人間が多い方がいいのです」

が、

あなたの周りの虹色アイコンの方、その後も虹色ですか?
虹色アイコンだった方、LGBTへの理解出来ました?


現実問題、インスタ撮影用の飲まないタピオカドリンクなんですよ。

自分を飾るための道具でしかないわけです。味も知らないか、ちょっと飲んで捨てる。

タピオカドリンクならばまだ有料ですので、行動がクソでも経済を回すという利点はまだありますが、思想は無料なんですよ。悪質。


悪質なのはこれだけではなく…



■イデオロギースノッブが社会問題に関わるせいで社会問題の解決がどんどんややこしくなる社会問題


例えばSNSで

男性への過剰な要求をして炎上している自称フェミニスト
特定政党の党首への暴言をする政治系アカウント。(○○政治を許さない系!)」
そしてそういう人同士のみっともない感情論バトル

みたいなの見かけませんか?

何件か続くと、「ああ、特定イデオロギーの人はちょっとアレなんだね」なんて思ってしまうと思います。

でもね、こういう人たちイデオロギースノッブなんです。他人を叩くためにイデオロギーを使っている。

でも必ず論理的な思考でそのイデオロギーに達した「真に理解してそれを提唱している人」がいるわけです。そういう人がたくさんいたならばもう少し抵抗なく社会問題が解決に動くかもしれない。

しかし、イデオロギースノッブの蛮行で特定思想への偏見を生み反感と抵抗感を生み出しています。

こういうのを放ってはいけないよね。



■まとめ


・イデオロギースノッブとは

特定の思想を他人へのマウント道具に使うやつ。命名:ぐら

・いっぱいいるよね

お金かからないし、噛みつかれにくいし、便利な道具だよね。

・触れるきっかけにさえ思ってない

インスタ用タピオカミルクティーと化したイデオロギーくん。

・野放しにしてはいけない

純粋にムカつくし、偏見も生む。


■最後に


色々書いたけど炎上とかしないかちょっとビクビクです。

逆に言うと、それくらいこういうことをテーマに書くことについて憚られる風潮があるってことでもあります。

つまり、今のところイデオロギースノッブのほうが有利。

世の中よ、自浄作用効かせていけ。


2019.10.11 ぐら

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