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8/16 獅子座 新月

どうも、水星の申し子です。

2023年8月16日 18時38分頃、
獅子座で新月を迎えます。

\YouTubeでもどうぞ!/

新月のホロスコープを解説する前に、
まずは、わたしなりの「月の解釈」をお伝えします。

「何回も読んどるからエェわ。」
という方は、月の解説はスキップして、
ホロスコープの詳しい紐解きへ飛んでください。


「月」ってどんな星?

あなたは「月」に対して、
どのようなイメージをお持ちですか?
どんな星だと認識していますか?

神秘的で、美しくて、
人の心を惹きつけてやまない月ですが、
わたしは、ただ美しいだけではなく、
ある種「取り扱い注意の星」だと考えています。

月とは「不安定さの象徴」です。

西洋占星術では、
月を含め最低10個の星を取り扱いますが、
その中で唯一、月だけが満ち欠けをします。

今この瞬間も、月はカタチを変え続けています。

「常に変化し続けている」
つまり、「一定ではなく、不安定」。

なら「不安定さの象徴」って具体的に何よ?
ってハナシですが、その答えは「感情」

わたしたちは日頃、
「感情をなるべくフラットに保ちたい」
と思いながらも、外部からの刺激につい反応して、
喜んでみたり、悲しんでみたりするものです。

月が満ち欠けして形を変え続けるように、
わたしたちの感情も移ろいやすく、
常に一定ではありません。

だからこそ、本能的に安心を求めようとするのです。

安心への欲求こそ、まさに「月」です。
月とは、“心の中に住む仔犬”を
イメージしてみてください。

心の中でわんこがキャンキャン吠えたら、

「お腹が空いているの?」
「お散歩に行きたいの?」
「遊んで欲しいの?」

と観察して、適切なお世話やしつけをする。

これが月との上手な付き合い方かな、
とわたしは考えていますし、
お世話としつけをするように付き合うことで、
感情の波にムダに呑まれずに済みます。

今後、心のダムが崩壊しそうになった時には、
「わんこのお世話としつけ
を思い出して、意識してみてください。

8月16日は獅子座で新月

さっそくチャートを見てみましょう。

風のサインに星が一つもなくて、
風が凪いで、流れ、動きがない状態。

そんな中、アセンダントだけ
水瓶座で風のサイン。

チャートルーラーの天王星は、
太陽と月に対して葛藤の配置。

無風な中、突如、予想外の出来事が
飛び込んできて「ひー!」ってなる感じ。

その他にも、天王星は、
冥王星、火星とグランドトラインを描きます。
グランドトラインを、
海王星が引き手で「カイト」。

「自分自身の輪郭が分からない」人や、
自分の可能性を制限をしてしまう人も増えそう。

その突破口は、おそらく、
想定外のところからもたらされます。

あちこち出かけたときや、
散歩をしているときに、
「あ、コレかも。」と気づくかもしれません。

夢で見たことにヒントをもらう可能性もあるし、
芸術やアート、音楽に浸っているときに、
不意に「降りてくる」可能性も高い。

現状の課題に対して、
自分の力でどうこうしようとせずに、
大いなる力を信頼して、身を任せてみる、
くらいの方が上手くいきそうです。

流れに抗わないことですね。

月と太陽が位置するのは、
獅子座24度
「身だしなみの整っていない男」

・自分に自信を持って堂々と過ごす。
・慌てず騒がず物事を冷静に捉える。
・人の評価を気にせず自分の望むままに生きる。

そんな意味がこめられている度数です。

人の目や評価を気にせずに、
自分にとって大切なことに集中しておれ、
ということのようですよ。

今回の新月は「第6ハウス」で起こります。

※5度前ルールを採用すると、
「第7ハウス」になるのですが、
ディセンダントから4度以上離れているので、
今回は「第6ハウス」としてリーディングします。

「第6ハウス」のテーマは、
仕事(労働、業務)や職場、
健康、習慣、トレーニング、衛生管理など、
各種「目に見える調整」です。

仕事(業務)や職場が変わったり、
体調を崩して仕事を休まざるを得なくなったり、
この新月付近で、目に見えるカタチで
調整が促される方もいるかもしれませんね。

そういう時にも、慌てずに、
「今、必要なことなんだ。」と前向きに捉えて、
感情をコントロールするようにしてください。

今、もっとも「核」となることは何か?
を自覚し、そこに意識を集中させる。

最優先事項を決めたら、
その他のことが後回しになるけど、
「最優先事項以外、今は無視!」くらいの
損切り力と集中力が必要になりそうですね。

また、「誰かの役に立ちたい」気持ちが
普段以上に強くなって、
「誰かの役に立つことによって、
自分のアイデンティティを確立したい」
と無自覚に思う人が増えそう。

逆の考え方をすると、
「役に立たないと思われたらどうしよう」
「人から評価されないと存在価値がない」
と考えてしまいやすいってことです。

役に立っているかどうかを決めるのは、
相手であって、自分の力ではどうすることもできません。

どこまでいっても、
相手が望むことをできるだけ理解し、
そこに対して、自分の100%で対応するしかない。

その際に、自分に自信を持って取り組めば、
おそらくうれしい結果につながりやすいし、
自信がなく、不安なままに取り組めば、
そういう結果になるのだと思いますよ。

評価されたら嬉しいけど、
もし評価されなかったとしても、
自分の人間性が否定されたワケではない。
能力やスキルを磨ければイイだけ。大丈夫。

このくらい割り切ってしまうと楽ですね。

月と太陽に対して、
チャートルーラーの天王星が
葛藤の配置を描いています。

日々のルーティンワークや習慣を
突然邪魔してくる人、もの、出来事
が出てくる可能性大。

「わたしの/オレのリズムを崩さないで!」
と言いたくなるシチュエーションが増えるかもしれません。

今回、不動サイン・地のサインに星が多いので、
自分のペースが乱されることや、
安定した状態が壊されることに対して、
ストレスを感じやすいです。

不動と地が多め、かつ風がゼロなので、
完全に柔軟性に欠けます。

意固地にならず、頭をやわらかくして、
もしかしたらその習慣やルーティンは、
今の自分には必要ないのかもしれない、
別のカタチにアップデートするときかもしれない、
そんな視点を持つべきタイミングなのかもしれません。

「こうじゃなきゃダメ」ばかりだと、
ものすごくストレスが溜まるので、
「コレが良いな、でも、そっちでもイイか」
という「どっちでもイイ」「何でもイイ」
の意識がポイントになりそうです。

「何でもイイ」って、
それを言われちゃ困るワードとして
よく紹介されますよね。

「今日のごはん、何がイイ?」
「何でもイイ。」

「夏休みの旅行、どこに行く?」
「どこでもイイ。」

そのくせ、決めて提示した後で、
「それはちょっと。」とか言い出す始末ね。

「何でもイイって、嘘やんけー!!!」
どっちでもイイ、何でもイイ、
って言ったなら、文句言うな!
文句言うんだったら、考えろ!
脳みそとハート、省エネするんじゃないよ!」

というあるあるのヤツです。

意志のない「どっちでもイイ」「何でもイイ」
ではなく、
意志のある「どっちでもイイ」「何でもイイ」
を使って柔軟性を発揮する新月にしてください。

以上!
皆様、beautifulな新月をお迎えください。

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