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23年ヤクルト 編成整理とドラフトで投手/野手何人指名できるか それを考慮したドラフト戦略シミュレーション


このnoteの要約画像

※PCで執筆・改行している関係上
スマホだと若干読みづらい改行になっているかと思います。

PCだと綺麗に読めるよう改行してあるので
そちら推奨です。

※今回も9000字近くと長編なので、
目次だけで概要を掴めるようにしてあります。

今回は順番に読む前提で構成しているので
途中だけ読むのは分かりづらいかもしれませんが、
興味のあるところだけ読んでいただくのでも構いません。



'16年以降 ヤクルト投手/野手 入退団推移

※入退団は日本人のみ。外国人の入退団は含まない
※外国人の投/野は開幕時点
※()内は合計のうちドラフト外入団の人数 
※投/野のバランス変わらないトレードは除外
※作成者の数え間違い可能性あり(Wチェックはしました…)


これを見て言えること

・基本的には切った分±1人は補充する

・去年は切った数+2人多く投手を補充している
 →若干投手の人数が多い

・野手→←投手のトレード,現役ドラフトが3年連続

→ここで野手が減ってその分また投手が増えている


こんなところでしょうか。


20年→21年を見ると、
ここで日本人野手が+2人
さらに外国人野手が+1人で増えていて

「3年前野手が増えた分もとに戻しただけじゃね?」

と考えることもできますが、

ではここで

21年と23年の野手の総数をチェック

21,23年野手の人数比較
※21は開幕前
※23はシーズン終了後

(―西浦フェリペなので開幕前は31名/3名
(退団情報を入れると-荒木,松井聖なので現在29名/3名)

ちなみに投手は支配下37名/育成投手4名
(→戦力外で支配下32名/育成投手3名)

ここで次に気になってくるのが、

・支配下野手30人は少ないのか?

・支配下野手33人は多いのか?

という点だと思います。

なので、次は

12球団の投手/野手人数をチェック

2023年 各球団 投手の人数(戦力外前)
※作成者カウント
2023年 各球団 野手の人数(戦力外前)
※作成者カウント

はい、

ヤクルトは明らかに野手が少ない

ですね。

支配下野手30人は各球団に比べて2-3人少ないと言えるでしょう。


2021年の支配下野手33人+育成3人という人数は

「増えた」というよりは「適正人数まで戻した」

と表現するべきじゃないのでしょうか。


そして2023年現在、また野手が「減っている」と言えます。

ヤクルト球団は慢性的に野手が足りないから
2016年に二軍を回すためブルペン捕手と育成契約したり
(入退団推移の表ではカウントしませんでした)

2023年に野手全ポジション守れるフェリペ
独立から育成契約で獲得したりしているわけです。

それに対して投手は、
育成の人数は少ないですが
支配下の人数はロッテと同数で1位でした。

これまでの話を踏まえて、
現在の野手29名/3名 投手32名/3名から

どう調整して選手の出し入れを行っていくか

それに伴ってドラフトは投手野手何人ずつ指名するのか


予想していきたいと思います。

開幕前の 投35/野31に近い形を目指す


開幕前の支配下登録投手

戦力外発表前の投手37名+ケラエスピナル
丸山翔,山野(育成から支配下)―阪口エルビン

なので合計35名

野手は30+西浦なので31名


今回はとりあえず、
現在の支配下投手32/野手29から
最終的に35-6/31-2になるよう考えていきたいと思います。

支配下投手枠+2人+αは考える必要有

① 外国人投手+1人

現在外国人選手は
投手:サイスニード,ピーターズ,エルビンロドリゲス
野手:オスナ,サンタナ(共に残留確定)

投手の去就はまだ分かっていませんが、
流石にサイスニエルビンは残留だと思っています。

ピーターズは怪我で途中帰国しているのですが、
その怪我の具合によっては再契約無しの可能性も。

初年度からこれだけ活躍してくれた左腕を失うのは痛いですから
特に何か問題が無ければ残留交渉を順調に進めるべきと思いますが。


一応ピーターズも含め全員残留を基本線に交渉
スポニチアネックスが出しているものの、


サンタナ残留報道を出したサンスポより後に出した記事なのに
「サンタナと残留交渉へ」と書いている時点で
とりあえず残留交渉してるやろ!的なノリで書いていないか?

