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【'24/5/19 文フリ東京38出ます!】書肆ネリネ

いかがおすごしですか。
私はおおむねつらいですが、たぶん元気でやっております。

さて、表題の通り、文学フリマ東京38に出店することといたしました!
文学フリマには客として一度しか行ったことがないけれども()

ブースでは、私の身近にいる表現者にインタビューして写真とともにご紹介しているZINE「9 -cue-」の既刊/新刊と、ささやかなボリュームの短編・掌編小説集を出す予定です。

店名の「書肆(しょし)ネリネ」について。

私には、自分の振る舞いのせいで道を分つことになってしまったと思う相手が片手分くらいいます。また会って普通に話せそうな人も、もう二度と会えないだろうなという人もいますが、その人たちのことを思い出すたびに、心の中で「ごめんなさい」と唱え続けてきました。どの出会いも私の人生を特別豊かにしてくれた、とこちらは感じていても、あなたは私のせいで心地よくない思いをし、人生の一時を無駄にしてしまったのかもしれない。
「9 -cue」で次にフィーチャーする方と話しているときに、そういう存在がいるとこぼしたら、そこに大切なことがあると思いますよと。その方のアイデアで、「今はそばにいない人へ届ける文学」というテーマでプロジェクトを立ち上げることにいたしました。
書籍のロマンというのは、作り手が一生のうちに行けないところや会えない人のもとに、実体を伴った意志が代わりに出向いてくれるところにあると思いますし。
文フリ出店名としてだけでなく、読み物書いたり選書したり、なにかやっていけたらと思っています。

書肆は本屋のことです。もったいぶった感じで好きです。
ネリネは、ダイヤモンドリリーと言うとわかる方も多いかもしれません。襞のついた花弁がきらきらと輝くお花で、初めて見たときはその奇跡のような美しさにまぶたが震えました(本当に)。
花言葉は、「幸せな思い出」、そして、「また会う日を楽しみに」。
「ごめんなさい」と同じだけ繰り返してきた、その人たちへの「ありがとう」を込めて、自分の納得できる本を書いて並べたいと思います。

2024年5月19日、日曜日開催
@東京流通センター
です!ちょっと先ですが。

どうぞよろしくお願いいたします。


素敵なネリネのお写真、フォトギャラリーからお借りしました。
(携帯を変える前に撮ったネリネの写真がすでに画像フォルダになかった。。。)

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