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今年一年を振り返って

 2022年はコロナも少し落ち着き、さぐり探りの中でのスタートだった。大学では対面での授業を基本とする中、オンラインとしての可能性を活かして、学生に向き合いながら対応してきた。

 また、コロナ禍の2年間でコミュニティの希薄さが進み、またそれに慣れてしまった。そんな中スタートさせた毎週キッチンカーでは、コミュニティ形成と学生生活の充実を図るための学生同士、または教職員が交流できる場が出来たことは自分にとっても大きな試みであった。

 さらに、オンラインでのコミュニティの場として、standfmで始めたラジオ番組では、閉ざされた気持ちを少しでも緩和させ開放に向ける取り組みとして、重要な位置付けとなった。これが1年間、教職員が協力して継続出来たことは大学にとっても大きな資産となった。

 その一方で新たな課題も見えてきた。これらの取り組みを学生へ届けることの重要性や人を巻き込むことの難しさも表面化した。自己満足で終わらないためにも、有益な取り組みとなるよう、しっかりと宣伝して人を巻き込み、それぞれが自分ごととして楽しみながら関われる仕組みにする事がものすごく重要であることも分かった。

 ものすごく大変な2年間であったと、同時に未来への可能性を見つけられた2年間でもあった。時代と共に変化に柔軟に対応することは、この先も求められることであり、急な変化にも前に進める対応力と柔軟性を備えなければならない。

 一年振り返りまとめると、一つ一つの取り組みが成し得たのは、人との出会いや繋がりがあったからこそである。あらゆる可能性は、全てコミュニティから生まれることを実感した一年でした。
 次の一年は、このコミュニティを更に価値あるものとして具現化していきたい。

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