とも少し疑っています。

まぁ残留情報はともかく、
現在の外国人投手枠3人から4人に今年もしてくるだろうとは
第1章を根拠に予想できるでしょう。

よって支配下投手は32名+外国人1名で33名


勝ちパ候補を連れてきて、
外国人先発3人を運用しながらリリーフ外国人を使う
のような編成が理想ではあるんですが…。上手くいくでしょうか。

② 近藤弘樹の支配下登録枠

そして、近藤弘樹投手の支配下登録は既定路線でしょう。

6/29に二軍戦にて実戦に復帰してから登板を続けて
こちらの成績を残しています。

近藤弘樹 23年ファーム成績

失点したのは1試合だけでした。


編成的に近藤もはや支配下枠で計算しておいた方が良い
とすら思っています。

よって支配下投手は32名+外国人1名+近藤で34人。

ここまで増えるのは確定事項と言って良いでしょう。


③ オリ・山崎福也をFAで獲得したい!

10勝左腕、神宮で打席も見られる、イケメン。
ヤクルトが山崎福也投手を獲得しにいかない理由がありません。


これは僕の願望だけにとどまらず、
大本営のサンスポ様が最終戦の翌朝に
山崎福也獲得調査の記事
をバチーン出しています。

本気度をファンにも山崎本人にもアピールしてるのでしょうか。

山崎福也は6000万のCランク。人的補償は必要無し。
よって支配下枠は空けておく必要があります。


とは言っても、

山本由伸投手のポスティング流出が既定路線の中
山崎福也まで先発を流出させるか?
お金結構積むんじゃない?

という考えも当然あります。

なので獲得できない可能性の方が高そうですが…。

山崎福也を獲得するとしたら
開幕前の支配下投手上限突破37人目で考えるべきでしょうか。

支配下野手枠+1を考えるべきか?

① 岩田の支配下は無くはないが…

ここ2年間の岩田幸宏選手の成績がこちら。

岩田幸宏 2022-23年ファーム打撃成績


春に怪我で離脱してしまってから復帰が7月
かなり打っていましたし、外野手の怪我人が多かったので
支配下のチャンスはあったんですが、いろいろ時期が悪かったですね。
そして秋ごろから若干数字を落としてしまった印象。

怪我人が少なければチャンスが回ってこないかもしれないので
春のアピール次第というところもありますが、
一応支配下登録は無くはない寄りではあると思っています。

ただそのために枠を空けておくかと言われると
近藤のようにはいかないとも思うんですよね…。

現役ドラフトで野手出して投手を取りたい!?

投手/野手のバランスが変わりうるのが現役ドラフト。

現役ドラフトにどう取り組むのか?だけで
1本記事が書けるくらいには深堀りできますし、

現役ドラフトの方針をどう取るか?については
僕も予想がつかず制御不能な領域なので
今回細かく書くのは控えますが…。

正直、現役ドラフトの趣旨に合う投手で出せる投手はいません
強いて言うなら金久保。でも出すとは思えません…。

戦力外一歩手前の投手を出して投手を獲得、編成上±0
OR 野手を指名して投手-1/野手+1にする

なんてこともあるんでしょうか。

編成的にはそれでまとまるかもしれませんが、
現役ドラフトの趣旨を考えると面白くない…。


せっかくなら現役ドラフトの趣旨に合う選手を出したい
ということで名前が挙がるのが太田賢吾。時点で松本友

2選手の23年ファーム打撃成績


太田は全く試合に出なくなったので怪我説がありますが
ファームの成績は毎年のように良く
出場機会に恵まれればワンチャンを掴める選手。

松本友も怪我がち以外は太田と似たような境遇です。
太田の方が成績良いけど。

この2人を出して早い順番で指名され、良い投手を指名する
投手+1/野手-1と また編成上面倒なことになってしまいますので


現役ドラフトで野手を出して投手を取りたいのなら
その分投手枠は空けて、野手を補充しておく必要
はあるでしょう。

現役ドラフトの性質上、
そう上手くいくかは分かりませんけどね。

特に指名順位が遅い場合は投手/野手を選べませんので。

ここまでを整理

・現在支配下投手32名

・+外国人投手1名+近藤支配下で1名=34名

(・現ドラで野手→←投手になると投手35名/野手28名)

・山崎福也獲得枠を考えると

ドラフト含め支配下投手36名で抑えるのはマスト


以上のことを考えると、
現役ドラフトで投手が+1にならない前提だとしても

今年のドラフト会議で

支配下指名できる投手は現状2人

(2人を支配下指名した時点で投手は36名)

・・・あれ? これ冷静に考えると

第二次で投手2人ほど支配下から落ちないか?


