見出し画像

「未来をつくる政治塾」って、他の政治塾と何が違うんですか?

7月10日に選挙が終わり、しばらく“燃え尽き症候群”のような状態でいました。8月に念願だったジョージア旅行を果たすなどして、気力・体力ともに回復してきた私が、次に何をしようとしばらく考えた結果、たどり着いた答えが「政治塾」の開催でした。

なぜか。

あきらめきれなかったからです。

私は、「#選択肢をふやそう」というメッセージを掲げて参院選にチャレンジしました。残念ながら結果は伴いませんでしたが、32万人を超える方々に想いを託していただくことができました。にもかかわらず、私はその想いを国会に届けることができませんでした。それはとても悔しく、そして不甲斐ない経験として胸に刻み込まれました。

政治家にはなれなかったけれど、「社会に選択肢を」という思いをあきらめられなかった。簡単にあきらめたのでは、それこそ32万人の方々に不義理をすることになる。だからこそ、「次のステップ」へと進んでいくしかないと思ったのです。

今回、私は無所属でのチャレンジでした。全国から多くの支援が集まり、またボランティアにも多くの方が来てくれました。それでも、どの政党や組織からも支援を受けない“素人集団”の私たちは、「正解」がわからないままに試行錯誤を繰り返すしかありませんでした。それはとても楽しい経験ではあったものの、おそらくは「選挙の王道」からは外れた、効率の悪い動き方だった可能性も否定できません。

選挙だけではありません。当選した暁には、無所属としてどのように動いていくべきなのか。どうしたら公約(政策)を実現できるのか。そもそも政治には何ができて、何ができないのか。私たちにとって、このまま民主主義というシステムを維持していくことがベストなのか。政治家として活動するには、勉強しなければならないことが山ほどあります。

「政治を通じてダイバーシティを実現したい」

そんな思いを抱きながら、政治のこと、選挙のことがわからずに前に進めずにいる人がいるなら、その後押しをしたい——それが、今回、政治塾を立ち上げることとなった一番の思いです。とはいえ、私も立候補はしたものの、いまだ政治家としての経験はなく、あれやこれやと教えられる立場にはありません。ですが、私にはこれまで築いてきたネットワークがあります。現役の政治家や選挙プランナー、そして論客として知られる研究者など、他ではこの顔ぶれを揃えることができないだろうという豪華な講師陣にサポートいただけることとなりました。

とはいえ、私たちの塾が目指しているのは、知識伝達型の一方通行的なものではありません。講師による講義を受け止めて、受講生たちがディスカッションによって学びを深め、刺激を与え合っていく、「横のつながり」を重視しているのです。政治家として活動していく上で、「仲間づくり」は欠かせない要素のひとつです。この塾は、そうした仲間たちとの出会いの場となるコミュニティとして発展していくことを目指しています。

決して安い金額ではありません。しかし、それに見合うだけの価値は提供させていただく所存です。決して後悔はさせません。それくらいの強い決意とともに、仲間たちと力を入れて準備を進めてきました。

講師の一人、成田悠輔さんからの問題です。

講師のみなさんも、手ぐすね引いて、みなさんとの語らいを楽しみにしています。「未来をつくる政治塾」、いよいよ来月開講です!!


◆「未来をつくる政治塾」概要や参加費、入塾試験については、こちら。
     (※エントリー1次期限は、11/16(水)まで)
           ↓↓↓↓↓↓↓↓


◆「未来をつくる政治塾」に関するインタビュー動画は、こちら。                 
           ↓↓↓↓↓↓↓↓

ここから先は

0字
社会で話題になっているニュース。「なるほど、こういう視点があるのか」という気づきをお届けします。

乙武洋匡のコラムやQ&Aコーナー、マネージャー日記や趣味(映画・ワイン・旅行etc.)の記録などを公開していきます。 「すべての人に平等…

みなさんからサポートをいただけると、「ああ、伝わったんだな」「書いてよかったな」と、しみじみ感じます。いつも本当にありがとうございます。