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静岡新茶『草枕』、ティーバッグでいかが?

さてさて2022年静岡新茶もシーズンたけなわでございます。
いつもお世話になっている初美園さんもさぞかしテンテコ舞いでございましょう。

創業安政六年、六代目店主の時代になり、今年はティーバッグの新茶があるとのこと、さっそく飲んでみました。
私は初美園の棒茶『草枕』で育ったようなもの、新茶ももちろん『草枕』、子供の頃からずっとそうでした。

そう、今回ご紹介したいのは敢えての棒茶!
敬遠する人もいるようですが、是非飲んでみていただきたいのです!
そして飲むなら草枕!

棒茶については、以下初美園HPより、

棒茶は別名くき茶とも呼ばれますが『くき』茶といっても、くきだけが入っている訳ではありません。お茶の製造工程で葉、くき、芽などに選別するのですが、本当にくきだけではなく、葉の部分も一緒に入ってくるんですね。この一緒に入ってきた葉が、100グラムで○千円のランクのお茶なのです。逆に言うと、くきの部分が入っているが為、値段的にお買い求めやすくなっているんです。

初美園HPより

さっそく煎れてみました。敢えての100均セット。
深蒸し茶です。濃い緑色、とろっとした旨味甘味、そしてこの時期特有の鼻に抜けるような爽やかな青み。あぁ、今年も美味しい新茶飲んだぞという満足感に浸りながらベランダに出て五月の風に吹かれる・・・。

新茶を1年分買って冷凍庫に保存している人もいます。風味が落ちることもなく、いつでも新茶が楽しめるそうです。

ずっと以前、初美園に『忘我』というお茶がありました。なんてステキなネーミングなんだろうと感心していると、当時の五代目店主に「お茶の名前はあまり深みがないほうがいいんだよ。草枕くらいが丁度いい。」と言われてしまいました。『草枕』は初美園でつけた名前だそうです。



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