Ex.嘉手苅を育成契約切り替え like22年→23年鈴木裕太
+第二次戦力外1名


これで現在の支配下登録投手32名―2名=30名
外国人投手1名+近藤支配下=32名

これなら、

ドラフトで投手を3人支配下で指名したとしても
32名+ドラフト3名=35名

現役ドラフトで野手出して投手増やす/山崎福也枠

どちらも成功したとして、支配下投手枠37名

目標とした支配下36名
山崎福也獲得で上限突破37名

に収めることができます。

現役ドラフト、山崎福也
どちらでも投手を補充できなかった場合
支配下投手35名のままですが

その時は戦力外から投手を選べばよいでしょう。

ここまでを整理(野手編)

野手29名(+岩田)
ドラフト本指名できる野手は2人

現役ドラフトで野手を出すことを考えるなら
3人の指名したい。


というか、そもそも

本音を言えば支配下野手は32名くらいはいてほしい

ですよね。

「人が足りないから、育成捕手が内外野を守ったり
松本直樹がファーストをやるのは編成上仕方ない」

とか感覚がマヒしちゃってますけど、
30-31人しかいないからこんなことになってるわけで。

フェリペには申し訳ないですが、
西浦移籍+外野手,育成捕手の相次ぐ怪我の影響
ショートと捕手含めいろんなところができる
独立リーガーを緊急補強した編成って
冷静に考えてマズイでしょう。

戸田の寮が足りないから物理的に無理
ってのは分かるんですけどね…。

数年後には茨城に移転が決まっているわけですし、
その頃にはこの状況が改善されているのを願います。


ドラフト指名 投手/野手比の結論

本指名で2/3の5人指名

(第二次で支配下投手が減らない
/現役ドラフトで野手出すOR第二次で野手戦力外出す前提)

次点で3/3の6人指名

(嘉手苅育成契約or誰かしら第二次戦力外前提)

次点で3/2の5人指名

(現役ドラフトで野手出さない前提)


+育成で投手2-3人,捕手1人

・シーズン開始時点で育成投手は5名

育成は現在3名(近藤,沼田,下)
&近藤支配下前提なので実質育成は2人

→育成で投手を抱え直す枠は十分存在する


・育成捕手の松井聖を切っているので補充の可能性は高い

これが、編成を考えたときだけの理想です。

ただ、

今年のドラフト市場を考えると3/2になりそう


理想は2/3か3/3なのですが、
後述するドラフト戦略を考えたときに

今年のドラフト市場を素人目から見た際
野手を3名美しく指名できる気があまりしませんでした。

支配下を4人でとどめることはほぼ無いと思うので、
なんとか支配下投手を3人指名できる状況に動かしたうえで

今年は大人しく投手を3人指名、
野手不足は戦力外拾いでなんとか補いつつ、
怪我人を出して野手がいないと来年も困りながら
野手を揃えるのは来年以降にしよう

と割り切る必要性もあるかなと思い始めました。


上記と最新情報を踏まえたドラフト戦略案

以前ドラフト戦略記事を出していて、
基本はその通りなんですが

今回はここまでで提示した人数に絞った上で
改めてシミュレーションをしていきましょう。

1位は大卒投手の方針大本営サンスポ様が出されているので、
とりあえず今回はそこに従おうと思います。


そこで、大学生投手を1位で行くなら

2位は絶対に野手


これだけは譲れません。

野手を推している理由はこちらのnoteで書いた通り。


具体名を挙げるなら、

真鍋彗(広陵),度会隆輝(ENEOS),上田希由翔(明治大)
明瀬諒介(鹿児島城西)の評価が高いなら明瀬も。


ただ、2位で上段の1人でも残っていれば神展開と言ったところ。

明瀬は場の流れ次第ですが残っている気はしますね。

1位2位で野手を取らなかったら
下馬評の高い野手はかなり高い確率で
ヤクルト3位までに消えている
と思うので、

僕の悲願である野手プロスペクト確保の質
間違いなく下がります。
(あくまでドラフト前の素人格付けランキング内での話)

武田陸玖(山形中央)も横山聖哉(上田西)も
百崎蒼生(東海大熊本星翔)も消えているでしょう。

(ワンチャン百崎残らないかな…高校生ショート早く消えそう)
(武田も身長懸念されて3位に残らないかな…)

