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「公開まであと三日」・・・。

小林豊規監督のデビュー作にして遺作。映画「静かに燃えて」が今週末より公開です。

小林豊規監督とはどんな人間なのか
友人たちが語るエピソードを紹介します。

「可能性の問題」
同窓会の時の会話の記憶です。
照明に向いてない若い社員の処遇をどうするか悩んでて相談したら

「その子が本当に向いてないんだったら早く辞めさせた方が良い。延ばし延ばしにして若い子の可能性を摘む権利はあなたには無いでしょ。誰にでも向いている仕事は絶対あるはずだから」

と言われて目から鱗でした。
その子の事を考えているつもりで、私は自分の事しか考えていなかった。
その若い子は会社を辞めて他の世界で見事に羽ばたいて行きました。
あの時の冷静で愛のある意見に、今でも感謝してます。(同級生KS)


長編映画「静かに燃えて」 2024年3月30日(土)より
池袋シネマ・ロサにて公開。

「彼の人生はまさに映画だった」

映画「赤すいか黄すいか(犬童一心監督)」などの撮影を手がけ、CMディレクターとしてその手腕を発揮し続けてきた映像ディレクター、小林豊規(とよのり)が手掛けた切ないラブストーリー。
「エッシャー通りの赤いポスト」のとみやまあゆみ、「不器用な彼女」の笛木陽子、さぬき映画祭ショートムービーコンペティション2021グランプリ受賞作「僕とぼくとカノジョ」の原田里佳子、短編「隠し戯~かくしごと~」の蒔苗勇亮らが出演。TVのバラエティ番組、ラジオ、映画と多方面で活躍し、バンド 「yes,mama ok?」 のリーダーで、作詞、作曲も担当する金剛地武志が、怪しい催眠術師役で出演し、映画の音楽も作曲している。

ストーリー
カルチャースクールの油絵講師・容子は、下宿先であったテラスハウス(連棟式住宅)の大家が亡くなったことをきっかけに大家の孫・由佳里と出会い、彼女と同居することになる。容子は由佳里に特別な感情を抱くが、平穏な生活を続けるため、あくまで女友達を演じ続けるのだった。そんな容子のもとに大学時代の男友達・佐野が訪ねてくると、由佳里は次第に佐野にひかれていく。同じテラスハウスに大学生の柊子と悠輝の姉弟が引っ越してくる。やがて悠輝が不審な行動をとりはじめ、柊子は弟が隣に住む女性にストーカーまがいの行為をしていることをつきとめるが……。テラスハウスに住む2組の住人たちの「告白できない思い」が不思議に交差しながら、物語は意外すぎる方向に転がっていく。

・その他、トークショーと初公開の貴重なフィルム、スピンオフ・コミックも。
○池袋シネマ・ロサでの公開中、トークショーを開催。
本作に熱い声援を送る犬童一心監督が自ら司会を買って出て、様々なゲストを招いたトークショーが期間中、三日間(初日、三日目五日目の予定)行われます。映画の出演者やこの映画のファンを自称する映画監督脚本家・俳優などがゲストとして登壇し、監督の映画愛や人となり、そして作品の魅力について語り尽くします。三日間の登壇者と日程は現在調整中。
○同時上映として、小林豊規監督が1973年、中学2年の時に自主制作した8mm映画「山小屋生活」をデジタル化しDCPで上映。わずか14歳で監督、撮影、編集、特殊効果までこなした幻の作品を発掘し特別上映します。8mm映画がDCPされて、劇場で観られるのは実に貴重な体験です。
○劇場パンフレットには、映画の後日談を描いたオリジナルのスピンオフ・コミック(「焔(ひ)の棺(ひつぎ)」のよしゆき作)を掲載。その他にも様々なグッズを販売。映画「静かに燃えて」の世界を広げます。

https://www.shizukanimoete-movie.com/予告編

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