見出し画像

こうして私たちは飼い慣らされていく。

昨日、臨時国会が召集され、岸田文雄総理が誕生した。伊藤博文から始まって、じつに100代目の総理になるそうだ。党人事や内閣の顔ぶれを見て、やれ「安倍晋三の傀儡政権」だの「じつは巧妙な安倍外しをやってのけた」だの、相変わらず政局が大好きなマスコミが喧しくやっているが、正直、こうした報道には食傷気味だ、という方も多くいるだろう。

私自身も、そんな一人だ。「もっと私たちの暮らしに関係のある、重要なことを取り上げてほしい」という声はよく聞くが、まさに今こそそうした時期だと思うのだ。今こそ“あの件”を取り上げずして、何がジャーナリズムだと思ってしまうのだ。

正直、この見事なまでのスルーっぷりには怒りを通り越して、不安を覚えている。

            ------✂------

ここから先は有料公開となります。

個別の記事を数百円ずつご購入いただくよりも、定期購読マガジン(月額1,000円)をご購読いただくほうが圧倒的にお得となります。

月の途中からご購読いただいても、当該月の記事はすべて読めるようになっているので、安心してご登録ください。

記事の更新はみなさんからのサポートに支えられています。ぜひ、この機にご登録をお願いします!

「乙武洋匡の七転び八起き」
https://note.com/h_ototake/m/m9d2115c70116

ここから先は

2,034字

¥ 300

みなさんからサポートをいただけると、「ああ、伝わったんだな」「書いてよかったな」と、しみじみ感じます。いつも本当にありがとうございます。