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卒業式を迎えて

 普段は大学職員をしながら学生支援のためあれやこれやと考えてます。

 令和6年3月15日は姫路大学の卒業式でした。世間では一粒万倍日で盛り上がってる中、朝から準備に取り掛かってました。
 今年の卒業式は、初の学外の施設で執り行うことになり、アクリエ姫路という施設をお借りしました。普段とは勝手が違うため、予期せぬトラブルにも対応するためある程度の想定はしていましたが、想定外の事は起こるものですね。細かいトラブルはあったものの、最終的には大きなトラブルなく終える事が出来て良かったです。

 今年の卒業生は入学式がコロナ禍で始まり、入学前に期待を抱いていたキャンパスライフとはかけ離れた環境の中で、学習をしていました。1年の後期になって初めて顔合わせる学生たちの姿を見て、喜びと一方ではどことなく違和感を感じていました。
 
 2年生になってもオンライン授業とたまに対面授業の日々。部活動は制限され、人と集まっての飲食は禁止。常にマスク生活で相手の顔が分からない。今思うと閉塞感のある生活の中、よくみんな耐えてきたと振り返って思います。

 このような状況の中で、専門職に就く夢を抱き、夢に向かって真っ直ぐブレずに卒業を迎える事が出来た事に目頭が熱くなる1日でした。

 社会に出てこれからもっと大変な事があって、悩むこともあると思いますが、どうか学生生活のコロナ禍に負けなかった気持ちを強く持って、立派な社会人になってくれることを願ってます✨

 人生はストーリーがあって華になる。

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