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366日間、ありがとう。


今週も日記を書きました!4月1日分から1年間続けてきましたが、3月末の今日でこの形は終わります。また再開する可能性もありますが、いったん最終回です。今週は今日の分までまとめて公開します。

■ちいかわ回転寿司
■真っ二つになったセラミック
■小さな常識とらわれて生きている
■虚しいから書き続けられそう
■夫が土産を買ってくる日
■外に働きに出たいモード
■ガーン。
■変な方を向いた自販機
■366日間、ありがとう
の9日間です!



■3月23日(土)ちいかわ回転寿司
ちいかわの下敷きにいざなわれて、くら寿司へ行く。お会計2500円につき、1枚もらえるとのこと。うちは夫が食細め、わたしもいつも7〜8皿なので、2500円いくかな?と思っていたが、外食でやたらと客単価を上げたがる男である夫(参考)が、ラーメンや唐揚げなど400円台のメニューを積極的に注文しており、余裕で越えた。かわいすぎる下敷きに大満足し、お腹をさすりながら店を出た。


■3月24日(日)真っ二つになったセラミック
しなしなのコロッケを食べていたら、何年か前に奥歯に入れたセラミックの詰め物が取れ、そのまま運悪くがりっと噛んでしまい、真っ二つに割れる。まじかあ……頭の中で『開運!なんでも鑑定団』のオープン・ザ・プライス風にセラミック代を想像する。最近は歯医者に行っても「よく磨けています!歯周病もなくよい状態です!」と褒められるばかりで安心していたのに、また治療か。労働しなければ。


■3月25日(月)小さな常識とらわれて生きている
わたしはかつて働いていた会社で、とにかくクイックレスポンスを叩き込まれた。メールはどんなに遅くとも24時間以内に返信するのが社会人の基本だと教えられたから、それが当たり前だと染み付いていて、このところ仕事関係でやりとりしている方から2~3日メールが来ないと、返ってこない~おそい~~~と思っちゃう。と夫にぼやいたら、「それは元いた会社の文化であって、すべての社会人がそうじゃないから、別に2~3日来ないくらい待ったらいいだけ」と諭され、わたしはおそらく自分の経験してきたいくつかの狭い環境たちの常識を世の中の常識と勘違いしている節があるなあと気づく。そうこうしてたら元会社の人からメールが来て、すさまじくレスが早くて笑った。


■3月26日(火)虚しいから書き続けられそう
とんでもなく虚しくなって、虚しさを埋めるために何か書こうと思った。いつもそうだったように思う。文章を書くのが好きだと初めて自覚した頃も、わたしはずっと虚しかった。満たされない部分を文字で埋めるようにして、言葉を探した。満たされない限り、書き続けられると思う。


■3月27日(水)夫が土産を買ってくる日
20時前に夕飯を食べて、すぐ歯磨きをしようかなと思ったが、待てよもうすぐ夫が出張から帰って来るぞ…お土産を買ってきてくれるかもしれない…と期待してやめる。そして21時過ぎに我が家に「めんべい」がやって来た。めんべいは好きだが、今の気分ではなかったので歯磨きをして、明日の楽しみに回す。夫が土産を買ってくるのは、その出張がたのしかったときなので、おそらく今回の出張はたのしかったのだろう。


■3月28日(木)外に働きに出たいモード
このところ、家にずっといることの心地よさを、孤独感が上回るようになってきた。春っていうのもあると思う。不定期でやってくる「フリーランスも主婦もひとりでしんどいなあと思う期」。わたしの場合、これが加速していくとメンタルがまずい状態になると過去の経験からわかっているので、ちょっと外に出て人と話た方がいいかもしれない。週2~3日だけでよくて、フレックスタイムOK、ライター・編集周りの仕事で、特別高くなくていいけど安くもない給料で雇ってくれる会社ないかなあと、わがままな条件を頭いっぱい並べて眠った。


■3月29日(金)ガーン。
とある会話の流れで、夫が「まあ、〇〇ちゃん(わたし)を好きになる変わり者の男の人はそんなにいないからなあ」と言うもんで、(ガーン)という古めの効果音が鳴りやまない。悔しくて、「そんなことないよ!?わたしだってさ!!…」と過去のすくない事例を取り出してあれこれ言い返せば言い返すほど虚しくなり、しゃべるのをやめた。そうか、わたしを好きになる人は変わり者で、そんな人はめったといないのか。ガーン。


■3月30日(土)変な方を向いた自販機
やってしまった。外出先で「なんだか変な方を向いた自販機だなあ」と思いながらペットボトルのお茶のボタンを押した瞬間、「待ってぇええ…!あぁぁ…」と、落胆するおじさんの声。自販機の補充作業中だった…。思いっきり自販機を開いて補充作業中に、お金を入れ、ボタンを押してしまった。困った顔をする補充スタッフのおじさんに「ごめんなさい!気づかなくて!!!」と頭を下げながら、とても恥ずかしい。勢いよく地面に落ちてしまったペットボトルを、おじさんは新しいものに取り変えてくれようとしたが、どう考えてもわたしのミスなので、「落ちたやつでいいです」とそのまま受け取る。


■3月31日(日)366日間、ありがとう
書き始めた頃は、日記の日はあまり読まれなくて「まあ、わたしに起きるできごとなんて人は興味ないよなあ」と思っていたのに、次第に読んでくださる方、コメントをくださる方が増えて、そのおかげでたのしく続けることができました。自分の内に秘めておく日記ではなく、人に読んでもらう前提で書く日記。ちょっと見栄を張りたくなり、おしゃれな日記に憧れたりもした春。自分の暮らしの地味さを自覚して開き直った夏。登場人物がほぼ夫しかいないことが恥ずかしくなってきた秋。頭で考えなくたって、日記が書けるようになった冬。何が起きても起こらなくても書き続けたことが、ささやかな自信になりました。4月からはやや形をかえようかと考え中ですが、また気分次第ではこの形で復活するかもしれません。とりあえず、一区切り。たのしかった!1年間、ありがとうございました!


おわり

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