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組織は「信用」をもとに発展を加速するという仮説について

最近思うのは、
「信用」って難しくないですか?
ということです。

「生産性をあげよう」とかテーマになりますが、
「生産性」を上げるには、ツール活用ではなく、
「信用がある人間しかいない組織なのでは?」
と思っています。


信用の言葉の定義から言うと、

「AをしたらBをしてくれる。」

というのが信用かなと。

例えば、
「100円という値札がついているものに、100円を払えば交換できる」
というのは
謎の紙切れの価値を日本銀行が保証してくれている
という信用があるからです。

価値が明日なくなるかもしれなければ、
いちいち、双方で取り決めをする必要があります。

「お金は最大の発明だ!」
というのをどこかで聞いたことあります。確かに便利ですよね。
「交換」がしやすいので。

毎回、
「俺の作ったお米をお肉と交換してもらえるかな?」
と心配しなくて良いじゃないですか。

「心配」はリスク分散行動を促して、余計な手間を色々とかける事になります。
つまり「お金」を用いれてば初めましての人でも「交換」を成り立たせることができるというのが「発明」ですよね。
それによって、発展を遂げてきたのが最近の人類という。

もう一つ、約束を破った際に誰かがとっちめるという役割も必要になります。お金が今だと国家(法律)だという事になるのかな。

つまり、信用を加速させる仕組みは、
「AをしたらBをしてくれる。」 というルールと
② ルールを破った場合誰かが罰してくれる。
という2点が必要そうです。

いきなり、
「お金」という大きい仕組みの話をしてみましたが、
話の最初に戻ると、
会社においても「信用」というのが大事だなと思います。

「Aさんに物事を依頼すれば必ずミスなく遂行してくれる」
という信用があると、いちいち細かい確認をしなくて良いわけです。

となると、
確認の手間がなくなり、お互いがどんどん新しい事にチャレンジできます。

逆に毎回確認が必要だと、
依頼者 → 受託者 → 依頼者 → 受託者
のキャッチボールが増えて、生産性が上がりません。

こいつが人が増えても、生産性が上がらないボトルネックになっている気がしています。

なので、
「信用」を積み重ねた人がジワジワと集まっていくのが理想の組織だと思っていて、それを作るのがリーダーの役割なのでは?
というのが現状の仮説です。

そのために、

 でも書いたように、
お声がけ → 面談 → お試し期間(1コのタスク) → 試験期間(1-3ヶ月) → 参画
という流れを作ってみています。
そうすれば、
「信用」が積み重なっている人しか内部に残らないようになると思うのです。
(今思うと、これは「教育」にコストをかけない前提の思想ですね)

この仕組みの欠点はもちろんあるんですが、
今のフェーズだとこいつが最適解なのかな。。。
という。

日々試行錯誤ですが、
強いチームを作って、良いアウトプットを出すために
積み重ねていきます。

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