3位に上澄みの野手が残らない想定をしたとき、
2位までに野手に行かない選択肢を取らない理由がありません。

2位で1位級のスラッガー系が残らないのなら、

2位横山聖哉(上田西高)が現実的か

181cm85kg、投手兼任最速149㌔の大型内野手。

横山2位でも全然オッケーだと言える根拠は、

戸田軍のショートがガラ空き


これが挙げられます。

二軍のショートというポジションは
やはり 若くてチーム内でも有望な選手に守らせたい場所。

今本職ショートのヤクルトの若手は
長岡,武岡,元山,小森の4名。+奥村(28),三ツ俣(31)。

そのうち長岡は一軍の正ショート、
武岡は来年長岡からショートを虎視眈々と狙いつつ
セカンドサードの守備固めとしても必要で
今後一軍を離れることはまぁ無いでしょうという選手。

そうなると下の若い本職ショートは
元山,小森しかいないことになります。
(元山はしばしば一軍に帯同しますが)

小森は怪我が多く今季も8/1以来二軍出場無し。
(フェニックスには帯同するみたいです)

元山も9/3を最後に試合に出ていません。
(フェニックスも帯同せず)


なので8-9月は奥村三ツ俣がショートを守ったり
赤羽北村といったショートが本職ではない選手
練習も兼ねてか守ることが多かったですね。

これってとても もったいないことだと思います。

そもそも、元山,小森の2人自体
他球団に誇れるプロスペクトか?
という話になるとなんとも言えません。

野手の人数を多くできないヤクルトが
二軍の試合を円滑に回すため
というかなり後ろ向きな理由も含めて、

やはりショート、
特に高校生ショートの必要性が高いんじゃないか
と思うようになりました。
(ヤクルトは高校生野手を育ててナンボなので)

(あと今年に関しては大学生が長岡・武岡と同い年
ここで二遊間を指名するとダダ被りになってしまう)

というか、西浦,廣岡とショートが抜けているわけですから
ショートの絶対数が足りないなんて至極当たり前のことですよね。

以上の理由から、
1位でスラッガーに行かず2位までに指名できないなら
横山の指名を最優先にするのもアリでしょう。

将来的な横山コンバートはアリ

ガラ空きショートで横山を大きく育てたいというだけで、
将来的に違うポジションに移すのは大いにアリです。

長岡が正真正銘源田級のショートになっていたら
ショートから動かす必要性がありませんし、
(もちろん横山との競争にもなりますが)

(あとは2位横山が実現したとしても、
来年のドラフトは宗山(明治大)に行ってほしいし…笑)

その時はセカンド、サード、外野
コンバートを考えても良いでしょう。

それでも、
若いうちにショートで鍛えておく価値はありますから。

山田哲人選手も川端慎吾選手も元はショートですからね。

無論、横山が攻守に坂本クラスまで育てば
長岡をセカンドに移動させたり控えにしたりも考えられますし。

また、2位で横山を指名しなかったとして、
3位に百崎が残っていたら指名しておきたいと考えます。

横山と比べたらスケールは落ちますが、
高校生ショートとしては申し分ない選手です。


本音を言うなら2位武田陸玖(山形中央)がいい

今年のNo.1推し選手です。

2年秋の東北大会vs東北高を見て
投打,フィールディングが天才的すぎると一目惚れ。

夏の山形県大会決勝も全部見ていましたし、
U-18壮行試合現地で武田陸玖をガン見していました。

ぜひぜひ二刀流プランでヤクルトに来てほしい。

打撃評が高いのも知っていて、実際凄いと思いますが
個人的には投手能力もかなり買っているので…。

1位大卒投手で真鍋,度会,上田希が2位で残ってないなら
横山(か武田の択)。

1位大卒投手2位武田も状況次第では正解寄りだと思うんですよ。
橿淵さん、ぜひ2位は武田陸玖でお願いします♡


1-2位投手で行った場合

いや、流石に無いと思うんですけどね。(分からない)

この場合、
佐倉侠史朗(九州国際大付),森田大翔(履正社),仲田友仁(沖縄商学)

このあたりによほど能力を買っている選手がいて、
それらを3位で狙う(と思いたい)。

というか、2位で横山を指名した場合
3位で一,三塁型を狙うのも無くはないんですよね。
よっぽどスカウト評価の高い選手がいれば、ですが。

流石に今年の市場なら投手優先が安パイです。


1-2位投手/野手の場合の3位3パターン

3位は残っている投手から
年齢関係なく1番評価高い投手行っちゃえよ!

