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短歌 穴熊

苗のため 植えた親芋そのままに 穴熊見つけ 爪でかき出す

鷺野自然農園ではサツマイモの苗は購入せず、芋を植えてそこから苗を取っています。こうして苗を取った親芋はそのままにしておくので、秋になって大きくなってはいるのですが、なぜか保存性が悪くなるのでこのサツマイモは収穫していません。穴熊はそれを見つけ出して、真冬の食糧にしているようです。自然農法の畑なので、爪で掘ったくらいでは芋全体を掘り出せず、引っ掻きながらむしり取っている感じでした。生きていく必死さが見えて少しかわいそうになりました。

穴熊は見たわけではないのですが、ハクビシン、アライグマ、穴熊、タヌキはとても似ています。このうちハクビシンとアライグマは木登りが上手く、地上の物や果物などを食べることが多く、穴熊とタヌキは木登りは得意でなく、地上と地中のものを食べることが多いそうです。ここでは、昨年はとうもろこしもほとんど食べられましたが、これはハクビシンの大好物だそうです。


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