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働くということ 仕事を辞めるか辞めないか

壊れて『現時点では会社を辞めない』とだけ決めて復帰して、半年経過しています。

現時点でも、『現時点では会社を辞めない』というのは変わっていません。

辞めるのはいつでもできる。

なぜ辞めていないのか?
理由はいくつがありますが、1つ目は、辞めるのはいつでもできるからです。

よく見聞きする言葉ですが、『辞めるのはいつでもできる。もうちょっと頑張れ。』
って感じで、まだ投げ出すなという意味で使われがちな気がします。

そうではなくて本当にいつでも辞めることができるんてます。
やめたいと思ったらやめていいんです。

退職はさせてもらうものではなくするものです。
法的根拠があります。
まず憲法で職業選択の自由が謳われています。

辞め方の詳細も法的根拠があります。

退職は会社に【相談する】ことではなく、【宣言する】ものなんです。

長い人生、本当に苦しいときはこの権利を行使して退職していいと思います。
ただ、権利だけを重視し続けるのはあまり良くないです。
働く側の権利が雇う側の義務であるように、働く側にも義務があります。

働く側にも義務がある。

働く側の義務は【労働契約・就業規則を守って会社の為に働くこと】です。

※ただし、労働契約・就業規則が労働基準法よりも条件が悪い場合は無効です。そんな会社とお近づきになるのはやめましょう。

違法行為以外は会社の為になることなら、やる義務があります。
会社のためになることは会社が決めます。
希望していない仕事を割り当てられても、それが会社の為になるのなら、やるしかないのです。
できなさそうでもやってみる。
そして出来るようになってようやく義務を果たしたことになります。

働く側のしんどさは、【会社の為に働く】という一言に含まれた様々な状況が生み出しているのではないでしょうか。

そして、この義務を完全に果たしていると言い切れる人はどれぐらいいるのでしょうか?

会社のほうが我慢している?

権利を主張できるのは会社の為になることを出来るようになってから、ということになるんですが、なかなか出来るようにならないし出来るようになってもミスすることはあります。

ミスは会社のためになりませんよね。
それでもそれを理由に給料が支払われない、ということはないと思います。
会社側には給料を支払う義務があり、かなり強い理由がない限り解雇することもできません。
なかなか出来るようにならない人たちに給料を払い続けるのが会社です。

ハラスメントという弊害

となると、ミスした人が叱責されるのは当然ではないでしょうか?
そして、ミスを半年に一回しかしない人と、毎日毎日何回もミスする人に同じ言い方ができるでしょうか?

ミスを注意するのは人間です。
ただ、その仕事ができるようになるまで努力したただけの、ただの人間です。
1回目と100回目で同じ言い方ができるでしょうか?

パワハラ防止法ができて、何回言ってもできない人に強く注意することが難しくなってきました。

できませんやりませんという頑なさもパワーである、と私は思います。

できませんやりませんというパワー。
とてもネガティブです。
ネガティブなパワーは強いです。
なんでできないんだ!と同等のパワーがあると思います。

できませんやりません、でも給料がもらえるならうまくたち振る舞って出来るだけ回避する人が出てきてもおかしくはないですね。
昨今はなんでできないんだ!は禁止になり、できないやりたくないは保護される。

あれ?働くって何だったっけ?

自分の給料は安いのか?

会社のためになることをやり切っている、と言い切れるなら安いでしょう。

私はもう少しお金がほしいけど、この会社で今の能力ならこんなもんだろう、と思っています。
前置きが長くなりましたが、これが私が辞めない理由です。
いつでも辞められるのは知っているけど、今の能力で今よりいいところに行けるのか?と考えるとかなり難しいだろうと思っています。

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