OR

(1-2位で度会か上田希か横山に行っているなら)
佐倉侠史朗(九州国際大付),森田大翔(履正社),仲田友仁(沖縄商学)

OR

(1-2位で真鍋か明瀬に行っているなら)
(百崎,武田,)廣瀬隆太(慶應大)

1-2位で二遊間候補を抑えている場合のみ
3位で第二群寄りの高校生一,三塁を指名可能

という考え方にしました。

4位で高校生捕手に行くかずっと迷ってる

野手まだ1人しか指名してない&残っているなら
・宮崎一樹(山梨学院大)

・高校生捕手
・投手

になるわけですが…。

高校生捕手って必要なんでしょうか?
最近こればっかり考えてます。

…こればっかりは嘘です。

捕手の人数は今くらいが平均ではある

23年 戦力外発表前 各球団捕手の人数

育成含めて7-8人程度が平均的です。

ヤクルトは中村-古賀-内山ラインが盤石すぎる
何より内山(21)がどう考えても正捕手になる
+その頃も中村古賀が控えになり得る

この状況で内山の3個下の代から
急いで捕手を補強するかなぁ?

って思うんですよね。

古賀-内山すら4歳離れているのに。

今年の候補で言うなら

堀柊那(報徳学園),鈴木叶(常葉大菊川)
藤田悠太郎(福岡大大濠),寺地隆成(明徳義塾)

この4人だと思いますが、
僕の予想だと全員4位以下。

この中でよっぽどスカウトが
「ほしい!」と思う選手がいる
のなら
4位あたりで指名してもいいとは思いますが、

「そろそろ高卒捕手ほしいな…せや!」
的なノリで高校生捕手を指名するのは危険です。

5-6位で残っていれば…で考えても
問題は無いポジションだとは思います。
それでもスカウトの目次第。


ただ、こうも考えられるんですよね。

投手の指名しすぎができない今年こそ支配下捕手補充のチャンス


投手偏重という編成の関係で
支配下投手を補充しすぎてはいけない
という命題がある以上

ある程度本指名を野手に割り振る必要性があります。

そこで、今のうちに高校生捕手を補充しておくという考え。

内山壮真の控え捕手ができれば御の字
という期待感が持たれる次世代捕手を
いつ補充しておくか?は地味に難しいところ。

今年じゃない、今年じゃないなんて言っていたら
内山と次世代高校生捕手の差が7歳になりました~

空きすぎて上で使える捕手が足りないので
仕方なく大学/社会人捕手を慌てて指名しま~す

なんてことになったらそれはそれでダメですよね。

支配下で投手に行きすぎることが難しい今年
4位で候補内から1番よさそうな捕手を指名しておく

これが5年後を見たときの
無難な選択肢のような気もしてきました。

4位で高校生捕手に行くなら、
3位で良い投手に行っておきたいな…。

育成で長身の高校生投手

以前のドラフト戦略noteに書いているので省略。


上記を踏まえたドラフト指名複数ルート

【無難にまとまるルート】

【真鍋(明瀬))残ったルート】

(4-5位で球団お気に入り投手いればそちら優先もアリ)

【上田希由翔か度会残ったルート】

(4-5位で球団お気に入り投手いればそちら優先)

※2位で二遊間選手を取った場合のみ
佐倉侠史朗(九州国際大付),森田大翔(履正社),仲田友仁(沖縄商学)
宮崎一樹(山梨学院大)のうち
スカウトが推す選手が残っていたら指名を検討


【早坂が好きな選手集めていいなら】

神ドラフトで草w


【全てに共通】

投手3/野手3なら6人であっても指名しやすいと思うので
(理由は前述済み)

6位指名まである場合
このバランスになるように指名すると予想できます。

どの選手がどう評価されているのか
特に下の方の選手は全く分からないので
今回は5位指名までの想定にしてみました。

(比較的高い確率で支配下は5位までになると予想してますが)


終わりに

編成の人数を他球団とも照らし合わせながら
ドラフト外の補強も考慮しつつ考えると

ドラフト指名選手はだいたい何人くらいだなあ
っていうのが大体想像できて面白いですね。

6人くらい毎年新しく指名してほしいところですが
さてさて今年はどうなるでしょうか・・・。

ドラフトまでに他球団の情勢もチェックしながら
もう1本くらいnoteを書ければなと思います。


このnoteも9000字近くになってしまいました、
ここまでお読みいただきありがとうございます!

ここ数本のnoteすべてに言えることですが
これを書くのにかなりの工数を割いているので
次のモチベーションのためにも

今回のnoteが面白い!よくできてる
と思っていただけたら

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